中国新聞

3月16日(金)

今日は雨。

本日の中国新聞朝刊、呉・東広島版に昨日の広南中学校の記事。

昨日のお茶会の席で、吉本さんは大洲順道の鹿児島土産、薩摩焼が気に入っているので、今も大事に使ってると仰っておられた。

それから、戦後の復興ということで、長浜出身の濱本博登氏の話題が。

手書きの教科書も見せていただいたが、さっぱり分からないながらも、すごいなぁとただただ。。。

広島大学文書館のホームページ
http://home.hiroshima-u.ac.jp/hua/event/2012hamamoto.html

で、昨日見せていただいた展示目録も見つけた。

みんな、いろんなご縁でつながってる。

  明日は、広南小学校の卒業式。      

2018年3月16日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

ふるさとの戦争の記憶に学ぶ会

3月15日(木)

連日穏やかな日が続き、12日からウグイスの声が長浜に響いている。

昨日、小学校でご案内いただいた、広島県立図書館の「平成29年度新しい子ども向けの図書の紹介」というのに参加。

30冊の絵本・児童書を図書館職員の方が、1時間の間に次々とブックトークで紹介。

初めて参加させていただいて、初めてブックトークというのを見せて頂いた。

普段、読み聞かせをしていても、自分で読んでる姿は見たこともないし、他の方のも見る機会が無いので、とってもそれが新鮮で。

テレビの取材もあり、インタビューにも応えたけれど、放送はカットかな。。。

 

今日は広南中学校で、午後から「ふるさとの戦争の記憶に学ぶ会」。

ちょうどその時間に法事が入っていたので、ビデオ撮影を許可して頂いて前後のみ。

この1年間、広地区の戦跡について学習してきた中学生。

今日は長浜出身の吉本美子さんをお招きして、戦争の記憶を聞かせていただくことに。

当時小学2年生。

誕生日だった昭和20年5月5日。

学校で誕生日を祝ってもらったそのあと、空襲警報発令。

防空壕へと逃げる上を低空で飛ぶアメリカ機。

その時の記憶から。

そして、7月1日の呉空襲、8月6日広島への原爆投下、8月15日の終戦の話を。

 

近所で起きた生々しいお話。

私も戦争体験、いろんな形でこれまで聞かせていただくことはあったけど、長浜でのことを聞くことはあまりなかったかな。

戦地へ行かれ、捕虜となった方の話も個人的に聞かせていただいたこともあったけど、そこにいろんな配慮を感じ、なかなか公にこうした話をするのは難しいのだなと感じたことも。

でも、こうして話を聞かせていただけたのは何ともありがたい。

 

中学生たちは、未来に向けて、戦後復興するために、いろいろな形で携わった広南の先人たちのことをこれから学んでいくそうだ。

長浜出身の松本俊一氏、村尾時之助氏、濱本博登氏といった先人たち。

どんな風にこの方たちのことを学んでいくのか楽しみに。

 

終わった後、今日の講演をされた吉本さんとお茶会をするというのでお誘いいただき、しばしそこで長浜のいろんな昔話を聞かせていただく。

長浜のこと、宇都宮黙霖のこと、いろいろと。 まだまだ、話題には尽きなさそう。

広南中学校の作った「ひろ戦跡マップ」は、広南中学校のホームページに。

8月15日の終戦。

子どもながらに、嬉しい。これで朝までぐっすり寝れると思ったとの話を聞いて、ホントだなぁ。

「恩」の字の意味を心にいただきながら、おかげさまでと。

2018年3月15日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 3月例会

3月12日(月)

今日は午後から、阿賀法幢寺にて呉東組聞名講。

3月は、この1年間で亡くなった講員の方の遺族を招いて、一緒に追悼法要。

組内法中、聞名講揃いの色衣・五条を着けて『阿弥陀経』読経。

  そして、御消息披露・法話と続いて、御示談。

今回も役員の方が用意してくださった質問は、

今月の法語カレンダー(真宗教団連合)、「本願力をききて疑うこころなきを聞というなり」というお言葉をどのようにいただかれていますか?

との質問。

この言葉は、親鸞聖人の『一念多念文意』に出てくるお言葉。

どうも、「疑う」ということに引っかかるよう。 カレンダーには、英訳が付いている。

Hearing” is to listen to the Primal Vow and so be free of doubt.

こちらの訳から見る方が分かりやすいかな。

 

その他、親鸞聖人が「大行」「大信」などと、「大」の字を付けることについての質問が。

  今日は追悼法要ということもあり、たくさんのお参り。

ようこそのお参りでした。

  今夜は総代会。  

2018年3月12日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(135)

3月12日(月)

今日も青空が広がり、シジュウカラが飛び交い、キジバトの声が。

でも、まだウグイスの声が聞こえてこない。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は4年生。 読んだ絵本は、

『ひまわりのおか』(ひまわりをうえた8人のお母さんと葉方 丹 文・松成真理子 絵)

2011年3月11日。 宮城県・石巻市大川小学校を、大きな津波がおそいました。
わが子をなくしたお母さんたちは、やがて、 小学校のそばにたくさんのひまわりを植えはじめました。
日差しをあびて、ぐんぐん成長していくひまわりに重なるもの。
それは、何よりもたいせつな、愛する子どもたちの姿ーー。

  「昨日は何の日だったか知ってる人!」
「東日本大震災!」
「憶えている人!」
「・・・」
「まだ生まれてない?・・・」

生まれていたけど、当時2歳だったこの子たちの記憶にはない。

  この絵本に出会ったのが、2013年3月。
でも、その当時の読み聞かせでは読めなかった。。。

その年の5月。この絵本の舞台、大川小学校へ。

その大川小学校がこの春で廃校になると聞いて、今日はこの絵本を。

先月、2分の1成人式で将来の夢を語った子どもたち。

同じように将来の夢を持ちながらも亡くなっていった子どもたち。

言葉はなくても、何か感じてもらえたらないいな。  

2018年3月12日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

3.11

3月11日(日)

今朝も冷えたけれど、日中は青空が広がり、暖かく穏やか。

東日本大震災から7年目。

今年は日曜日に当たったけど、子どもたちは習い事で留守なので、午後2時46分、一人で鐘をつく。

 

金子みすゞの「お仏壇」という詩の中に、

朝と晩とに忘れずに、
私もお禮をあげるのよ。
そしてそのとき思ふのよ、
いちんち忘れてゐたことを。

忘れてゐても、佛さま、
いつもみてゐてくださるの。
だから、私はさういふの、
「ありがと、ありがと、佛さま。」

「忘れない」って思っていても、忘れていく。。。

忘れていても、仏さまはいつも見ていてくださるというこのフレーズを思い出しながら。
そして、 「ありがと、ありがと、仏さま」 と届きますように。

  先月、ひょんなことから、手塚治虫の漫画キャラクターを入れた認印が出来るというのを見つけ、手塚キャラクターと言っても、まさか「ブッダ」はないかなぁと思ってみたら、何と「ブッダ」が!
昨年、WWFで絶滅危惧種動物のシルエットを苗字に入れるのでは、「大洲」という苗字は適応外。。。
今回も無理かなと思いつつ、申し込んだら、ちゃんと《さんずい》付きで届いた。

仏さまがいっしょ。      

2018年3月11日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

長浜日曜学校修了式・広南中学校卒業式

3月10日(土)

朝は冷えたけれど、青空の広がる一日。

今日はお隣住蓮寺にて日曜学校の修了式。

来週小学校の卒業式を控えている3名の6年生が、このたび修了。

修了証書を贈られて、巣立っていく。

でも、卒業と違って、修了はいつでも席が用意してあり、いつでも帰って来れるよという話を。

そして、皆勤賞は4名。おめでとう。

 

それから、先月募集した花まつりの絵。

何と、これまでで最高の9作品!

年々、すてきな作品が増えてくる。

来月の花まつり、お楽しみに。

  終わると、すぐに広南中学校に。

今日は卒業式。

男子6名、女子16名がこのたび卒業。

涙いっぱいの感動的な卒業式。

 

昨年お世話になった御講師さんが、御自坊の土曜学校でされている缶バッチを作るキットを紹介されているのを見て、これは!と先日購入。

試しに今日預かって帰った花まつりの絵をバッジにしてみる。

絵全体をしようと思ったが、かなり小さくなるので、愛らしい仏様のお顔中心に。

こちらもなかなかの出来映え。

今日はどちらもおめでとう。

2018年3月10日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 3月例会

3月8日(木)

冷たい雨の1日。

今夜は仏教壮年会の3月例会。

今夜は先月の二十四考に続いて、専徳寺のことをもっと知ってもらおうと、本堂の正面にかかっている扁額「旃檀林」について。

この「旃檀林」は、第17世住職、大洲順道がキリスト教研究を認められて、本願寺から頂いた広如上人の遺墨。

改めて調べてみると、禅の世界に「旃檀林に雑樹なし。鬱密森沈として獅子のみ住す。」(永嘉玄覚『証道歌』)の言葉があるのだと。

そして、大洲順道のことも調べていると、東京生命保険の取締役に明治39年10月31日就任、その2日後に辞任。。。

東京生命保険とは、本願寺が大株主で「真宗信徒生命保険」として始まった保険会社だとか。

本願寺執行、鹿児島別院、崇徳高校の前身進徳教校4代目校長、今の時代におられたら、何をなさっているだろう。。。  

 

今日作ったリーフレットも、前回作った二十四考のリーフレット同様、本堂に。

 

  今朝の『中国新聞』呉・東広島版に、広南中学校の記事。 広の戦跡マップが出来上がったみたい。

他所のお寺さんからの電話で知る。。。

 

ようこそのお参りでした。

2018年3月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(134)

3月5日(月)

先週末は春らしい陽気だったのに、明け方からすごい雨。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は、3年生。

3年生は、以前国語の時間に盲導犬のことを学んでいる。

そこで今日読んだのは、

『チロリのまなざし』 (大木トオル 森本ちか)

捨て犬だった、足の不自由な雑種犬が拾われて、日本初のセラピードッグとなった。
歩けなかった外吉おじいちゃんとチロリがふれあううちに、外吉おじいちゃんが車いすから立ち上がり、歩く練習をするようになって一緒に散歩できるようになった。
栄子おばあちゃんは、長い間笑ったことがなかった。
その栄子おばあちゃんとチロリがふれあううちに、大きな口を開けて笑うようになった。

 
今日は絵本でなく、写真で。 子どもたちには、栄子おばあちゃんの笑顔が印象的だったみたい。

  アニマルセラピー(Animal Assisted Therapy、動物介在療法)とは、 動物とのふれあいを通して、心が癒やされ、治療の助けとなるもの。

この言葉に出会ったのは、もう20年以上も前。
また、同時期に出会った言葉、「ペットロス」「ペットロス症候群」。
最愛のペットを失った悲しみにより、身心をわずらってしまうこと。
その当時読んだ本に、欧米などのキリスト教文化圏では獣医師がここに関わるけれど、日本は欧米と宗教観が違うこともあって、宗教者の関わりが必要だと説かれていたので、当時いろいろ「アニマルセラピー」「ペットロス」について勉強させてもらったなぁ。。。

  先日、子どもにたのまれた本を探しに本屋へ立ち寄ったとき、このチロリ関連の本が何冊か並んであった。
何だか懐かしくもあり、写真の方がリアルに映るかなと、絵本でなく写真本に。

  アイコンタクト 目と目を合わせ、心と心で会話するチロリ。

「和顔愛語 先意承問」と重ねながら。。。

2018年3月5日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 石泉文庫見学

3月2日(金)

今朝は風もなく、おだやかに。

広南小学校3年生が、2時間目、総合の時間に石泉文庫へ。

「地域の文化について知ろう」

3年生は1月に石泉文庫防火訓練に参加はしたけど、その時は庭での見学だったので、建物の外側しか見ることが出来なかった。

中がどんなふうになっているのか知りたいということで、今日は文庫の2階へと。

中は普段薄暗いので、今日は延長コードと投光器を持ち込んで設置。

4,5名ずつ階段を上がって、見学。

まず、階段が急なので、みんな恐る恐る。

そして、2階に上がると、床がきしむし、何か傾いている??と感想を漏らしながら。。。

  たくさんの蔵書に囲まれて、一人一人、宇都宮黙霖直筆の本を手にとって見てもらう。

「漢字ばっかりでさっぱり分からん」といいながらも、読める漢字を一生懸命探す子。

「赤い字で書いてあるよ」

「へ~、大事なことが書いてあるってことだろうねぇ」。

「紙が重なってます!」。

和綴じの本、初めて見たから袋とじになっているのをしげしげと見る子。

見終わって、本を大切そうに両手で持って、「ありがとうございました」と返す姿が何とも。

 

そして、再び恐る恐る階段を下り、次々と入れ替わり、あっという間に終了。

また後日、質問に応えることになっているけど、実際に初めてもくりんさん直筆の書に触れ、何か感じてくれたらな。      

呉東組聞名講委員会

3月1日(木)

春の嵐。

夜中に吹き荒れた風の音で、昨夜はなかなか眠れず。。。

今日は11時より当山専徳寺にて呉東組聞名講委員会。

朝8時より役員の皆さんが集まって、準備。

そして、各地区の委員70名、担当地区の講員の皆さんからの会費を集めて次々と。

 

開会式では、講長あいさつの中で、大事なことを家族に伝えておくの大切さを。

組長あいさつでは人のつながりよりも法のつながりの大切さを聞かせていただき、本日の議題に。

昨年度の報告、今年度の予算案等、無事審議・承認されて閉会。

聞名講も今年で140年。

150周年に向けての10年、よいご縁となりますよう。

 

午後からは今年度最後の広南小学校の参観日に。

次男のいる3年生教室は理科の時間。

  明日はこの子たちが石泉文庫を見学に。

どんな質問が出てくるか、それを楽しみに。