ナンセンスを考える

11月12日(日)

昨日、Instagramに投稿。

 
 
 
 
 
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いよいよ来週日曜日、慶讃法要。

御内陣もこの1週間で完成の予定。
真新しい姿となった本堂で初めての法要を迎えるので、どうぞお参りを。

御講師は、三原市明圓寺 内藤良誠師。

駐車場は、広南中学校グランドを臨時駐車場としてお借りしているので、どうぞそちらへ。

 

先日、呉市立美術館に『明和電機 ナンセンスファクトリー in呉』を観に。
その翌日、大和ミュージアムで

世界の見る目がぐるりと変わる?世界的アーティスト明和電機さんの科学とナンセンスの超発想を体験しよう!

というワークショップがあると知ったが、すでにその日が応募締め切り日。。。
ダメもとで応募したら、何と当選。

午前中の法事を終えて、大和ミュージアムへ。

子供対象のワークショップではあったけれど、なかなかこれが面白い。

コモンセンス(常識)とナンセンス(非常識)

「ナンセンス発想法ワークショップ」というプログラムで、ナンセンスなものを自分の中で作り上げていく。

子供たちの発想を聞いてるだけでも、自由で愉快で、何とも楽しい。

 

と同時に、いかに日頃自分がコモンセンスにとらわれ、ナンセンスな発想ができていないか。。。

こんなナンセンスな発想ができるのは、人間だけ。
と言っていたのは昔の話だそう。

今はChatGPT、いわゆるAIがいくらでも作り出してくれる。
そのAIをうまく使いながら、よりよい発想を考える。

 

さぁ、これから1週間。
通り報恩講もあるけれど、法要に向けていろいろと。

 

 

2023年11月12日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会 仏教壮年会

11月8日(水)

今日は朝9時から仏教婦人会、本堂の清掃と報恩講を。

例年12月に行っていた本堂清掃と報恩講。
今年は11月19日に行われる慶讃法要に先立って。

金障子や金灯籠・輪灯などがまだ設置されていないけど、昨日御内陣の御厨子にお戻りになられた阿弥陀さまの前で初めてのご縁。

御内陣は翠簾を垂らし、襖も閉め切ったまま、お掃除をしていただく。

一番大変なのは、サッシにこびりついた汚れ。

このたびは総代長さんと総代有志の2名もお手伝いいただき、みなさんのおかげでスムーズに。

掃除が終わり、報恩講法要をつとめる前に、襖を開け、そして翠簾を上げる。

輝く御内陣に思わずどよめき。

正信偈のおつとめをし、簡単にこのたびのことを説明して、2グループに分けて御内陣へとご案内。

みなさん、綺麗になった御内陣に喜んでくださった。
そして、思い思いにスマホで撮影。

おみやげはコアンドルさんのパンを。

お掃除、ありがとうございました。

 

そして、夜は仏教壮年会。

正信偈のおつとめの後、いつもの例会どおり『歎異抄』の準備もしていたけれど、朝と同様、御内陣の中をゆっくりとご案内。

 

ようこそのお参りでした。

 

御内陣に御本尊おかえり

11月7日(火)

朝から昨日に引き続き、御内陣修復作業。

昨日到着した御厨子が御内陣にお戻りに。

これがなかなか大変だったよう。

そして、ずっと御厨子の留守中、仮の御厨子でお過ごしになられた阿弥陀さまが元の御厨子へと。

阿弥陀さまだけが修復作業に出ず、昨日も撮影をしながら、元の姿に戻られたら逆に浮いてしまうのでは?と心配していたけれど、戻るところに納まって、むしろ輝いて見える。

御本尊の蓮台に赤い玉が。
くすんでいて分からなかったけれど、このたびの修復でここには赤い漆塗りの玉が入っていたから、それを再現しましたと。

以前は金一色だったので気づかなかったのか、波の文様が。

明日は仏教婦人会と仏教壮年会の方がお掃除に来てくださり、報恩講をおつとめ。

そのため、職人さんたちがお帰りになってからその準備。

明日を楽しみに。

 

 

 

 

2023年11月7日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

おかえり御厨子

11月6日(月)

11月に入って連日暑い日が。
今日から広本町の通り報恩講。

4月から修復に出ていた御本尊・御開山・御代前の御厨子などが全ておかえりになる予定だったので、一番心配だったのが雨。。。

朝の天気予報では、午後から雨の予報だったのに、報恩講に出かけようと思ったらすでに外は雨。。。

でも、お昼前に搬入の時には、やんでいたのでホッと。

 

その前に、御厨子に御本尊の阿弥陀さまがお戻りになると、恐らく間近に見ることも出来なくなるので、写真に収めておくことに。

 
 
 
 
 
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特に阿弥陀さまの後ろ姿は今後生きている間に見ることはないかも。

 

御厨子搬入。

御本尊の御厨子は、3つに分かれているので4人でトラックから下ろし、正面の石段を登って本堂の御内陣まで3往復。
これがかなり重いらしい。

 そして、御開山の御厨子。
以前のものは金一色だったのが、このたびの御厨子には少し色が。

これ↑が修復前の御厨子。

 

そして、こちらは御代前(蓮如上人)の御厨子。

そして、↑修復前の御厨子。
漆が塗り替えられ、金箔が押されると、新品のような姿に。

聖徳太子孝養像は

以前の聖徳太子像。

このたび照明を変えたと言うこともあるのだろうけど、以前は薄暗かったのだろうなぁっと。

 

このたびの慶讃法要で、参拝されたみなさんからため息が漏れるくらいのご縁になれば。

 

 

 

 

2023年11月6日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

NHKアナウンサーの防災教室 広南中学校

11月2日(木)

今日は午後から広南中学校で「NHKアナウンサーの防災教室」。

NHK広島局の夕方のニュース番組「お好みワイドひろしま」のメインキャスター、岡崎太希さんによる防災教室。
本来なら夕方の「お好みワイドひろしま」で放送される予定が、岸田首相記者会見が放送されることになったため、「お好みワイドひろしま」が短縮。それに伴い、今日のこの防災教室はここでのみ。

昨日の講演会は午前中だったけれど、今日は午後からと言うこともあって、汗ばむほど。
ほとんど上着を脱いで。

災害が起こった時、大切な方と連絡がついたとして、
その時、あなたはどんなことばを?

そのヒントが、

「命を守る呼びかけ」ポイント
 ①具体的に指示する
 ②安心を伝える
 ③みんなで乗り越える雰囲気をつくる

それをもとに子供たちが具体的に誰に何を伝えるかを答えていく。

まずは「こっちは大丈夫だけど、そっちは?」と、相手にこちらの状況を伝えることで安心を与え、そのあと具体的な呼びかけをする。

 

さすがはメインキャスター。
あっという間の1時間。

 

今日は午前中広白石地区の通り報恩講。

昼前に帰宅すると、本堂に

新調された山号額が。

再びお参りに出て、戻った時にはすでに掛けられて。

以前の山号額がこれ。
このたび新調して、ケヤキに。

これが相当重いらしい。
20㎏くらい?30㎏?
もっと。。。と。

山号の字体は、以前のものをそのまま使用。

このたびの修復で、新たに新調したのは山号額と釘隠し。

少しずつ整って。

 

今夜、長浜は入江神社の祭礼よごろ。

 

 

 

通り報恩講 横路・両谷修了

10月27日(金)

今週は、広横路地区と広両谷地区の通り報恩講。

午後から雷雨の予報が出ていたけれど、午前中は大丈夫だろうとスクーターに乗って。

何とかお参りして帰ったら、「ずっと待っているんですけど、まだ来られないんでしょうか?」と電話。

え??

その地区に同姓同名の方がいて、今日の報恩講を休ませてほしいと電話をいただいたお宅と間違えて受けていたみたいで。。。

急いで支度してスクーターに乗り、そのお宅へ向かうものの、何だか怪しい空模様。

広交差点辺りからポツポツとヘルメットに当たる音。
雨ではなく、雹だ。
急いでヘルメットをかぶったまま玄関に入り、土間にヘルメットを置かせていただいて、仏間へと上がらせていただく。

正信偈のおつとめの最中、外は雷がゴロゴロ。
そして、雹がバラバラッと。。。

お参りが終わった後、スマホで天気予報を見ると、真っ赤っか。

お参り先のご厚意で、雨が収まるまでお邪魔させていただく。

30分ほどして、雲が切れそうなのを見計らって帰ることに。

まだ少しだけパラパラと残っていたけれど、何とか無事帰宅。

報恩講時期に雹なんてあり得ない。。。 

 

帰宅すると、御内陣修復に向けて、人天蓋が戻ってきた。
こちらも突然の雹で搬入作業がストップしていたとか。

まだ今日は瓔珞が付いていないので、雰囲気が違って見えるけれど、瓔珞がない分、龍の存在感が。

この作業をしている時、外陣の畳の上を長いものがチョロチョロと。

 

 

久しぶりに見たニホンカナヘビ。

本堂の中で見たのは初めて。

トカゲなのに「ヘビ」と名づけられた「カナヘビ」。

漢字で書くと、「日本金蛇」とか「日本蛇舅母」。

「金蛇」は分かるけれど、「蛇舅母」で「カナヘビ」??

 

龍は甘露の雨を降らすと言う。

瓔珞は龍の降らせる甘露の雨を表現しているのかなと、ふと。

甘露の雨なら良いけれど、さすがに今日の雹は。。。

 

 

電気工事

10月6日(金)

本堂外陣の新しいLED照明が点くようになった。

 

調光タイプなので、MAXにすると眩しいくらい。

以前の照明が下の写真。

このたびカーテンも取り除いてもらったので、余計に広々と感じるのかも。
以前は敬老会で下の写真のように使用していたけれど、コロナ前の敬老会から舞台を組んで行うことを止めたので。

これまであんまり照明としては目立たなかった金灯籠だけ点けるのも良い感じに。

全く同じことを復活していくのは難しいとは思うけれど、折角変わったのなら、それに合う何かを考えることも必要かも。

 

 

 

2023年10月6日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

今年の広南劇場は凄いらしい

10月5日(木)

今日の中国新聞、呉・東広島版に

広南中学校の文化祭の記事。

来る7日、広南劇場(文化祭)で、午後から3年生によるミュージカル開催。

昨年亡くなられた長浜出身のオリンピアン采谷義秋さんの生涯を。

今年の広南劇場は凄いらしい。

 

昨日は広島別院で安芸教区の慶讃法要があったため、通り報恩講はお休み。
1日あいて、広白岳地区の通り報恩講が本日修了。
このあたりはいつもコスモスの綺麗に咲く時期。

今日のお参り先で、「こんなことお聞きしていいのかと思うのですが。。。」と尋ねられるので、「な、何でしょう?」と。
「お経のCDとかも聞くのだけれど、お寺さんのお経が一番心に染みてくるので、録音して売っていただくことはできませんか?」と。
「・・・ありがとうございます。とりあえず考えさせていただきます」としか。

ほめられると正直嬉しい。
読経とは仏さまをほめたたえること。
正信偈とは阿弥陀さまのお徳、それを伝えてくださった七祖をほめたたえる歌。
そのほめたたえている心が伝わっているとしたら、何とも嬉しい限り。

 

昨日、内陣の両余間にも新しくLED照明がついた。

リモコン式で、昼白色と電球色、また明るさなどが調光出来るタイプの照明。
これまではスイッチ一つでただ単に電気が点くか消えるかだったけど、これからはその状況に応じて照明を変えることができるように。

外陣の照明は吊り下げ型から天井に直付けの照明に。
こちらはまだ配線が終わっていないので、どんな明るさになるか分からない。

扇風機は前のに似た木目調のものだけど、それほど主張せず、本堂全体が広々と感じる。

 

電気工事の進む中、明日から再び小坪地区へ通り報恩講。

安芸教区 慶讃法要

10月4日(水)

今日から6日まで、広島別院で安芸教区親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要。

呉東組からの参拝は、今日の午後の部。

各組の割り当てと人数制限が設けてあり、各寺院3名。

と言うことで、このたびは住職と総代長・総代の3名で参拝させていただく。

 

その前に朝から本堂では大がかりな電気工事。

次々と古い照明器具、扇風機が取り除かれて、

金灯籠だけになった天井は、広く感じる。

 

昼前に寺を出発。

別院境内が駐車禁止のため、近くの駐車場に止めてお昼を済ませ広島別院に。

呉東組でも練習中の「御本典作法」のおつとめ。
そして、深水健司師(四州教区今治組太平寺)の記念布教。
講題は「ご開山聖人ご出世のご縁」

そのあと、記念行事 二胡奏者「ジャン 曉艶ショウイェン 演奏会」

最後は広島雅楽会の雅楽と二胡で恩徳讃の合奏。

良い天気で少し汗ばむ陽気の中、久しぶりに別院での大きなご縁。

 

帰宅すると、まだ本堂では工事中。

 

本堂で天井を眺めていると、ガサゴソ天井裏から音が聞こえてくる。

「まだ作業されているんですか?」

と尋ねると、

「照明つけてしているから、見られます?」

と言われ、カメラを取りに帰り、脚立を登って天井裏に顔を入れて撮影。

ライトがついているとは言え、屋根裏での作業は大変。

ありがとうございます。

 

はしごを登るのは全く問題なかったけれど、いざ降りようと下を見ると「たっ、たかい。。。」。

「ありがとうございます」しか出て来ないかも。

何事も無事終わりますように。

 

聖徳太子御厨子 お帰りに

9月30日(土)

昨夜は中秋の名月。
次に中秋の名月が満月と重なるのは、7年後らしい。

中秋の名月と一緒に親鸞聖人像を撮ろうと思ったけれど、これがなかなか難しい。。。

その代わり、月光を浴びた本堂が星空のもと綺麗に。

 

今日は午前中、法事と重なり見に行けなかったけれど、大和ミュージアムで第71回呉市児童生徒発明くふう展の表彰式があり、次男(共同作品)が特別賞(教育委員会賞)を受賞。

中学校の部は40作品。
そのうち36作品が和庄中学校。
残り4作品のうち、2作品が広南中学校。

2作品とも共同作品で、もう一つ(2年生)もモビコン特別賞を受賞。

応募作品が少なく、受賞しやすかったのかも知れないけれど、呉市主催行事で教育長から賞状をもらうことはなかなかないことかも。
受賞、おめでとう。

午後からの法事が終わり、御内陣の修復出来たものがまた少し戻ってくる。

今日は聖徳太子の御厨子が彩色を終えて戻ってきた。

これが高さも奥行きもピッタリ過ぎて、なかなか納めるのが難しいらしい。。。

まだ聖徳太子像は戻っていないけれど、修復前が下の写真。

漆も金もすべて艶消しのマットな姿しか記憶にないので、ピカピカに輝いた漆に金具がとにかく眩い。

それだけでもすべてが帰って来て、照明も一新されたら、それはそれは楽しみでしかない。

 

2023年9月30日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku