呉東組聞名講 3月例会

3月10日(水)

昨年植えた境内隅の薄墨桜。

彼岸頃には花が咲くらしいのだけれど、一向に気配がなかった。でも、ここに来てちょっとずつ膨らんできてるような感じ。

今日は久しぶりの呉東組聞名講例会が阿賀法幢寺にて。

昨年3月例会が中止になったために行なえなかった追悼法要を令和2年度と合わせて厳修。

御遺族の方もお参りされ、組内法中は聞名講お揃いの色衣・五条袈裟を着けて、『阿弥陀経』のおつとめ。

そして、御法話に続いて、御示談。

このたびも役員の方の用意された質問に対する回答より。

今日、こうしてお寺の本堂に参っています。

一、浄土真宗のお寺は、誰のために有り、存在する意味は何なのでしょう?
一、今日、こうして追悼法要を勤めさせていただきますが、誰のための御法事ですか?
一、あなたの後生は大丈夫ですか?

以上3つの質問。

一つ目は、私のため。私のいのち、私のいのちの行く末、阿弥陀さまのおこころを聞かせていただくため。
二つ目は、私のため。
三つ目は、阿弥陀さまにおまかせしてあるので〈大丈夫〉。

と、日頃からお聴聞されている方がほとんどなので、しっかりと回答してくださった。

 

お寺へお参りする意義を改めて感じることとなったこの度のコロナ禍。

広島県内での感染が少しずつ収まってきているので、もう少し気をつけながら。

ようこそのお参りでした。

2021年3月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku