呉東組我聞会 4月例会

4月28日(金)

今夜は川尻光明寺にて我聞会例会。

50歳までの勉強会。 20代後半から勉強させていただいたこの勉強会も、来月50を迎えるので、今日が最終。。。

入った頃は『三帖和讃』の輪読。

それが終わって、今の『蓮如上人御一代記聞書』を二話ずつ。

あれから20年ほど経って、今夜の輪読は(220)(221)。

(220)は、お寺は親鸞聖人のお留守をお預かりしているという話。

(221)は、黄袈裟・黄衣を着用されている善如上人・寂如上人の御影像の包み紙に「よしわろし」と書かれたとの話より。

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法話では、花まつりの話を聞かせていただく。

「卯月八日(うづきようか)」。

お釈迦さまの誕生日は四月八日。

でも、これは旧暦。 アジアでは、5月の満月の日と聞き、また、韓国でも5月。 クリスマスは知っていても、花まつりは知らない人も。。。

先日、広島別院に行ったとき、本願寺出版から出た、あまんきみこさんの『花まつりにいきたい』という絵本を買った。

その本の最後に、

保護者の方へ 花まつりは、お釈迦さまの御誕生をお祝いする仏教の行事です。日本では四月八日とされ、全国のお寺で行事が開催されます。 お釈迦さまは、今から二五〇〇年前のインドに生まれ、さとりを開いて仏教の教えを広められた方です。生まれてすぐに七歩あるき、右手で天を、左手で地を指さして、「天上天下唯我独尊」とおっしゃったと伝えられます。これは、「私のいのちは、天にも地にもたったひとつしかない、尊いものである」という意味です。このとき、天から花びらと甘露の雨が降りそそいだとされることから、花まつりでは、誕生仏に甘茶をかけ、お釈迦さまのご誕生をお祝いします。 あらゆるいのちが、それぞれたったひとつのかけがえのないものだということを、花まつりを通してお子さま方に伝えてあげてください。

クリスマスと花まつり。 同じことを求める必要もないのかな。

花まつりは、「それぞれたったひとつのかけがえのないいのち」と知るご縁となれば。

我聞会で長い間、お育ていただき、なもあみだぶつ。

2017年4月28日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(110)

4月24日(月)

今朝も青空。

校庭には、ツバメとコシアカツバメが悠々と。

広南小学校の読み聞かせ。

担当は4年生。

読んだ本は、

『されどオオカミ』(きむらゆういち 作・絵)

映画化もされ、数々の賞を受賞した『あらしのよるに』。

オオカミのガブとヤギのメイの物語の原作者、きむらゆういちさんの「あらたなオオカミの世界」。

オオカミは バートルたちが かっている ひつじ にわとりを つぎつぎと おそう。 バートルは ふるえた。 オオカミを にくんだ。 そして バートルは オオカミの ボス、タオに たたかいをいどんだ。 しかし、バートルは なかなか タオを たおすことが できない。 ついに たたかいは・・・ にんげんと オオカミの そうぜつな たたかいの さきに あるものとは?

  あれはてた そうげんを みわたして、 にんげんたちは やっと じぶんたちの おろかさを しった。

「おろかさ」を知る。 子どもたちにとって、「おろかさ」ってどんなふうにうつるのかな。。。

みんな静かに聞き入って、最後に「オオカミが人間に撃たれたところが悲しかった」と感想を。

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きむらゆういち

この名前に覚えがあるなぁと思っていたら、子どもたちが小さい頃に何度も何度も繰り返し見ていた『いないいないばあ あそび』や『いただきます あそび』の作者だった!

