仏教壮年会 3月例会

3月8日(木)

冷たい雨の1日。

今夜は仏教壮年会の3月例会。

今夜は先月の二十四考に続いて、専徳寺のことをもっと知ってもらおうと、本堂の正面にかかっている扁額「旃檀林」について。

この「旃檀林」は、第17世住職、大洲順道がキリスト教研究を認められて、本願寺から頂いた広如上人の遺墨。

改めて調べてみると、禅の世界に「旃檀林に雑樹なし。鬱密森沈として獅子のみ住す。」(永嘉玄覚『証道歌』)の言葉があるのだと。

そして、大洲順道のことも調べていると、東京生命保険の取締役に明治39年10月31日就任、その2日後に辞任。。。

東京生命保険とは、本願寺が大株主で「真宗信徒生命保険」として始まった保険会社だとか。

本願寺執行、鹿児島別院、崇徳高校の前身進徳教校4代目校長、今の時代におられたら、何をなさっているだろう。。。  

 

今日作ったリーフレットも、前回作った二十四考のリーフレット同様、本堂に。

 

  今朝の『中国新聞』呉・東広島版に、広南中学校の記事。 広の戦跡マップが出来上がったみたい。

他所のお寺さんからの電話で知る。。。

 

ようこそのお参りでした。

2018年3月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(134)

3月5日(月)

先週末は春らしい陽気だったのに、明け方からすごい雨。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は、3年生。

3年生は、以前国語の時間に盲導犬のことを学んでいる。

そこで今日読んだのは、

『チロリのまなざし』 (大木トオル 森本ちか)

捨て犬だった、足の不自由な雑種犬が拾われて、日本初のセラピードッグとなった。
歩けなかった外吉おじいちゃんとチロリがふれあううちに、外吉おじいちゃんが車いすから立ち上がり、歩く練習をするようになって一緒に散歩できるようになった。
栄子おばあちゃんは、長い間笑ったことがなかった。
その栄子おばあちゃんとチロリがふれあううちに、大きな口を開けて笑うようになった。

 
今日は絵本でなく、写真で。 子どもたちには、栄子おばあちゃんの笑顔が印象的だったみたい。

  アニマルセラピー(Animal Assisted Therapy、動物介在療法)とは、 動物とのふれあいを通して、心が癒やされ、治療の助けとなるもの。

この言葉に出会ったのは、もう20年以上も前。
また、同時期に出会った言葉、「ペットロス」「ペットロス症候群」。
最愛のペットを失った悲しみにより、身心をわずらってしまうこと。
その当時読んだ本に、欧米などのキリスト教文化圏では獣医師がここに関わるけれど、日本は欧米と宗教観が違うこともあって、宗教者の関わりが必要だと説かれていたので、当時いろいろ「アニマルセラピー」「ペットロス」について勉強させてもらったなぁ。。。

  先日、子どもにたのまれた本を探しに本屋へ立ち寄ったとき、このチロリ関連の本が何冊か並んであった。
何だか懐かしくもあり、写真の方がリアルに映るかなと、絵本でなく写真本に。

  アイコンタクト 目と目を合わせ、心と心で会話するチロリ。

「和顔愛語 先意承問」と重ねながら。。。

2018年3月5日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 石泉文庫見学

3月2日(金)

今朝は風もなく、おだやかに。

広南小学校3年生が、2時間目、総合の時間に石泉文庫へ。

「地域の文化について知ろう」

3年生は1月に石泉文庫防火訓練に参加はしたけど、その時は庭での見学だったので、建物の外側しか見ることが出来なかった。

中がどんなふうになっているのか知りたいということで、今日は文庫の2階へと。

中は普段薄暗いので、今日は延長コードと投光器を持ち込んで設置。

4,5名ずつ階段を上がって、見学。

まず、階段が急なので、みんな恐る恐る。

そして、2階に上がると、床がきしむし、何か傾いている??と感想を漏らしながら。。。

  たくさんの蔵書に囲まれて、一人一人、宇都宮黙霖直筆の本を手にとって見てもらう。

「漢字ばっかりでさっぱり分からん」といいながらも、読める漢字を一生懸命探す子。

「赤い字で書いてあるよ」

「へ~、大事なことが書いてあるってことだろうねぇ」。

「紙が重なってます!」。

和綴じの本、初めて見たから袋とじになっているのをしげしげと見る子。

見終わって、本を大切そうに両手で持って、「ありがとうございました」と返す姿が何とも。

 

