2月10日(土)
白い椿、シルバータワーが二つ大きく開花。
午後から呉東組役員会。
改選期に当たり、組会開催に向けての打ち合わせ。
いろいろと組織体制が変わり、新たな出発。
良い方向に向かいますよう。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
2月5日(月)
節分が過ぎ、暦の上では春を迎えたが、荒れ模様の天気。
朝、庭のサツキの上に見慣れぬ珍客。
日本の白鷺には、ダイサギ・チュウサギ・コサギといる。
コサギは時々見かけるけれど、小柄でクチバシが黒く、足先が黄色い。
ダイサギとチュウサギは、どちらもクチバシが黄色い。
クチバシの口角が目の後ろまで伸びている(ダイサギ)か、目の後ろあたり(チュウサギ)かで見分ける。
今日の珍客はチュウサギ。
風が強いので、じっと時が来るのを待っている感じ。
午後から総代会新年会。
4年ぶりに開催。
このたびは昨年の御内陣修復事業で、総代のみなさんには大変お世話になったので、慰労会も兼ねて。
夜よりも昼の方がみなさんご都合がよろしいようで、お昼の会食。
久しぶりに食前・食後のことばのカードをダウンロードして用意。
和やかに会食しながら、いろいろとそれぞれの昔話に花が咲き。
今年も引き続いてよろしくお願い致します。
おかげでごちそうさまでした。
2月2日(金)
ようこそ ようこそ
妙好人因幡の源左さんの口癖を、民藝の芹沢銈介氏が「ようこそ ようこそ」と。
その暖簾を購入。
ちょっと前に静岡市立芹沢銈介美術館のオンラインショップで見つけたのを、たまたま先日見たら「残り3点」と。
こういった商品は、欠品になるといつ再販になるか分からないので、これは急いで!と。
玄関に入ると、「ようこそ ようこそ」が迎えてくれる。
何だかホッとする。
2月10日より東広島市立美術館で『民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある』が始まるそう。
今日は午後から広島別院にて重点プロジェクトリーダー研修協議会。
前半は〈『寺院における子供たちの居場所づくり』について〉と題し、総合学習支援塾 宍戸塾代表 了徳寺 宍戸隆尚住職の話より。フリースクールの現状等、いろいろと。
そして後半は、実践運動の各組の状況について。
コロナ前に組の重点プロジェクトリーダーに任命されたものの、コロナ禍でなかなか思うようには。。。
ただ、自坊、また組内寺院のいろいろ歴史を知るご縁になったかなと。
1月31日(水)
4年ぶり、呉東組仏教婦人会連盟の新年会が、広の浄円寺にて。
コロナ以前は各単位より3名参加して開催されていたけれど、このたび各単位より2名の参加で復活。
専徳寺仏教婦人会からも2名の会員が参加。
このたびは、楽団とおりゃんせの津軽三味線奏者こうのひとしさんと鍵盤奏者住麻衣子さんをお招きして。
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楽団とおりゃんせ(https://toryanse.wixsite.com/toryanse)
仏さまの前で、そして間近で三味線の音色を聞く機会はなかなか有難し。
先日の専徳寺仏教婦人会の新年会とはまた違った感じで、楽しく聞かせていただいた。
そのあと、昼食を挟んでかるた大会。
かるたは「加越能 真宗かるた」。
「加越能」とは、加賀・越中・能登の略称。
親鸞聖人750回忌記念事業として製作されたもの。
10年ほど前に一つ取り寄せたなぁと思い、探したら見つかった。
裏返すと、箱の裏に子どもの落書き。。。
これもいい思い出。
みなさん、なかなか白熱しながら、御法義をお味わい。
1日も早く、被災された加越能のみなさんにも日常が戻ってきますように。
ようこそのお参りでした。
1月28日(日)
今日は午後から仏教婦人会新年会。
このたびは、婦人会会員とそのご家族の方を対象としたコンサートを開催。
仏さまの前でヴァイオリンとフルート、シンセサイザーが奏でる音楽を、みなさんと一緒に。
昨日の夕方、講台や仏具類を移動させ、毛氈を敷く。
そして、両袖に昨年暮れに購入した屏風をセッティング。
このたびは全席足元に暖かマットを用意。
今日は午前中、法事に出かけている間に、このたび演奏してくださる方々が到着し、お昼過ぎまでリハーサル。
リハーサルが終わると、開演に向けて座席をチェックしたり、プログラムを入口に用意したり。
1時15分開場。1時30分開演。
讃仏偈のおつとめをし、住職があいさつ。
そして、メインのコンサートは、2部構成で全13曲。
クラッシックからピアソラ、映画音楽、そしてみなさんおなじみの曲まで。
最後はみなさん一緒に「ふるさと」を合唱。
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曲の紹介をされる中で、『パーソナル・ソング』という映画の話をしてくださった。
認知症の方が思い出の音楽を聞くことで、記憶を蘇らせる効果を追ったドキュメンタリー映画の話。
みんなそれぞれ心に残る音楽がある。
特に「ふるさと」を歌っている時、それぞれのふるさとを思い起こしながら歌われたのでは。
今日は楽しい一時をみなさんと一緒に。
お帰りに、先日の御正忌報恩講でお渡し出来なかった懐中しるこをおみやげに。
ようこそのお参りでした。
みなさんが帰られ、演奏されたみなさんも帰られ、そのあと本堂の後片付け。
そして、今夜は広真光寺にて法中会。
1月26日(金)
今日は午前中、本堂Wi-Fi設置工事。
お内陣修復が一段落つくと、今度はその周りの整備も。
その一つがWi-Fi設置。
庫裏で使用中のWi-Fiは本堂まで届かないので、たまたまWi-Fiのことで相談していたついでにどうしたものかとNTTに相談。
それでこのたび庫裏から配線を延ばし、本堂に独立したWi-Fiを設置することに。
まだ完成はしていないものの、一応Wi-Fiが使えるように。
そして、本堂内にクラウドカメラを同時に設置。
スマホのアプリでライブ映像のみならず、過去に遡って映像が確認できるので、これは助かる。
これまで本堂まで直接行かないと確認出来なかった状況をいつでも確認出来るため、防犯・防災にも。
そして、来週完成すれば、フリーWi-Fiも利用可能に。
それらの工事が行われている間、今日は2件のお葬式。
続いて午後から石泉文庫の防火訓練。
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今日1月26日は文化財防火デー。
広島県史跡の石泉文庫を火事から守るため、呉市・呉市消防局・地元の人たち、そして今年も広南小学校3年生が参加。
今日の体験を通して火事の怖さ、そしてみんなで守っている文化財のことを学んでくれたかな。
この貴重な体験を次に活かして。
1月24日(水)
昨夜は風の音が。
今朝は冷え込み、この冬初めての氷点下。
ちょうど二十四節気の最後、大寒を迎えているそう。
温暖化で気候も代わってきているけれど、これは変わらず。
この次に節分を迎えて立春。
先日、お正月の花手水の水を入れ替え、綺麗に残っている菊だけ戻しておいた。
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今朝の冷え込みで、氷が張った。
まるでラップでもしたかのようなこの模様。
何だか不思議。
親鸞聖人は『高僧和讃』に、
無礙光の利益より
威徳広大の信をえて
かならず煩悩のこほりとけ
すなはち菩提のみづとなる罪障功徳の体となる
こほりとみづのごとくにて
こほりおほきにみづおほし
さはりおほきに徳おほし
と、氷を煩悩にたとえられた。
午後にはその氷もすっかりとけてしまって、もとの水に。
このあたりでは、年に一度あるかないかの氷結。
親鸞聖人は、いつ、どこでご覧になられた氷を思い浮かべて書かれたのだろうと、ふと。
1月22日(月)
令和6年最初の呉東組聞名講が浄円寺にて。
今日の法話を担当する予定だった浄光寺様が先日ご往生されたため、私が代役。
と、その予定だったのに、再び濃厚接触者となったため、大事をとって宝徳寺様に代わっていただき、このたび欠席させていただいた。
その時間が空いたので、一段落したらしたいと思っていた薄や藤袴などの刈り込みを。
刈り終わった途端、強い風が吹いてきた。
これから寒くなるのかな?
せっかくなので、今日法話で取り上げる予定だった話を紹介。
1月19日の中国新聞朝刊に、鈴木三重吉賞の特選作品が掲載されていた。
毎年、結構楽しみに読ませていただく。
その中で、目に止まった作品。
『人間はくもの糸をのぼれない』
でも、もし、自分に無慈悲な心や自分勝手で浅ましい心があることに気づくことが出来れば、地獄は少しは暮らしやすくなるのかも知れません。
小慈小悲もなき身にて
有情利益はおもふまじ
弥陀の願船いまさずば
苦海いかでかわたるべき
『愚禿悲歎述懐和讃』
今また新型コロナウィルスの感染が広まっているそう。
どなたさまもお気をつけて。
1月19日(金)
今日は午前中、月忌参りを一件終えて、急いで広南中学校関係者評価委員会に出席。
広南学園小中合同の関係者評価委員会だったので、久しぶりに小学1年生から9年生(中学3年)まで一気に参観。
子どもたちのはつらつとした姿に元気を。
午後から広島別院でサンガ部会。
2月に開催される『School of Buddha -DJオオクボックスとお坊さんに聞いて 話そう!つながろう!!-』の打ち合わせ。
キャンドル作りのワークショップもあるそう。
こちらは高校生を対象としたイベント。
ご興味のある高校生は是非。
そして、帰宅するとすぐにお通夜へ。
今年に入ってからお葬式が続く。
年始ということもあってか、ほぼ家族葬。
一昔前だと、たとえ喪主が何も分からなくても、親戚や近所の方が集まって、いろいろとアドバイスしてくれていた。
でも、家族葬となると、誰も何も知らないと言う状況が生まれてくる。
すると、伝わるものが伝わらなくなる。。。
そんなモヤモヤした思いを抱いていた時、丸西宗教織物の新商品、結構好評だという情報が。
「納棺式章と念珠」のセット。
それを取り寄せ、このたび御正忌のお取り次ぎがなくなったこともあり、せっせと『念佛日和』特別編〈お葬式〉のひな形を作成。
ようやく日の目を見る。
納棺式章に法名と「専徳寺(印)」を記し、お通夜の時にご遺族に、故人の法名などの情報も加えて作成した『念佛日和』を一緒にお渡しすることに。
出来ることを一つずつ。