1月21日(水)
朝8時30分、地震・津波を想定した避難訓練。
広南小学校全校児童、自治会・女性会の方々が、小学校から専徳寺境内へと避難。
それに先立って、長浜東自治会の「自主防災会」の皆さんが、リヤカーにいろいろな道具を載せて到着。
上級生が下級生の手をとり、地域の方に見守られながら、静かに速やかに、
最後は地域の方々に向けて、児童から『ありがとうソング』合唱のプレゼント。
今年も何もないに越したことはないが、日頃からの心がけ、声かけを大切に。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
10月17日(金)
今日の中国新聞朝刊。
呉・東広島版に広南中学校の記事。
明日文化活動発表会が開かれ、そこで販売される「ひろみなみロマンクッキー」の紹介。
一箱500円で販売されるこのクッキーの売り上げは、先の豪雨災害の被災者支援に。
発表会に先立って、広南学園PTAには先行販売が行われるということで早速購入。
昨年は宇都宮黙霖の劇、今年は蚊が0研究プロジェクトの劇があるとか。
明日は中学生たちの心が届くといいな。
2月22日(土)
本日、出来上がったばかりの広郷土史研究会が制作した『郷土広町歴史読本』を頂戴した。
地域の歴史を学んでいる広地区の小学4年生と中学2年生に、副読本として役立てて欲しいと、広郷土史研究会が制作。
昨年暮れに、「専徳寺と石泉僧叡(石泉文庫)」と題した原稿を依頼され、対象が小学4年生ということで、4年生の長男が使っている教科書を見せてもらい、それに準じて書かせていただいた。
その他、
「住蓮寺と宇都宮黙霖・木版印刷物遺物」
「善通寺と多賀谷武兵衛(文化新開・多賀谷新開築調)」
「真光寺と大林源蔵(大新開築調)」
広の4ヶ寺の紹介と、それに関連したことがいろいろと綴られている。
明治時代、日本一の模範村と称された広村。
その当時の広村の村是。4項目あるなかの一つが、
宗教を以て人心薫化の中心と為す事
お念仏を中心に、生活が、教育があった。
今は昔。
それでも、そのことを伝えられたら。
まもなく、広地区の小学校4年生に配布されるそう。
12月28日(土)
年末にこの冬一番の寒さかなと思うほどの寒さ。
朝から法事で、小坪からの帰りに雪化粧の灰ヶ峰を眺める。
ふと、今年の夏、ここから見える灰ヶ峰の反対側で、全国ニュースにもなった痛ましい事件があったんだなぁと・・・。
大変ショッキングな事件も、時間が経つと忘れてしまっている。
ふり返ることがなかったら、ずっと忘れているかも。
寒くても、沖にはたくさんの漁船が。
そして、寒くても、いつもテトラポットでからだを丸くしているイソヒヨドリの姿。
ふり返ることがなかったら、いつもの姿に、年の暮れということさえ気づかずに過ごしているかも。
今年の漢字は「輪」だったそう。
東京五輪決定、自然災害等への支援の輪が選ばれた理由だったとニュースで聞いたが、「友だちの輪」ってやってた長寿番組がなくなるとニュースになったのも今年だったかな。
ふり返ることって大切なこと。ふり返れるってありがたいこと。
明日もまた冷え込みそう。みなさん、からだに気をつけて。
9月17日(火)
秋空。
窓からさわやかな風が入ってくるようになった。
今日から『ゆるキャラグランプリ2013』の投票がはじまった。
「ゆるキャラ」って何?
と思われる方も多いと思うが、『国宝 阿修羅展』をはじめ、仏像ブーム(?)をひろめた“みうらじゅん”氏が、日の当たらなそうな地方のキャラクターに目を付けた。
第1回目のグランプリが「くまもん」。
九州に行くと、くまもんを見ないところがないくらい“くまもん”だらけ。
ものすごい経済効果である。
そこにこのたび、ご当地広から「ひろげんき君」がエントリー。
広甘藍(ひろかんらん)と呼ばれるキャベツがイメージキャラクターに。
明治17年に当時の広村が大きな台風に襲われ、堤防が決壊し、田畑が海水で水浸しになり、荒れ果てた。
貧困の中にいた広村を救ったのは、アメリカに移住した広村出身の矢口亥之吉さん。
ロサンゼルス沿岸の塩気を含んだ土地で育つキャベツを見て、広村の役に立てるのではと、実家の父へ種を送ってきた。
そこからキャベツの生産がはじまり、海軍へ納められるようになってからは、広村は大変裕福になったのだそう。
ただ、時代の流れで、次第に広甘藍も姿を消していったが、今またその広甘藍が注目され、作られるようになってきた。
その広甘藍がイメージキャラクター“ひろげんき君”として登場。
矢口さんがキャベツを送ってきたのは、家族や故郷を思う心を持っていたからこそ。
このたびの台風で川が氾濫し、大変な被害が出ている。
矢口さんのようにはいかなくても、そこに心を寄せていると、何かのご縁で矢口さんのようなことが生まれるかも。
呉からはもうひとつ船をモチーフにした“てつぞー”がエントリー。
何と、京都からは本願寺門前町のマスコットキャラクター“おりんちゃん”が。
結果はどうあれ、こうしたことが良いご縁となりますように。
8月2日(金)
今日は午後から広島の本通りにあるアンデルセン本店に。
アンデルセン創業者の故 高木俊介氏の夫人、高木彬子さん(現アンデルセン相談役)と、このたび『アンデルセン物語』を書いた一志治夫さん、そして、その本が出来るきっかけとなった水戸岡鋭治さんによる、『アンデルセン物語』出版記念の鼎談が行われたので。
実はこれ、長男が水戸岡鋭治さんの大ファン。
水戸岡鋭治さんと言えば、JR九州の列車で知られるデザイナー。
来年3月まで満席とニュースで伝えられる豪華列車「ななつ星」もこの方によるもの。
そんなこともあって、こんなイベントがあると知り、早速申し込み。
それで、小学校4年生の長男を連れて、2人でアンデルセンに。
4階の受付に行くと、出版記念とあって、紺のスーツにネクタイ姿の男性、着飾ったご婦人の姿。
そんななかに、一応襟付きではあるが、かなりラフな格好の親子・・・。
そんな姿は周りにあるわけもなく、何とも場違いなところに・・・と思っていたけど、今日の鼎談を聞いていると、こんな私たちで良かったんだと。
親が子と一緒に訪れ、その子がまたその子どもと一緒に訪れる。
それがこのお店の求める姿だそう。
長男は0歳の頃からこのアンデルセンに。
確かにここは小さなお子さん連れの家族の姿をよく見かける。
子連れでも、安心して過ごせる心地よいお店。
水戸岡さんの列車もそう。
3世代で乗れる列車というのが、コンセプトにあるそう。
寺もそうありたいもの。
おじいさん、おばあさん、お父さん、お母さん、そして子どもたち。
みんなが一緒に集まって、心地よく感じ、来て良かった、また来てみたいと思うような姿が理想的。
そんなことを思いながら・・・。
念仏の声を世界に 子や孫に