そして、再び恐る恐る階段を下り、次々と入れ替わり、あっという間に終了。

また後日、質問に応えることになっているけど、実際に初めてもくりんさん直筆の書に触れ、何か感じてくれたらな。      

呉東組聞名講委員会

3月1日(木)

春の嵐。

夜中に吹き荒れた風の音で、昨夜はなかなか眠れず。。。

今日は11時より当山専徳寺にて呉東組聞名講委員会。

朝8時より役員の皆さんが集まって、準備。

そして、各地区の委員70名、担当地区の講員の皆さんからの会費を集めて次々と。

 

開会式では、講長あいさつの中で、大事なことを家族に伝えておくの大切さを。

組長あいさつでは人のつながりよりも法のつながりの大切さを聞かせていただき、本日の議題に。

昨年度の報告、今年度の予算案等、無事審議・承認されて閉会。

聞名講も今年で140年。

150周年に向けての10年、よいご縁となりますよう。

 

午後からは今年度最後の広南小学校の参観日に。

次男のいる3年生教室は理科の時間。

  明日はこの子たちが石泉文庫を見学に。

どんな質問が出てくるか、それを楽しみに。

呉東組法中会

2月28日(水)

寒さも緩み、午後から雨。

今夜は呉東組法中会が善通寺にて。

年度末が近づいて、今年度のまとめと、来年度に向けていろいろと。

「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)第Ⅱ期の総括をする時期に入り、そちらの確認も。

 

そして、第13回ご縁の会。

この春も開催予定。

この「ご縁の会」でカップリングが成立して結婚した方だけでなく、この「ご縁の会」(婚活パーティー)に初めて参加したことをご縁に、他のところでご縁が出来て結婚された方もいるとの話も聞き、ますます「ご縁」の輪がひろがれば。

 

明日は当山専徳寺にて呉東組聞名講委員会開催。  

2018年2月28日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(133)

2月26日(月)

今朝は何だか暖かく。

広南小学校読み聞かせ、担当は2年生。

読んだ絵本は、

『くまのこうちょうせんせい』(こんのひとみ作 ・いもとようこ絵)

毎朝、くまの校長先生が、校門であいさつをしてくれる。
でも、大きな声であいさつできないひつじ君に、
「勇気を出してごらん。いつか大きな声でおはようがいえるようになるよ」
とやさしく励ましてくれる。
ただ、ひつじ君には大きな声を出せない理由があった。
お父さんとお母さんのケンカする声、お母さんが叱るときの声。
大きな声はどれも悲しくさせる声だった。。。
そんな時、校長先生が入院。
校長先生は病気になって、小さな声しか出せなくなり、ひつじ君の気持ちがはじめて分かって。。。

とってもあたたかくなる絵本。   あとがきに、

これは本当のことを元にしたお話です。
神奈川県茅ヶ崎市の浜之郷小学校校長・大瀬敏昭先生はお医者さんに「あと三ヶ月の命です」といわれたあとも、学校にかよい『命の授業』を続けました。
大瀬先生が、病気になってはじめてわかったことがあるといっていたことがあります。
「子どもはあかるく元気がいちばんと、大人は思い込んでしまいます。
でも本当は、子どもは小さくて弱いものなのです。
子どもたちの痛みを分かちあうのが、大人の役目だと思います。」
くまこうちょうせんせいは、大瀬先生のそんな言葉から生まれたのです。
(中略) だれでもみんな命をもっています。
これまでの私は、それぞれの命には限りがあると考えていました。
でも今はこう思うのです。
「おはよう」を言えなくなっても、一緒に遊べなくなっても、いつかは訪れるさようならの日まで精一杯生きたとしたら、その人はずっと誰かの心の中で、生きていられるのだって。
だからこそ私たちはその日まで、一生懸命生きていくのだと思います。

と。 子どもたちにはこのあとがきは読めなかったけど、何かこころに伝わるといいなと思いながら。    

2018年2月26日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組僧侶研修 同朋研修会

2月19日(月)

昨日、午後から当山専徳寺にて呉東組の僧侶研修と引き続いて同朋研修会開催。

2時から僧侶研修では、勤式推進委員指導のもと、「被着法(ひちゃくほう)」。

袴の正しいたたみ方と、礼装第1種、色衣・七条袈裟の正しい着用を実演されながら。

 

3時からは同朋研修会。

前回より、呉東組の教化団体、総代会・仏教壮年会連盟・仏教婦人会連盟・聞名講の代表の方も加わって開催。

このたびのテーマは、「個人情報保護指針作成に向けて」。

名簿の扱いをどのようにしたら良いのか。

各寺院のさまざまな意見を聞かせていただきながら、2時間の研修。

そして、場所を移して懇親会。   昨夜は1次会で早々に失礼し、今日は早朝からJR新広駅へ。

広南中学校2年生が、新広駅から修学旅行へと出発。

2泊3日で、京都とUSJへ。

お天気が心配されたけど、雨は降らなさそうかな。 行ってらっしゃい。

2018年2月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(132)

2月19日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

今日の担当は1年生。

読んだ絵本は、

『給食番長』 (よしながこうたく作)

昨年末に1年生を担当したとき、このシリーズの『おそうじ隊長』を。

そして、今回は『給食番長』。

読んだことある人!と尋ねたら、2名が手をあげてくれた。

 

昼休み、遊びたいから、嫌いなものは残してしまえ!と、番長にそそのかされて、たくさんの残飯を毎日残す1年2組。
その残飯を見て、毎日涙する給食のおばちゃん。
ある日、給食のおばちゃんたちは怒ったけれど、番長たちにはかなわない。
とうとう、おばちゃんたちが家出してしまった。
番長は、自分が美味しい給食を作ってやると息巻いて、作るのだけど。。。

 給食の先生たちが作ってくれる給食に込められた思い、子どもたちに届いているといいなと思いながら。    

2018年2月19日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 2分の1成人式

2月13日(火)

今日は午後から広南学園第2回校区内補導及び防犯連絡協議会兼長浜駐在所連絡協議会が開かれた。

連絡協議会には、市会議員、各地区の自治会長、保護司、補導員、民生児童委員、学校評議員、PTA役員と、地域の方がたくさん出席。

その会の前に、広南小学校4年生の2分の1成人式、そのあと1年生から中学3年生までの各教室を参観。

 

2分の1成人式では、今年度10歳を迎えた児童たちが、将来の夢と偉人たちの本を読んで、先人から学んだことをそれぞれに発表。

校長先生の挨拶で、相田みつを氏の「本気」という詩を紹介された。

本気 なんでもいいからさ
本気でやってごらん
本気でやれば たのしいから
本気でやれば つかれないから
つかれても つかれが さわやかだから

“本気でやれば楽しいから”。

ピョンチャンオリンピック、メダル第1号。

銅メダルをとったモーグル 原大智選手が決勝の最終滑降になっているのに、「楽しくて楽しくて」とコメントしていたのと重ね合って。

お参りしているとき、声が出てるとおつとめが心地よく出来てる感覚と似てるのかなぁ。。と。

  みんなの夢が叶うといいな。    

2018年2月13日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

長浜日曜学校

2月10日(土)

今朝は久しぶりに氷もはらず、小雨の降る中、お隣の住蓮寺、長浜日曜学校へ。

今日はお釈迦さまの最後の旅のお話。

その後、フルーツバスケットで、キャッキャキャッキャと。

今年も花まつりの絵を募集するため、チラシを配る。

今回はどんな絵が集まるかな。

 

先日、広南中学校がキャリア教育優良学校文部科学大臣賞を受賞し、広島県教育長に報告。

「もくりんさん」で地域を活性化! と、ただいま広島県教育委員会ホームページに。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku/photo300207-1.html

2018年2月10日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku