永代経法要 3日目

5月25日(木)

朝まで少し雨が残っていたけど、朝席が終わる頃には陽が射して。 今朝の席で永代経法要も御満座。

「なもあみだぶつ」のお念仏に、阿弥陀さまの願い、そして仏となられた先人の願いが込められ、それをいただくご縁。

ちゃんとその願い届いてますよと、「なもあみだぶつ」。

続いて、ようこそのお参りでした。

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法座が終わって、後片付けを総代のみなさんと一緒にして、そのあと臨時総代会。

今年度で総代の任期を迎えるにあたり、人事の確認。

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そして、お昼前に広南小学校3年生が。 今日は地元のゲストティーチャー山根先生から境内でいろいろとお話を。

どうやら、近々私が詳しい話をするのかな?と、そばで聞かせていただく。

住蓮寺、専徳寺、入江神社とまわりながら、地域の歴史を学ぶ。

ちゃんと伝えられるよう、準備をしておかなければ。

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午後から旅行社と来週に迫った呉東組団体参拝の最終打ち合わせ。

無事、「良いご縁でした」と帰宅できますように。  

2017年5月25日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

永代経法要 2日目

5月24日(水)

今日は朝から雨。

週間天気予報、随分前からチェックはしていたけど、いつこんな天気に変わったのか。。。

今日は朝・昼・夜と永代経法要。

朝の席で、「五劫思惟之摂受」のお話が。

五劫。

「寿限無・寿限無・五劫のすり切れ・・・」と落語でもおなじみの「五劫」。

とてつもなく長い長い時間をかけて、というより、それだけの長い時間をかけなければならなかった私の姿。

それでも迷う私に、往き先を。 永代経、先に往かれた方々が導いてくださって、今遇えたご縁を今度は次へ次へと永代にわたって。。。

今朝、お参り来られた御同行より、築地本願寺参拝記念の華葩を。

インクジェットプリンタで、色あせない印刷が出来れば、当山でも出来そうなのにな。。。

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夜席では、根っ子を抜かないと意味がないとの話を。

草の上っ面だけを抜いたところで、根っ子が残っていると、また次から次へと草は生える。

私たちの煩悩も、根っ子が残ってるから、どんどん湧き出てくる。

不断煩悩得涅槃 私たちには根っ子が残ったまんまだけど、それでも阿弥陀さまの願いに包まれて。

明日の朝席で御満座。

足もとの悪い中をようこそのお参りでした。

2017年5月24日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

永代経法要 1日目

5月23日(火)

呉東組仏教婦人会連盟の総会が終わり、夕方、黒瀬へお通夜。

葬儀社を介さずにご自宅での家族葬と、初めてのスタイル。

本来は地域の講中でされているのを、家族葬でするからと、お棺の用意から何から何までご親族で。。。  

 

帰宅して、今夜より当山の永代経法要。

御講師は、三原市大和町 明圓寺 内藤良誠師。

高田専修寺蔵国宝本の浄土和讃、「摂取」の左訓、「摂めとる。ひとたびとりて永く捨てぬなり。摂はものの逃ぐるを追はへとるなり。摂はをさめとる、取は迎へとる」との話より。

どんなに迷おうとも、どうにかして救わずにはおれないぞのお呼び声が私に。

あの手この手でのおはたらき。

ふりかえって、ふと、「あれもそうだったんだな」と、我が身に引き寄せながら。

ようこそのお参りでした。

明日もお誘いあわせてお参りを。

2017年5月23日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟総会

5月23日(火)

今日も五月晴れ。

朝10時から善通寺にて呉東組仏教婦人会連盟の総会。

組内20単位の各婦人会より3名の出席。専徳寺からも3名。

 

午前中は総会と、役員の皆さまによる朗読劇。

朗読劇は、お釈迦さまの前世の物語、ジャータカ物語の『サンジーバのまほう』より。

毎年、続けてこられた甲斐あって、どんどん物語に引き込まれる。

そして、昼食をはさんで、午後から御講師に本願寺のご法要を司る会役者をされていた黒瀬町 西福寺の満田宣也師を迎えて、 『西本願寺の御正忌報恩講について』 と題し、御正忌報恩講にまつわる裏から見た本願寺の姿を紹介していただく。

本願寺の裏話からいろんな本願寺のしきたり等、「へ~」っと初めて聞くことばかり。

「知らなきゃよかった」という話だと困るけど、こうして、「へ~」と聞かせていただくことで、違った目線でご縁を深めることも。

「そうだ 京都、行こう」

どこかのCMではないけれど、「そうだ 本願寺、参ろう」と、そんな気分に。    

2017年5月23日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

親鸞さまの御誕生

5月21日(日)

5月21日 きょうは親鸞聖人の御誕生日です。 このよき日をお祝いいたしましょう。

今日は、親鸞聖人の御誕生日、降誕会(ごうたんえ)。

呉東組では、呉東組総代会・親鸞聖人讃仰会の毎年の活動として、合掌チラシを作成し、この地域の各ご家庭に朝刊の折り込みチラシと一緒にお届け。

表に合掌の文字と法語、裏に上記のご文と、「旅ゆくしんらん」の歌詞。

今年の法語は、組内寺院 浄円寺の桑原浄昭師の法語より。

お念仏のみ教えに遇った者は、知らず知らずのうちに阿弥陀如来のお育てをいただき、いつしか仏前にぬかずいて合掌し、お念仏を称えるようになります。 そして、人生そのものが「ありがとうと生きぬく」ものへと転ぜられていくことになるのです。

どうぞ、目につくところに貼って、お祝いいたしましょう。  

2017年5月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南学園 運動会

5月20日(土)

青空がひろがる中、朝から広南中学校のグランドで、広南学園(広南中学校・小学校)の運動会。

今年は何かが違う?

もくりんさんの幟があちらこちらに。

小学1年生から中学3年生まで、一同に集まっての運動会。

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法事が1件あったので、その時間応援が出来なかったけれど、運動会での一コマを法話。

「〇〇ちゃん(君)、がんばれー!」 と、声援が飛ぶ。 もちろん、そんな声援をみんなにはできない。

我が子、我が孫、そして、友達だったり、身近な子への声援が先。

みんな、みんな、がんばれー! って出来ないものに、仏さまの呼び声はすべてのものに・・・と言われても、ピンとこないかも。

そんな私たちだから、仏さまが身近な方をまず仏とならせ、その身近な方の呼び声として私のもとに届いてくる。

今日の御法事は、その呼び声が届いてるご縁と。。。

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終わって大急ぎで着替え、再び運動会。

午前中の華、小学生の源平応援合戦と、中学生のソーラン。

厳しい練習に耐え抜いて、みんなで作り上げたソーラン。

今年は初めての引き分け。

一色さんにこのたび新調していただいた法被を着て、踊りの後記念撮影。

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午後からの盛り上がりは、1年生から順番に中学3年生までバトンを受け継いでいくスーパーリレー。

さすがに最初はかわいらしく、後半は迫力のあるレース。

最後は保護者も混ざってオクラホマミクサーでおしまい。 今年は赤組の勝ち。

長男の赤組が勝ち、次男の白組が負け。

何とも複雑なところだけど、次男は初めて80m走でゴールテープを1位で切ったことで、ちょっと満足。

帰ってから、「お父さん、お母さんのいるところ、すぐに分かったよ」と、二人から。

かけ声はかけなかったけど、願いは「がんばれ」の呼び声となって届いてたかな。

何はともあれ、お疲れさま。

2017年5月20日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

総代会

5月19日(金)

今夜は総代会。

来月開催予定の門信徒世話係総会に向けて。

遅くまでご苦労さまでした。

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いよいよ5月31日が伝灯奉告法要の御満座。

呉東組団体参拝も御満座参拝に向けて、いろいろと準備作業に追われ。。。

そんな中、昨日、京都の義父より荷物が届く。

昨年10月に伝灯奉告法要へお参りした時の記念品だそう。

中身は重厚なガラスに納められた紅白の金平糖。

あまりにも立派なので、眺めるばかりで開けることも出来ず、はるばると。

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明日は、広南学園(小学校・中学校)の運動会。

長男は赤組、次男は白組。

こちらの紅白、どっちもがんばれ。

2017年5月19日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(112)

5月15日(月)

