11月2日(月)
雨があがり、肌寒い朝。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は4年生。
読んだ本は、

『いのちをいただく ~みいちゃんがお肉になる日~』。
4年生は生ゴミをリサイクルしての土作りに取り組み、先日のふれあい参観日でも、女性会の方たちと一緒に収穫した野菜でピザ作りをしていたので、ちょうどぴったりかなと思って。。。
この本は、以前呉東組仏教婦人会連盟で聞かせていただいた。
そのときは、この絵本ではなく、西日本新聞社のもの。
食肉センターに勤めていた坂本さんは、自分の仕事を辞めたいと思っていた。
参観日で、お父さんの職業を聞かれ、「肉屋です。ふつうの肉屋です。」と答える息子。
担任の先生から放課後、お父さんの仕事は凄い仕事なんだぞと聞かされ、そのことを父に告げる。
そんなある日、食肉センターに女の子と一頭の牛「みいちゃん」がやってきて。。。
読み終わって、何か感想がありますか?と尋ねると、「いのちのたいせつさ」という言葉が出てきた。
ちゃんと、届いていたみたい。
こんな話を聞くと、もう肉を食べるのはイヤっていう人もいるかも知れない。
でも、この話を通して、大切にいただこうって思う人もいるんじゃないかな。
「いのちをいただく」って大変なこと。
「知らなきゃよかった」「聞かなきゃよかった」では・・・。
「恩」を表すインドのことばの意味は、「なされたことを知る」。
そういうことだなぁと思いながら。。。