12月17日(水)
朝起きて、窓の外を見ると、一面うっすらと雪景色。
7時30分の時点で、車道の雪はとけていたので、一安心。
今日は東小坪地区の通り報恩講。
白波の立つ海を横目にお参りに。
どこに行っても、側にストーブを置いてくださるのが有り難い。
時折、仏間に日が射し込んでくる。
夏の明るい部屋に射し込んでくる光より、冬のどんよりとしたなかに射し込んでくる方が何だか眩しく感じる。
譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇
明日で通り報恩講も一段落。
雪が降らなければ良いけど・・・。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
11月22日(土)
青空のひろがる暖かい一日。
朝から広南小学校の学習発表会。
法事の予定が11時に入っていたので、それまでの時間鑑賞。
ちょうど長男の演目が始まったという頃に・・・
そのあとはビデオでの鑑賞。
3、4年生は、劇『魔女と僕らの愛戦争』。
5、6年生は、和太鼓。長浜龍神太鼓と小坪神楽。
そして、PTAコーラス、9年生(中学3年生)のコーラスのあと、ふたたび
5年生の合奏・合唱、6年生のミュージカル『キャッツ』と続く。
ネコの出て来る演目が多かったが、印象に残ったのは、3、4年生の劇。
「愛」がテーマ。
今年流行った『アナと雪の女王』のなか、雪だるまオラフが王女アナに、
愛っていうのは、自分より人のことを大切に思うことだよ
というシーンがとても印象的。
また、先日亡くなった俳優高倉健さんの追悼放送されていたシーンで、
の言葉が耳に残る。
この言葉は、どうやらマザーテレサの言葉らしい。
仏教の愛はちょっと意味合いが違ってくるが、現代一般的に使われている「愛」は、どちらかというと仏教の「慈悲」に近いのかな・・・・。
何はともあれ、今年を象徴しているよう。
子どもたちに拍手、先生たちに拍手、保護者に拍手、見に来ていただいた地域の方に拍手。
11月20日(木)
朝席で今年最後の法座、仏教壮年会法座も御満座。
正信偈の「不断煩悩得涅槃」よりお味わい。
朝席が終わると、報恩講つとめあい3ヶ寺目、呉中通の専徳寺報恩講に出勤。
昨日よりは声が出るようになったものの、まだまだかすれ声。
それでも、大きな声で一緒におつとめしてくださる御同行につられて、何とか導師を最後まで。
そして、午後から広島県庁へ。
長男の夏休みの宿題が、広島県統計グラフコンクールに入賞。
県庁で開かれた広島県統計功労者表彰式で表彰されるというので。
しかも、5・6年生部門の入賞3名は、広南小学校が独占!
また、最多出品校ということで、特別賞も受賞。
入賞作品は「うちのゴミの量は?」。
夏休み、毎日出るゴミの量の統計グラフ。
いるもの、いらないもの。
いらないものがつまりゴミ。
そのゴミの中から、さらに燃えるゴミ、燃えないゴミ、リサイクルできるゴミ、できないゴミ・・・と、細かく分別。
朝席で、「不断煩悩得涅槃」の「涅槃」とは、無分別智。
分け隔てのないことだと聞かせていただいた。
それに対して、私たちの住む世界は、何でもかんでも分けてばかり。
そんなことをふと思い返しながら・・・。
何はともあれ、ようこそのお参りでした。
10月21日(火)
1日、11日、21日と、1のつく日は広南小学校の登校指導の日。
児童の親が順番で朝の30分、通学路の所定の位置に登校指導のために立つ。
それが年に2~3回まわってくるのだが、今日はその当番の日。
『呉の子どもは呉のおとなが守る』と書かれた黄色い腕章を着け、「おはようございます。行ってらっしゃい」と。
「行ってらっしゃい」と後ろ姿を見送りながら、「行ってらっしゃい」には、ただ見送るだけでなく、「行って無事帰ってらっしゃい」との願いがあるんだなぁと・・・。
時々、「行ってお帰り」ということばも聞くし、京都では「おはようおかえり(やす)」と、「かえる」ことばを付けるところも。
そんなことを思うと、何だか味わい深いなぁと思いながら30分。
ただ、黄色いランドセルカバーを付けてる1年生の姿を見かけないと思ったら・・・

今日はインフルエンザのため、1年生は休校だそう。(中国新聞朝刊より)
午前中、小坪臨海地区の報恩講参りに、おばあちゃんと一緒に二人してマスクを付けてお参りする1年生の姿も。
報恩講参りは平日にほとんどまわるので、子どもと一緒のご縁はほとんどないけれど、今日はそんなことで思わぬご縁に。
帰ったら、手洗い、うがいを忘れずに。
9月21日(日)
今日は一日モズの高鳴きが長浜に響いた。
いよいよ秋到来。
「モズの高鳴き75日」ということばがあるそう。
モズの高鳴きが聞こえて、75日目に霜が降りるとか。
夏の虫の姿もだんだんと消えていき、昨日は道ばたにとってもきれいな緑色の虫の死骸を発見。
螺山にもいるのかな。
タマムシですぐに思いつくのは、法隆寺にある有名な国宝“玉虫厨子”。
それを再現し、法隆寺に奉納したものが存在するのだと。(茶の湯の森 )
「捨身飼虎」や「施身聞偈」の図が描かれた何とも美しい御厨子。
ただ、この御厨子のために1万匹以上の玉虫の羽が使われていると聞くと・・・。
そう思いながらいろいろ調べてみると、新選仏教文学集1に『たまむしずしの物語』(平塚武二著)を見つける。
絵本でもあるそうだが、とりあえずグーグルブックスで全文を読む。
タマムシの命が・・・と思っていたが、仏師若麻呂がタマムシを集める中で、
若麻呂は、玉虫をさがしまわっているうちに、また新しいことに気がつきました。いままでは、虫けらとしか考えていなかった虫が、虫けらというだけではすまされぬふしぎなものだということに気がつきました。虫などというものは、かってなところにちらばって、でたらめなことをしているのだと思っていたのが、そうではなく、命を持ち、それぞれに居場所をきめ、食べものにもきまりがあり、おどろくほどのやりかたで暮らしているのだということに気がつきました。
玉虫をあつめていれば、ほかの虫も見ないではいられません。森にも、林にも、いや、道ばたの草のかげにも、塵芥の中にでも虫はいるのでございますから、いやでも見ないではいられません。
フィクションではあるけれど、こんな話を読むと、何と自分は偏った見方をしているなと。
秋の訪れがまた一つ大切なことを。
だれかさんが だれかさんが
だれかさんが みつけた
ちいさいあき ちいさいあき
ちいさいあき みつけた
めかくしおにさん てのなるほうへ
すましたおみみに かすかにしみた
よんでる くちぶえ もずのこえ
ちいさいあき ちいさいあき
ちいさいあき みつけた
ちいさいけれど、おおきな秋みつけた。
6月19日(木)
午前中、法座の朝席を終え、組の研修会に参加して、午後から広南小学校の参観日に。

午後からの参観日に先立って、6月は小学校の食育月間に当たっているそうで、試食会が行われたので、初めて夫婦揃って参加することに。
今日の献立は、たこ飯、渦潮汁。そして、地元呉の豊町で採れた大長みかんの冷凍みかんと牛乳。
話には聞いていたが、たこ飯も渦潮汁もこれまで食べたことのない料理。
たこ飯は炊き込み御飯だと思っていったら、混ぜ御飯。
渦潮汁に入っているわかめは呉市産だと。
いろんなことを学びながら、へ~っと思い、ありがたく、おいしくいただく。
今日試食会に参加されていたのは、保護者の方と地域の方。
どちらかといえば、地域の方が多かったかな。
学校で登録している緊急連絡のメールサービスより、○○地域でこんな不審者情報がありましたとよく送られてくるのだが、先日見知らぬ60代の女性から「一緒に遊ぼう」と声をかけられ、断って帰って、その後、学校・教育委員会等に連絡があったとの情報が送られてきた。
経緯はよく分からないが、それを見て、何だか寂しく・・・。
そう思うと、今日のように地域の方が学校行事に参加され、子どもたちとふれあい、声をかけあうってことって大事だなぁと。
5月24日(土)
青空の下、今日は広南学園(広南小学校・中学校)の運動会。
午前中は法務のため、開会式の最初の10分だけ・・・。
午後の部は何とか最後まで応援。
暑いなか、元気いっぱいの姿を1年生から9年生(中学3年生)が披露。
一生懸命な姿はやっぱりいいな。
今夜は浄円寺にて我聞会。
『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は(164)(165)。
そして、法話は「親のよびごえ」を聞かせていただく。
「親」
親と子の関係は、一概に語ることは難しいなぁとその後の話に出ていたが、そんなことから、ふと鳥の親子を思い浮かべた。
現在、寺の下のお宅ではツバメの子どもたちがすくすくと育ってる。
一方、今朝つぶ山からホトトギスの声が聞こえてきた。
今年もまた戻ってきたようだ。
このホトトギスは子育てをしない。
托卵。
ウグイスなどの巣に卵を産み、ウグイスよりも先に卵からかえったヒナは、他のウグイスの卵を落とし、あとは自分だけ育ての親(ウグイス)に育ててもらう。
それを知った時は、何て悪い鳥!と思ったりもしたが、これも人間の勝手な思いかな。
ホトトギスのヒナは、ウグイスを本当の親と信じて大きな口を開けて呼んでいるのだろうし、ウグイスもホトトギスを我が子と信じてエサをあげているのだろう・・・。
人間だったら、すぐにDNA鑑定がどうとか、疑う心を持ってしまうのだろうな。
そんなことを思うと、親と子の関係もいろいろ。
これが正解ってことはなかなか。
そんなことをふと。
5月18日(日)
今日の最後の法務は、螺山(つぶやま)の薬師堂にて。
小坪自治会が管理している小さな祠の薬師堂で、年に一度、自治会主催のご縁をいただく。
毎年降誕会に近い日曜日、山に登ってこられた小坪のみなさんと一緒に正信偈のおつとめをして法話。
導師だけが小さな祠の中に入り、御同行はみなさん青空の下。
青空の下で法話をすることは、年に一度このご縁だけ。
ウグイスの声が響き、下にはいろんなムシがうごめいているのが視界に入ってきて、何ともいえない中での法話。
せっかくなのでお堂の中から写真を1枚撮らせていただいた。
みなさんにこやかに。
ようこそのお参りでした。