今朝も青空の広がる良いお天気。

広南小学校読み聞かせ。

担当は5年生。

読んだ絵本は、

『しろいうさぎとくろいうさぎ』 (ガース・ウィリアムズ 文・絵 まつおかきょうこ 訳)

白いうさぎと黒いうさぎはとっても仲良し。

いっしょに遊んでいても、ふと黒いうさぎが座り込んで悲しい顔をする。

「どうしたの?」
「うん、ぼく、ちょっと かんがえてたんだ。」

何度も何度もその繰り返し。  

「さっきから、なにを そんなに かんがえてるの?」
「ぼく、ねがいごとを しているんだよ」
「ねがいごとって?」
「いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ」

子どもたちには、このうさぎの表情がどうやら印象に残ったみたい。

「ラマみたい」と。

アメリカ生まれのこの絵本は、1950年代後半、白と黒が異人種間結婚を連想させるとして、アメリカの図書館では閉架図書となったこともあるそう。

 
そんな時代もあったんだ。。。と、ずっと過去のことでありますよう。

とっても素敵な絵本だから。

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先日5月13日(土)の中国新聞朝刊 呉・東広島版に広南中学校の記事。

2年生の企業学習の一環。 こちらは未来に向かって。      

2017年5月15日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

小坪薬師堂

5月14日(日)

青空の広がる日曜日。

今日は午後から小坪薬師堂へお参りに。

小坪自治会が管理する薬師堂。

年に1回、自治会主催の法要がこの時期に。

螺山にあり、お堂のそばまで車で行けるので、私は車で行くけれど、参拝者のほとんどが徒歩で。

薬師堂ではあるけれど、みんなで正信偈をおつとめし、御文章をいただき、法話。

昨年は鳥の声が響く中での法要だったけど、今年は風が強く葉っぱのざわつく風の音。

法話は、「声」と「音」の違いより。

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法要の後、車の方向転換をするのに、なかなかこのあたりまで来ることもないので、頂上のテレビ塔まで。

『この世界の片隅に』の大ヒットもあって、戦跡がまた注目され、広南中学校でも話が出ていたので、昔の記憶をたどり、砲台跡まで。

小学校の頃に遊んで以来、40年ぶり?くらいなので、確かこっちだったようなと思いながら。。。

たどり着いた。


https://youtu.be/b9mlf78Ca6U

あの頃のまんまではあるけれど、昔あった道らしきものは見当たらず、引き返そうと思ったら。。。

  え??来た道と違う??迷った? 何とか無事。。。

ようこそのお参りでした。  

2017年5月14日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 5月例会

5月10日(水)

午後から仁方浄徳寺にて、呉東組聞名講。

いつものように、正信偈をおつとめし、御法話。

そして、御示談。 御示談は、このたびも役員の方が作ってくださった質問用紙への回答より。

「自分の葬儀式では、家族に迷惑をかけたくない。」と言うお同行がおられます。あなたの葬儀式は、どうしますか?

との質問。

だんだんとこのあたりも家族葬が増えてきている昨今。

「別れを悲しみ、まことをつくした葬儀をしたいと思ってもらえる親になりたいと思います。」
「出来れば自宅でやりたいが、そうもいかないので、ホールで出来るだけ多くの人に見送ってもらいたい。」
「有縁の方々に法にあっていただきたいです。」
「子供にたのんであります。」など。

どう伝えるか、そんな話がいろいろと出てきた。

また、「直葬」の話も。

「直葬」は、「葬」とは付いているものの、葬式はしない。
以前、とある葬儀社の看板に料金が書かれてあって、目がとまった。

会館葬 〇〇円 家族葬 〇〇円 直送  〇〇円 と。

「直送」?と思ったけれど、「直葬」よりも分かりやすいかな。
病院から火葬場への遺体の直送。葬式はしないんですよと。

こんな言葉が出てくると、何とも寂しい感じがするけど、他所ごとではないらしい。

 なかなか死のことについて話をすることは出来ないかもしれないけど、そのいのちをどう生きてどう終えてどうなるのか。

「後生の一大事」。ちゃんと聞いて、聞かせておかないと。

ようこそのお参りでした。      

2017年5月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku