呉東組総代会新年会

1月21日(土)

今日は午後から呉市文化ホールへ。

呉市PTA連合会コーラス発表会に坊守(妻)が出るので、次男と一緒に駆けつけてビデオ撮影。

自分の姿は、自分では見れないから、毎度こうしてビデオに収めて。

広南小学校・中学校は午後の部の2番目。

どの学校もそれぞれ違ったスタイルを披露するが、広南はいつもどおり正統派って感じのコーラスで、『想い出がいっぱい』『My Own Road~僕が創る明日~』の2曲を披露。

どなたさまも、おつかれさまでした。

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先週もこの場所でビデオを撮った。

「広南亭あたりだ」君の落語。 広南のところだけ撮らせていただいていいですかとお願いして撮らせていただき、それを中学校に。 広島弁での「時そば」。

ただいま広南中学校安心ネットにて公開中。

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今夜は、呉東組総代会の新年会が開かれ、総代長さんと一緒に。

お通夜が出来たので、少し遅れて法衣姿で駆けつけると、「忙しいですねぇ」「大変ですねぇ」と、声をかけていただくのだが、いつもいつもこうではなく、たまたまこういう時に限って良いのか悪いのか予定が入ってしまう。。。

今日は中〆の挨拶、浄念寺御住職の「凡夫」の話。

「無慚愧は人とせず、名づけて畜生とす」、その言葉をふと思い出しながら。。。    

2017年1月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 1月例会

1月20日(金)

今朝の中国新聞。呉・東広島版に、昨日の石泉文庫防火訓練の記事。

文化財防火デー。 伝えることも大切なことの一つ。

こうして新聞に載ることで、「こんなことをしたよ」と、家の中での会話に出て来ればいいなと思いながら。

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今日は午後から呉東組、今年最初の行事、聞名講の1月例会が宝徳寺にて。

正信偈のおつとめ、法謙寺御住職の法話に続いて、御示談。

今日も役員の方があらかじめ質問用紙をご用意してくださったものから。

《寺に参ると心(煩悩)が清らかになった。そうならないのであれば、寺に参る意味がない」と言われる意見がありました。どう思われますか?》

この問いに、

「清らかにならないからこそ、繰り返し参り、参れることを喜ぶことも大切だと思います。」
「どれほど聞かせていただいても、それで心が清らかになるほどのきれいな私ではありません。常に聞き、教え導かれながら、やっと生きてゆかれるような気がしてます。」
「一時的にはおだやかになりますので、続けて聴聞したいと思います。」
「煩悩を清らかにするためではなく、煩悩の絶えることのないわが身に気づかせていただく大切な時間と思います。」
「元気で参られたことを喜ぶのみです。」

と、よくよくお聴聞されている御同行の回答。

「清らかになる」、〈清らかにならなければ、往生することはできない〉という教えであれば、「清らかになる」ことが重要になってくるけれど、阿弥陀さまの願いに照らされて、自らの姿を知らされると、煩悩まみれの私がそこに。

でも、阿弥陀さまの願いをいただいた方々の回答を聞かせていただくと、みんな輝いてるなぁ。

「是人名分陀利華」

泥の中から咲く白蓮華。煩悩を肥やしに美しく。

終わった後、3月の委員会(総会)に向けての役員会。

帰る頃には雪がチラチラ。

寒い中をようこそのお参りでした。

2017年1月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練

1月19日(木)

1月26日は、文化財防火デー。

奈良の法隆寺 国宝金堂壁画が、昭和26年1月26日に焼損したことをきっかけに生まれた。

広島県の史跡に指定されている石泉文庫でも、呉市と呉市消防署の主催で、毎年この時期防火訓練を行っている。

長浜小学校と小坪小学校が合併して広南小学校となった年度から、毎年3年生が参加。

だんだんと参加者の高齢化が進んで、参加者が減ってきていたということもあったのだが、ちょうど社会科で消防署のことなどを学ぶ小学3年生が、この防火訓練を通して、地元の石泉文庫のこと、地域の方々がそれを守り続けていることを知り、そして、火災の怖さを含め、消防活動について実際に学ぶことが出来る。

そんな恵まれた機会は、なかなかよそでは経験できないことかなと、学校に話をしたら、こころよく受けてくださって、今回で5回目。

今年も3年生が参加。

午後1時30分、石泉文庫に集合し、文庫に設置された火災報知器等の点検。

午後2時、石泉文庫で「火災発生!」と、火災報知器が鳴り、消防署への通報。

消防隊が駆けつけるまで、初期消火を地元の方が行う。

地元の消防団、消防署員が消防車で駆けつけて、細い道をホースを延長して、消火!

消火活動が終わると、今度は専徳寺境内に場所を移して、天ぷら火災の実験と、消火器の使い方について。

天ぷら油を300度近くまで熱すると、油が燃えてしまう。

そして、そこに少量の水を垂らすと、こんなに大きな火柱が。 水消火器を使った訓練では、「火事だ―!火事だ―!○○さん、119番お願いします!」と、小学生も一人一人。

初めての体験に、まずは、「重たっ!」と、消火器の重さに驚き、そして、あっという間の消火活動。

消火器は、わずか15秒しか使えないのだそう。

まずは、「火事を起こさない」。

でも、「火事が起こったら」、その次の行動を。

ご参加、ご協力、ありがとうございました。        

御正忌報恩講 (3)

1月16日(月)

御正忌報恩講3日目。

今日1月16日は、御開山 親鸞聖人のご命日。 朝席で御満座。

ところどころ、雪が残っているけれど、このあたりはもう寒波の峠が越えたのかな。

このたびのご縁は、四十八願のお話を。

第三十八願、衣服随念の願。

国中の人・天が衣服を欲しいと思えば、すぐに現れ、仏の心にかなった尊い衣服を自ずから身に着けているでしょう。
裁縫や染め直し、洗濯などをしなければならないようなら、私はさとりを開きません。

このたびの御正忌、新しい布袍に袖を通してのお取り次ぎ。 坊守の実家より届いた新作布袍 。

何でも、このたび天然和紙と天然絹を融合させた、軽くて丈夫な「奏繭」という生地を新しく開発したそうで、その生地で布袍を。

話には伺っていたけど、見たことがないので、正直イメージが湧いてこなかった。

でも、これを着てみると、やわらかくて軽くて、そして真っ黒に輝いてる。

これまで着ていた布袍を並べると、今まで黒だと思っていた布袍が、何とも色あせて。。。

私たちの着けているものは、色あせていく。

また、ホンモノの黒を見ると、ニセモノではないんだけれど、そうでなかったんだということが分かる。

光を浴びて、ホンモノに出会う。

何だか、そんなことも思いながら、ちょこっと宣伝。

法座も終わり、後片付けをした後、総代さん方と一緒に昨夜のおぜんざいを。

心配された御正忌も、おかげさまで無事御満座。 ようこそのお参りでした。  

2017年1月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講 (2)

1月15日(日)

御正忌報恩講、2日目。

朝起きると、雪!!!

法座中に雪が積もった記憶がないので、今朝のお参りは、、、と思ってたら、何と雪のなかを20名ほどお参りに。

このあたりは、雪なんてほとんど積もらないので、冬用タイヤに履き替えることがない。

だから、雪が降ったら、車に乗ることが出来ない。

特に寺から大きな道に出るまでのカーブの多い細い坂道は、雪解けも遅いので恐くて。

ということで、法座の後の9時からの七日参りのお宅へは、朝席前に午後からに変更していただくようにお願い。

10時からの広交差点のお食事処での法事には、バスで行こうかとバス停に向かうが、ほとんど利用することがないから、バス停の時刻表を見て。。。

向かいのタクシーは、みんな雪をかぶって今日は休業か。。。

でも、電話でタクシー会社に問い合わせたら、10分ほどで来てくれるということで一安心。

そこで、帰りの予約も入れておこうと電話したら、こんな天気なので予約は受けれないと。。。

法事のあいだ、ずっと次の移動のことばかり。。。

でも、法事が終わり、タクシーを呼んだら、すぐに来てくださった。

そして、今度は小坪へ11時の法事。

また、終わったらすぐにタクシーを。。。

と思っていたら、お参り先のご主人が車で送ってくださると。

今度は歩いて坂をのぼり、12時に長浜での法事。

帰ってすぐに昼食を食べ終わると、ちょうど喚鐘の音。

13時よりお昼の席。 お昼の席は、たくさんお参りをいただいた。

昨日に引き続いて、住職がお取り次ぎ。

このたびは、四十八願について。

第二十一願の、浄土の人・天が、仏の三十二相を完全にそなえなければ、私はさとりを開きません。

三十二相って、一つずつ見てみると、結構おもしろい。
三十二相の中で、扁平足っていうのは、すでに備わってるんだけど、他はなぁとか思いながら。。。

  昼席が終わった後、青空が広がり、一気に雪が溶け始めた。

夜席は、前席・後席の間に、おぜんざいの接待があり、御伝鈔の拝読があり、もりだくさんの大逮夜。

第三十三願、触光柔軟の願。

阿弥陀さまの光に触れるものは、心身ともにやわらぐ。

大変な一日だったけど、何ごともなく、終えることができたことに感謝。

  明日の朝席で御満座。

雪のなか、寒いなかをようこそお参りくださいました。

 

2017年1月15日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講 (1)

1月14日(土)

この冬一番の寒波到来。

朝から小雪が。

10時、11時、12時の法事、そして昼食を終わらせ、呉市文化ホールへ。

くれしん爆笑寄席に、広南中学校より《広南亭あたりだ》君が、午後1時30分より出演するので。

「時そば」を前座で披露。

「前座」といっても、トップバッターって大変なポジションだなぁ。

それでも、クラスメートの声援もあって、ほぼ満席のホールに堂々と笑いを。

最後まで見ていたいところだけど、今夜の御正忌の準備もあるので、前座のみで退席。。。

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そして、夜から御正忌報恩講。

夜席では、トップバッターの持つ大切さ。

48願も、第一番目の願って、大きな大きな意味を持っているという話より。 地獄・餓鬼・畜生のものがいない浄土。

みんな、みんな、そのいのちを輝いて!という願い。

明日の朝は、雪が心配。

朝席は、どなたさまも無理のないように。

ようこそのお参りでした。        

2017年1月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌 (2)

1月11日(水)

今日の朝席で小坪説教所の御正忌報恩講も御満座。

このたびはお天気に恵まれて、心地よく。

昨日に引き続いて48願のうち、11願から18願までのお味わいを。

専徳寺の御正忌では48願までの予定。。。 ようこそのお参りでした。

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午後から呉市文化振興課と呉市東消防署より担当者が来られて、石泉文庫防火訓練の打ち合わせ。

今年は1月19日(木)午後2時より。 広南小学校より3年生が参加予定。

例年どおり石泉文庫で消防署員による消火活動訓練。

場所を専徳寺境内に移して、水消火器を使っての訓練と、天ぷら火災の実験を。

昨年、12月22日に新潟の糸魚川市で大規模火災があった。

その始まりは、コンロに火をつけたまま外出をしてしまったからだとか。

そんなこともあったので、火の怖さを体感できるこの実験をリクエスト。

みんなで守ろう文化財。
平成29年1月26日は第63回文化財防火デーです。

 

2017年1月11日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌 (1)

1月10日(火)

今年は例年よりも長かったように感じる冬休み。

いよいよ広南小学校も中学校も今日から3学期。

そして、今日の昼席より小坪説教所の御正忌報恩講。

このたびのご縁は「願」。

四十八願のお話を。 地獄・餓鬼・畜生のものがいない世界、みんなが光り輝く世界、好きだ嫌いだがない世界。

そんなお浄土でなければ、仏となりませんとの願いが連なる。

その願いを聞かせていただくと、いかにその反対の世界を私たちは生きているのだと。。。

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今年はいつもよりも暖かい御正忌に。

小坪説教所もいつもの姿。

ただ、去年と違うのは、階段に手すりがついたところかな。

手作りの手すりには仏さまが彫られ、そして「他力回向」の文字。

手すりを持って上がる方も下りる方も、自らの足で上がり下りしているけれど、いずれもいずれも仏さまのご縁に導かれて。

願いの中でのご縁に、ようこそのお参りでした。

明日の朝席で御満座。

暖かくしてお参りを。

2017年1月10日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 新年互礼会

1月8日(日)

今夜は仏教壮年会の新年互礼会のため、いつもより1時間早い6時30分よりスタート。

 

今日は冷たい雨の降る中、仏教壮年会会員の奥さまのお葬式が本堂で営まれた。

互礼会の中でも、そのお話が。

最近は、お葬式が会館葬中心になってきている。

その理由の一つは、隣近所に迷惑をかけたくないから。

昨日のお通夜では、仏教壮年会会員の方が駐車場係をしてくださり、お通夜が終わった後、仏教壮年会の皆さんがお通夜のおつとめをする。

本堂でする時は、隣近所だけでなく、たくさんのご縁のある方がお参りをされる。

中には、椅子持参で来られる方も。

「お寺をどんどん使っていくことで、次の世代にもお寺に参ることを示していかなきゃ。」 と、そんな言葉がちらほらと。

壮年会で準備してくださった除夜会の竹あかりも好評で、来年はもっとたくさんとの話も。

会員数は年々少なくはなってきているけれど、お酒をいただきながら、ありがたい言葉を頂戴する。

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今日は、京都の花びら餅をおやつに。

裏千家の初釜にはこの花びら餅をいただくのだそう。

何ともいえないこの時期だけの味をいただいて。。。

ちょっと冷えてきてるので、風邪などひきませぬよう。

明日から本願寺ではいよいよ御正忌報恩講。

こちらは小坪説教所が10日昼・夜、11日朝席と。

そして、専徳寺では14日夜席から16日朝席まで、いずれも住職自勤。    

2017年1月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

南極の石

1月4日(水)

穏やかな正月3ヶ日も終わり、本堂の荘厳も片付いた。

今日は昼から広南中学校へ石を運んで。

昨年、呉で南極砕氷船しらせの一般公開があった際、「南極の石」が展示してあった。

 

こうしてわざわざ展示してあるからには、そこら辺に転がっている石とは、きっと違った石に違いない。

とは思うのだが、あんまり興味のない分野なので、、、。

昨年、広南中学校が『学びの変革』パイロット校として、「火山活動と火成岩」をテーマにいろんなことをされていたこともあり、専徳寺の境内にある南極の石も、学校の岩石園にある方が石として輝けるのではないかと思い、先月学校へお話をして、ようやく今日。

何かのお役に立てますように。

2017年1月4日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku