雨のなかの報恩講参り

11月25日(月)

今朝、広南小学校の読み聞かせから帰ると、さっさと着替えて長浜東地区の報恩講参りに。

寺を出るときには土砂降り。

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境内のイチョウもご覧のとおり。

 

今日は12時と13時、2件のお葬式が出来たため、それまでに9件報恩講参り。

最後にお参りしたお宅へは、それまでにお参りさせていただいたお宅のみなさんが集まっており、みんなでそろって最後におつとめし、法話を。

 

以前は、地区地区で最後にみんなが集まっておつとめし、法話をした後、お斎をいただく風習があったが、いろいろ事情も変わって、なくなってしまった。

祖父の代は、毎日毎日報恩講で精進料理のお斎についていたから、だんだん栄養が偏って、目の前を星がチラチラするからと、夜は七輪で肉だけ焼いて食べていたとか。

そんな時代も、今は昔。

 

自分のお宅の報恩講を済ませ、そして世話をされるお宅へ集まって、みんなで報恩講。

大きな声でおつとめしてくださるので、こちらもつられて・・・。

さすがに、葬式では息も絶え絶え。

 

それでも、雨が降ろうと、喉が痛かろうと、こうしたご縁をいただくと心地よくお念仏。

 

帰ったら雨も上がり・・・

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2013年11月25日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

福山法真寺住職継職法要

11月17日(日)

朝から福山法真寺へ。

法真寺の第19世住職 密蔵法師が、祖母 大洲ノブの弟に当たる。

このたびは、その孫に当たる第21世住職の継職奉告法要と本堂修復慶讃法要。

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稚児行列が先に行われ、お寺のまわりをぐるっとまわって本堂に。

朝早くから支度して集まったたくさんのご門徒さん。

沿道には我が子の稚児衣装姿をビデオに収める親御さん。

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法要では組内法中、親戚・友人法中により、賑々しく。

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記念法話は前住職の弟、浄光寺住職 小林章三師。

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ジョン・ミューアのことば、

一輪のスミレのために、地球がまわり、太陽が照り、雨が降り、風が吹く。

より、ご和讃の、

十劫微塵世界の
 念仏の衆生をみそなはし
 摂取して捨てざれば
 阿弥陀となづけたてまつる

のこころを聞かせていただく。

 

先日15日、NHKでもうすぐ公開のスタジオジブリ作品『かぐや姫の物語』主題歌、「いのちの記憶」を歌う大竹市の本願寺派僧侶でもある二階堂和美さんの特集が放送された。

その「命の記憶」の歌詞に、

今のすべてが

過去のすべて

必ず会える

懐かしい場所で

と。

今日遇えたご縁も、また過去のすべて。

過去のご縁がなかったら、今日のご縁はいただいていない。

そして、また会える世界がきっと・・・。

たくさんの方々の姿を見ながら、そんなことを。

 

法要が終わり、午後から少しパラパラと。
準備をされてきた方々の御苦労を思うと、午前中青空がひろがって良かった。

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明日の夜席より今年最後の法座“仏教壮年会法座”。

お誘いあわせてお参りを。

2013年11月17日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 11月例会

11月8日(金)

今日も午前中、報恩講参り。

報恩講は、正信偈を読み、その後『御文章』聖人一流章を拝読。

 

あるお宅で、おつとめが終わった後、

「よく分からないのでお尋ねするのですが、お経を読んだ後、2回目に読まれたのは何ですか?」

との質問。

見よう見まねで頭を下げて聞いてるものの、何が何やらと。

 

お仏壇の脇に掛かっている蓮如上人の御絵像の紹介から、お手紙を書かれて法を伝えられた話をかいつまんで。

聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥

聞けるときに聞いておかなければ。

 

そんなこともあって、今夜の仏教壮年会の例会では、長浜に関することをテーマに。

 

一つは、『妙好人伝』に登場する九右衛門の息子、想四郎と想吉兄弟の話。

先日の秋祭に由来する話ではあるが、なかなか知る機会がない。

そこで、現代語訳にしたものを紹介。

 

そして、昭和28年の長浜衛生協力会の「蚊やハエのいないまちづくり」の話を、写真で紹介。

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会員の方から、船の舳先に化粧をした若者をくくりつけて、遭難した輿居島の方に向けるということは昭和42年まで行われていたとか、昔長浜に劇場があった頃にこの兄弟の劇が行われたとか、入江神社の押し入れに、『妙好人伝』にも登場する絵馬が納められてあるとか、中学生だった頃にこのまちづくりに参加したとか、いろいろと聞いたことのない話を次々聞かせていただく。

 

こうして話が出て来るときに、いろいろと聞かせていただかなければ。

2013年11月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

浄円寺報恩講

11月6日(水)

午前中、広本町の報恩講参り、葬式を済ませ、午後から広駅前の浄円寺報恩講の御満座へ。

今年は法要の導師。

住蓮寺御住職と交替でつとめている導師。
昨年私がつとめることになっていたが、声が出なくなってしまったので、昨年は代わっていただいた。
それで、今年は私の番。

すっかりそのことを忘れていたが、どうもこの時期になると疲労から声が出なくなる。
先日リンパが腫れて心配したが、何とか今のところ・・・。

 