ずいぶんお世話になったのに、まったく絵の雰囲気が違っていたから気づかなかった。。。

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この絵本は、モンゴル絵本プロジェクトの第一弾。

自然と上手に生きてきたモンゴルの人たちだから、日本人の知らない知恵や力を持っている。

でも、モンゴルの子どもたちの多くは、日本の絵本のような文化を知らない。

そんなお互いのことを知ってほしいというのが《モンゴル絵本プロジェクト》だそう。        

2017年4月24日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組ご縁の会

4月23日(日)

今日は青空の広がる良いお天気。

9時、10時、11時、12時と法事をつとめ、ササッと準備を整えてクレイトンベイホテルに。

第11回 呉東組ご縁の会。

春と秋、年に2回開催してきたご縁の会も、今回で第11回。

これまでに4組結婚され、このご縁の会に参加してくださったことをご縁に結婚された話も、風の噂に。

このたびは、年齢を「40歳まで」と変更。

そのこともあってか、申込者がいつもより少なく、男性5名・女性6名で開催。

副組長のあいさつ、重誓偈のおつとめ。

そのあと、オリエンテーションがあって、5分ずつ事前に用意していただいた自己紹介カードをもとにすべての方とお話を。

参加人数の関係で、いつもと違う会場。

丸テーブルに椅子が男女向き合う形でセッティングされてあった。

席に着いておつとめをしている姿を見ていて、隣のテーブルは近いのに、向かい合って話す相手がやけに遠いような気がしたので、男女が90度の位置になるよう椅子を移動して開始することに。

すべての方とお話しし終わると、休憩をはさんでケーキとお茶をいただきながらのフリータイム。

そして、最後に意中の方があれば、紙に書いて提出し、解散。

開票の結果は後日、郵送にてお知らせ。

よいご縁となりますよう。      

2017年4月23日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

松風

4月20日(木)

一昨日、NHKのEテレ、『趣味どきっ!~三都・門前ぐるめめぐり~』という番組放送があった。

【第3回】戦国時代が生んだ銘菓 松風と本願寺

石山合戦で、兵糧代わりに作られたのが、この「松風」の原型だとか。

わすれては 波の音かと思ふなり 枕にちかき 庭の松風 (顕如上人)

本願寺の門前、堀川七条の角にある亀屋陸奥。 こんな話を聞くと、ちょっと見方が変わってくるかな。 せっかくなので、テキストを入手。

 

再放送は、4月25日(火)午前11時30分~11時55分。 見逃された方は、ぜひ。

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それから、開幕から好調の広島カープ。

教区のキッズサンガ部会で以前話の出ていた共命鳥(ぐみょうちょう)。

ふと、そのことを思い出して試作。

双頭の鶴で検索すると、どうやら正五角形の紙で折るとできるらしいということが分かって、PEACEおりがみで何とか。

ただ、正五角形にすると、ちょっと小さいかな。。。

でも、こんなことからご縁ができれば。

安芸教区のシンボル「共命鳥」については、安芸教区ホームページ、また、浄土真宗本願寺派総合研究所ホームページをご覧ください。    

2017年4月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(109)

4月17日(月)

今朝はどんよりと。 広南小学校の読み聞かせ。

学校の桜も散りはじめ、一面ピンクの絨毯に。

今日の担当は新3年生。

読んだ本は、

『いいから いいから 4』(長谷川義史)

先週2年生に「3」を読んだので、今日は3年生に「4」を。 前回は貧乏神。

今回やってくるのは、忍術が下手でクビになった忍者。

いつものように「いいから いいから」と迎え入れたおじいちゃんと、忍者修行の1ヶ月。

おおらかに、今日も「いいから いいから」って。

今日も読み終わった後、しっかりと感想を言ってくれた。

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この本にも帯の裏にいいことが。

ある小学校のクラスで朝の授業に 絵本『いいからいいから』を 読んだそうな。 お昼になって給食のとき、 ある子が給食のおぼんを ひっくりかえしたそうな。 ごはんもみんなとびちったそうな。 そしたら、クラスの子が かたづけを手伝って その子に言ったそうな。 「いいから、いいから」って。 これ、本当のはなしです。 ええはなしでっしゃろ。 「いいから いいから」は かみなりのおやこが 家にやってきて、 おじいちゃんとぼくが 「いいから、いいから」って やさしくもてなしたけど、 「いいから いいから4」は なんとにんじゃが・・・。 世界が平和になってほしいと 本気で考える。 あいことば「いいから、いいから」。 さぁ、両手をひろげて 「いいから、いいから」。 長谷川義史

終わって帰宅したら、突然土砂降り。 これで桜も見納めか。。。

「いいから、いいから」    

2017年4月17日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

野呂山

4月12日(水)

久しぶりに時折青空。

川尻まで行ったので、久しぶりに野呂山へ寄り道。

桜が満開。

鉢巻き山展望台から、写真を数枚撮ってGoogleフォトにアップすると、何ともいえないパノラマ写真の出来上がり。

広南小学校読み聞かせ(108)

4月10日(月)

先週末よりずっと雨かくもり。

今日もどんよりとしたちょっと肌寒い朝。

でも、学校の桜は満開。

今朝は今年度最初の広南小学校の読み聞かせ。

早めに行って、ボランティアの名札を新しくして入れ替え。

今年度初めての担当は、新2年生。

長谷川義史さんの『いいから いいから』シリーズの3と4、どちらにしようか迷ったので、2冊持っていって、どちらがいいか尋ねると、圧倒的に「3!」ということで、 『いいから いいから 3』(長谷川義史作)

以前も一度読んだことのあるこの本。

貧乏神がやってきて、どんどん貧乏になっていくのに、おじいちゃんはいつものように「いいから いいから」と。

とってもほのぼのとした絵本。

読み終わった後に、一生懸命感想をいってくれる。

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この絵本の帯に、良い話が。

友達とそのむすこさん二人とぼくと 四人でおそばを食べに行った。 食べ終わって友達がおごってくれようとした。 ぼくは「あ、ぼくがだす」 といった。すると友達が 「いや、ここはぼくがだす」 といった。 レジの前でぼくたちは、おばはんのように伝票をうばいあった。 そのとき、友達の幼稚園年長になるむすこさんが ぼくにむかっていった。 「いいから、いいから」と。 ここはうちのおとうちゃんにまかしとき、 ということを 「いいから、いいから」 といってくれた。 ぼくは一瞬にして へなへなと脱力した。 その場は笑顔に包まれた。 一言で建前も見栄を緊張もそっと なくなり仲良くなれる魔法の言葉。 「いいから、いいから」。 いやー、これもほんとうにあった ええはなしでっせ、でっせ。 長谷川義史

「いいから、いいから」のたった一言でお互いのこころが和む。

「いいから いいから」 許すこころ、受け入れるこころ、おおらかなこころ、なかなか難しいけど、持てるといいな。

今年もいろんな絵本との出会いがありますように。  

2017年4月10日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

花まつり

4月8日(土)

今日はお釈迦さまの誕生日。

朝8時30分から、住蓮寺で長浜日曜学校の入校式と花まつり。

毎月第2土曜日に開催される日曜学校。

今年はちょうど4月8日と重なった。

今日、お祝いのことばで紹介したのは、金子みすゞさんの話。

先日、子どもたちは坊守と一緒に京都へ里帰り。

何も法務のない日ができたので、日帰りで山口県長門市の仙﨑へと行ってきた。

金子みすゞ記念館まで車で約3時間。

金子みすゞさんがどうしてあんなにやさしい詩を書かれたのか。

いろんな話は聞いていたけど、実際に訪れると、いろいろ感じることが。

金子みすゞ記念館を出て、お墓のある遍照寺まで散策すると、500メートルほどの間に普門寺・極楽寺・西覚寺とお寺が並んでる。

静かな道で、スズメやツバメの声が響き、海に近いこともあって、いろんないのちの存在を感じる。

また、金子みすゞさんも日曜学校に通っていたそう。

自然の中でいのちを、お寺でほとけさまのこころを、そして、実家の本屋で好きな本を読んで。

そんなご縁がととのって、あんな詩が生まれたんだろうな。

ひとつ、ほとけの子は やさしいこころをわすれません。

みんなもやさしいこころで。

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そして、先月5名の子からあずかった花まつりの絵。

これまでチロルチョコの包み紙にしていたが、ちょっと小さいなと、そこに不満を抱いてたので、今年は。。。

キットカットに花まつりの絵!

せっかくの花まつり。鼻をつまんで飲んでる甘茶だけではなぁ。。。

甘いものを食べてお祝いできたらとはじめて何年目かな?

帰宅して、次男は早速箱を開ける。

1箱に3袋入っていた。

一つは自分の。

もう一つは留守番していたお兄ちゃんに。

そして最後の一つは「おとうさん」と差し出されたけど、「お父さんはこれからお参りだから」というと、「ほとけさまに」って。

お参り前にお内仏にお供えして出かける。

「ほとけさまに」の言葉にうれしくなった花まつり。

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今夜は仏教壮年会の例会(総会)。    

広南学園 新学期

4月7日(金)

昨日、広南小学校・中学校、そろって始業式。

小学校では始業式のあと、入学式。 19名が大きく新しいランドセルを背負って、このたび新1年生に。

3年生に進級した次男も元気に登校。

これまで特別支援学級(難聴学級)での勉強だったけど、この春から通常クラスに。

時々隣の教室でほかの子たちと一緒に受けることはあったが、毎日1人で受ける授業が多かったので、3年生からはずっとみんなと一緒に受けたいとの希望で、昨年教育委員会との教育相談。

それで、この春から。

難聴というのは、なかなか理解されにくい。

補聴器をつけても、届かない声もある。

ロジャー(補聴器に無線で声を飛ばす機器)や、コミューン(難聴者支援スピーカー)といった支援機器を使っても、それだけでは。。。

この2年間で、同級生みんながサポートしてくれるようになった。

そんな同級生がまわりにいるから大丈夫と思ったんだろうな。

それでも、まだまだまわりの理解とサポートは必要なので、これからひとつひとつ。

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今日は、広南中学校の入学式。 22名が新1年生。

昨日の小学校入学式のあと、雨がパラパラと。

そして、今日も。 広南学園の今年の共通テーマは、《未来を創る》だそう。

桜の下でそれぞれの新しい出発。

一人一人のよりよい未来となりますよう。    

2017年4月7日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

4月2日(日)

今日は時折雨のぱらつく日曜日。

今夜は浄徳寺にて平成28年度最後の呉東組法中会。

まずは、5月の団体参拝の旅費を旅行社より出向いただいて集金。

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そして、年に3回開かれる呉東組仏教婦人会連盟の連続研修会《やわらか真宗》の修了者に贈られる記念式章が出来上がり、そのお披露目が。

長年続いてきた《呉東組若婦人連続仏教研修会》から、新たな研修会にしようと、《やわらか真宗》と改めて、昨年よりスタートした連続研修会。

これまで修了証を授与していたのを、「何か記念になるものを」ということで、我聞会で話しあってオリジナルの式章を作ることに。

このたびの式章は、坊守の実家「丸西宗教織物」にお願いして、仏教婦人会の象徴である「アソカの花(無憂華)」をモチーフに、上品なオリジナル式章を作っていただいた。

アソカとは、摩耶夫人がアソカの花を摘もうとして手を伸ばしたとき、お釈迦さまがお生まれになったと伝えられ、『アソカの園』という仏教讃歌を婦人会でよく歌うので、婦人会の方にはおなじみの花の名前。

でも、実際どんな花か知らない人が多いかな?

この式章をつけて、これは「アソカって花で、お釈迦さまがこの木の下で生まれたんですよ。

《やわらか真宗》を3回受講したら、この式章を着けられるんですよ。」と、そんなご縁も生まれれば。

 

式章の裏には、「呉東組仏教婦人会連盟 やわらか真宗修了記念」の文字が入り、この式章を着けた方がこれからいっぱいになれば。

今日はこの2月に修了された、専徳寺仏教婦人会からの参加者3名分をお預かり。

今年度の《やわらか真宗》は、6月・10月・来年の2月に開催決定。

みのりのともの輪がひろまりますよう。

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それと、4月23日にご縁の会を予定。

これまでにご縁の会で結婚された方の近況も聞かせていただく。

お子さんの初参式にお参りされたとか、お寺へのご縁がいろいろとあるみたい。

ただいま、こちらも参加者募集中。