そして、今夜はその浄円寺若院様の結婚披露に出席。

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先月、京都で結婚式と披露宴が行われたそうだが、今日は呉東組、保育所関係、御門徒さんなどへの披露。

新しい風がまたひとつ呉東組へ。

 

また、明日も朝から報恩講参り。

2013年11月6日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

報恩講 住蓮寺報恩講 呉東組法中会・・・

10月30日(水)

昨日と今日、横路地区の報恩講。

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お参り先で93歳の方と一緒に正信偈をおつとめ。

私の読経の声を聞いていると、前住職の声と重なって「涙が出てきそうになりました」と声をかけていただく。

 

み仏を呼ぶわが声は

 み仏のわれを喚びます みこゑなりけり (甲斐和里子)

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そのお宅のお仏壇の上に額に入ったこの写真が。

この写真、20数年前に初めて訪れたインドのアジャンター石窟寺院の涅槃像を撮った1枚。

お釈迦さまへ頭上から斜めに光が当たるよう、カメラからストロボを離して撮ってみたら、何とも穏やかなお顔に。

デジカメなんてものはなく、現像に出してみないと分からない頃の写真だったが、なかなか気に入っている1枚。でも、どうしてこのお宅へ??

不思議なご縁である。

 

午後から住蓮寺の報恩講法要。

浄念寺御住職を導師に、浄円寺様・住蓮寺様と一緒に賑々しく。

お天気でなによりの御満座。

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そして、夜は通夜にお参りした後、広の教法寺にて呉東組法中会。

 

朝9時前に衣を着てバイクに乗って通った道を、夜9時過ぎに同じ姿で帰って行く。

夜のバイクはそろそろ厳しいかな。

 

明日から古新開地区の報恩講。

明日『宇都宮黙霖物語』

10月18日(金)

今日の中国新聞朝刊の呉・東広島版に広南中学校の記事。

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明日、広南中学校の文化活動発表会で、創作劇『宇都宮黙霖物語-旅立ちの章-采女15歳」が開かれると。

15歳の黙霖と同じ年頃の中学3年生が、「采女」という幼名に込められた親の願いを演じるそう。(何と15秒間のCMまで!

 

観たいのは山々だが、今日お聞きすると、上演は11時頃になるそう。

明日は11時に法事の予定が・・・。

 

あとでビデオ観賞となるかな。

時間の許される方は是非ご来場を。

 

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急に寒くなってきて、報恩講でお参りした小坪地区でも柿が色づいてきた。

お互い風邪などひかぬよう、からだに気をつけて。

報恩講法要 3日目

10月16日(水)

報恩講法要3日目。

朝早くからお斎の準備。

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今年もたくさんの方にお手伝いいただいて、おむすびが作られ、パック詰めされていく。

 

専徳寺のお斎は、大きなおむすびと煮染めのセット。

そして、寺でいただかれる方には長浜名物“うどん豆腐”が用意されるが、ほとんどの方はお持ち帰り。

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そのお斎の札は昔から板の札。
現在使われているのは数年前に新調したもの。

 

御満座の昼席では、御開山聖人の前に大きな御仏飯。

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善通寺御住職を導師に、住蓮寺・浄円寺・広真光寺・呉専徳寺より御住職がご出勤。

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賑々しく法要が勤まった後は、『絵ものがたり 正信偈』の誕生秘話なども聞かせていただき、みなさん良いご縁をいただいたとよろこんで、青空のもと“如来の家”へと帰られた。

ようこそのお参りでした。  

2013年10月16日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

おみがき  呉東組聞名講 10月例会

10月10日(木)

一昔前まで、10月10日といえば「体育の日」。

青空のひろがるお天気のなか、午前中は“おみがき”。そして、午後から聞名講に。

 

来週いよいよ専徳寺の報恩講。その前に年に一度のおみがき。

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寺報にも紹介したからか、今年は50名近くの方がお手伝い。

 

手序でに きせる磨くや おとり越 
  (てついでに きせるみがくや おとりこし)

 

小林一茶の『八番日記』に出て来る俳句。

おみがきのことを調べていたら、西山別院のブログに。

 

小林一茶もおみがきしながら、キセルを・・・。
ただ、ついでに他のものを磨いている人はいないなぁ。

この「お取り越し(報恩講)」の季語は冬なのだそう。

まだまだしばらくは汗をかきそうだけど。

 

おかげできれいになりました。

 

午後からは住蓮寺にて呉東組聞名講の10月例会。

今日は報恩講をつとめるので、聞名講で揃えていただいている色衣と五条袈裟を着用してのおつとめ。

まだまだ暑く、冬用の衣で汗だくに。

 

おつとめの後、住蓮寺御住職の御消息拝読、浄円寺御住職の法話、そして御示談。

今日の御示談は、門前の掲示板に貼ってあった法語。

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わたしゃ

臨終すんで葬式すんで

浄土にこころ

すませてもろて

南無阿弥陀仏と

浮き世におるよ

 

この浅原才市さんの法語をどのように味わったらよいのでしょうとのご質問。

法中より、

超世の悲願 聞きしより

我らは生死の凡夫かは

有漏の穢身は かはらねど

こころは 浄土にあそぶなり

親鸞聖人の『帖外和讃』の一文が紹介されてのお味わいが。

 

帰って調べてみると、「臨終すんで葬式すんで」の言葉は、いくつか出てきた。

才市や 臨終すんで 葬式すんで

なむあみだぶつと この世にはをる云々

 

わしの臨終あなたにとられ

臨終済んで葬式済んで

あとのよろこび なむあみだぶつ

 

臨終済んで参るじゃない

臨終済まぬとき参る極楽

なむあみだぶつに済めてあること

なもあみだぶつ

 

臨終来ぬはず 来ぬはずよ 済んでおるもの

臨終済んで なもあみだぶつ

 

今が臨終 わしが臨終 あなたのもので

これがたのしみ なもあみだぶつ

そして、

このあさましが 今娑婆の世で

今親様と遊んでおりますよ

わたしや親様と弥陀の浄土に

遊びとられますよ

と。

ようこそのお参りでした。

2013年10月10日 | カテゴリー : 呉東組, 行事 | 投稿者 : sentoku

宗学院研修旅行 & 仏教壮年会例会

10月8日(火)

台風が近づいている。

ただ、夕方まで雨が降らず、午前中目一杯小坪地区の報恩講参り。

そして、午後からは京都より宗学院のみなさんが、研修旅行で当山専徳寺と石泉文庫を訪問。

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宗学院は大正13年に設立。

その発案者の一人、是山恵覚和上が御自坊の光宣寮より石泉僧叡和上の著述を出版したことによって、それまで異端的に見られていた石泉が再評価されることに到った。

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さすがにこんな曇り空では文庫のなかは真っ暗。

本堂へ主な著述は運んでおいたので、ゆっくりご覧いただけてよかった。

 

そして、今夜は仏教壮年会の例会。

今日は報恩講のご縁でもあったので、金子みすずさんの「お仏壇」の詩をお味わい。

 お仏壇

お背戸(せど)でもいだ橙(だいだい)も
町のみやげの花菓子も、
佛さまのをあげなけりゃ、
私たちにはとれないの。

だけど、やさしい佛さま、
ぢきにみんなに下さるの。
だから私はていねいに、
両手をかさねていただくの。


家にやお庭はないけれど、

お佛壇にはいつだって、
きれいな花が咲いている。
それでうち中あかるいの。

そしてやさしい佛さま、
それも私にくださるの。
だけどこぼれた花びらを、
踏んだりしてはいけないの。

朝と晩とにおばあさま、
いつもお燈明(あかり)あげるのよ。

なかはすっかり黄金(きん)だから、
御殿のように、かがやくの。

朝と晩とに忘れずに、
私もお禮(れい)をあげるのよ。
そしてそのとき思うのよ、
いちんち忘れてゐたことを。

忘れてゐても、佛さま、
いつもみてゐてくださるの。

だから、私はそういふの、
「ありがと、ありがと、佛さま。」

黄金の御殿のようだけど、
これは、ちひさな御門なの。

いつも私がいい子なら、
いつか通ってゆけるのよ。

 

報恩講参りで、午前中ずっと何方かのお宅のお仏壇と向き合っている。

それぞれのお仏壇にお礼をあげながら、いろんなご縁をいただくとき、ふとこの詩を思い出す。

 
 

例会が終わったら、

 
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ちゃんとお供えをお下がりに。

 

台風で心配ななか、ようこそのお参りでした。

報恩講 お参り先で

10月2日(水)

今日も昨日に続き、白岳地区の報恩講。

お参り先の床の間に、いろいろな軸が掛かっているのだが、今日のお参り先で出遇ったのは、

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勧学 大原性実和上筆、「唯可信斯高僧説」。

正信偈の最後、「ゆいかしんしこうそうせつ」と唱えながら、思わず床の間に目が行く。

ただこの高僧の説を信ずべし

お釈迦さまの説かれた阿弥陀さまの教えを私に伝えてくださったインド・中国・日本の高僧方のお言葉を、ただただ信じるのですとの御開山聖人の言葉。

何とも有り難い揮毫だったので、お参りした後に撮らせていただく。

 

また、他のお宅では、終わった後で質問をいただく。

仏壇の上に掛けられている額について。

随分前の本願寺からの記念品と思われる親鸞聖人の書かれた本願文の印影版。

「八十四歳くらいは読めたのですが、その前は・・・?」と。

簡単にではあるけれど、こんなことが書かれているのですよと。

 

それにしても、分かる字で良かった。

短い時間ではあるけれど、こんなご縁があるのも、報恩講かな。

 

昼間はまだまだ汗がだらだらと流れるが、夕方の空はすっかり秋。

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明日、もう1日白岳地区の報恩講。

2013年10月2日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku