東日本大震災一周忌 鐘撞

3月11日(日)

午後2時46分、東日本を襲った地震。
その後の津波でたくさんの方が被災され、それからちょうど1年。

それぞれの思いで、この時間を迎えられたと思う。

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午後2時46分、黙祷を促すサイレンとともに、専徳寺の梵鐘を撞き鳴らす。

2時から寺に一周忌の法事に参られたご家族に、小さな子どもが何人かおられた。

そこで、

法話の内容は分からないかも知れないけれど、鐘を一緒に鳴らしてみてください。鐘を鳴らしたことは、大きくなっても覚えているかも知れないので。

と話したら、その時間まで残って鐘を撞いてくれた。

これも大きなご縁。 

 

近所のご門徒も家族も鐘を撞いた。

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命の大切さ、人間の愚かさ、自然の力、そしてつながり・・・。
いろんなことを見つめた1年。

夕方には雪がちらつくほどの寒い一日。
明日は午後1時30分より広の真光寺にて呉東組聞名講。

講員の追悼法要と一緒に東日本大震災一周忌法要を勤める。
どうぞ、お誘いあわせてお参りを。

 

2012年3月11日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

長浜日曜学校 修了式

3月10日(土)

朝8時30分より、住蓮寺にて長浜日曜学校の修了式。

今年は6年生3名が修了。
毎月1回開かれる日曜学校で、1年生の時からほとけの子として学び、今日修了。

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お祝いの言葉として、東日本大震災一周忌を前日に控え、牡蠣じいさん畠山重篤氏の話をさせていただいた。

震災後、海辺から生き物の姿が消えた。海が死んだのではないかと恐ろしかったが、4月末ごろだろうか、浜辺にイワシの稚魚の群れが泳いでいた。鳥や虫も戻ってきた。その後も海の持つ、生きものを育てる力はかなり回復してきている。私は約50年、カキの養殖をしてきた。海が死んでしまっていたらどうしようもなかったが、海は生きていた。これならまたカキ作りができる。

山を育て、自然のつながりを大切にしてきた成果が現れている。

日本は国土の6割以上を山林が占める森林国家。それにもかかわらず林業が衰え、森は荒れ放題になった。漁業資源が年々先細りになっている一因でもある。漁業の側からみても林業の再生は重要だ。そのための方策として、数十万戸に上る被災住宅の再建に国産材を使うことを提案したい。放置状態だったために竹が伸び放題に根を張り、木の枝が互いに覆い重なった森も、枝払いなど手入れをすれば再び光合成が活発化し、海も栄養分がもたらされて豊かになる。漁業の復活は農業にも好影響をもたらす。うまい魚介類が豊富に捕れればコメの消費も増えるだろう。うまい魚にはやっぱり白いコメ。すべてつながっている。自然の連関を考えた復興を訴えたい。(SAKEI EXPRESS)

すべてつながっている。

直接的な支援だけでなく、動くことがいろんなかたちで東日本の復興につながっていく。

明日はいよいよ一周忌。
午後2時46分より梵鐘を撞くことも伝えたが、何名くらい撞きに来てくれるだろう。

震災後にテレビで繰り返し聞いた「その気持ちをカタチに」を思い出す。

― あなたの〈こころ〉はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも〈こころ〉は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか
 
確かに〈こころ〉は誰にも見えない
けれど〈こころづかい〉は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
 
同じように胸の中の〈思い〉は見えない
けれど〈思いやり〉はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
 
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
〈心〉も〈思い〉も初めて美しく生きる
― それは 人が人として生きることだ
 
                宮沢章二 『行為の意味』

 

夜は6時より仏教壮年会の役員会。
どうすれば減りつつある会員を増やすことができるかが話題に。

長浜の人口自体が減ってきているせいもあるのだが、そんななか、広から通ってくださる会員の方もいらっしゃる。
 
興味のある方は一度ご参加を。

2012年3月10日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 3月例会

3月8日(木)

昼間は少し春めいてきた。

昨日の平和公園では、

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サクラもちらほら。
そして、つぶ山からはウグイスの声。

 

今夜は平成23年度最後の仏教壮年会の例会。

今回のテーマは、「天下和順(てんげわじゅん)」。

『無量寿経』のなか、五悪段に出てくる

仏所遊履 国邑丘聚 靡不蒙化 天下和順
日月清明 風雨以時 災厲不起 国豊民安
兵戈無用 崇徳興仁 務修礼譲

仏の遊覆したまふところの国邑・丘聚、化を蒙らざるはなし。天下和順し日月清明なり。風雨時をもってし、災厲起こらず、国豊かに民安くして兵戈用ゐることなし。〔人民〕徳を崇め仁を興し、つとめて礼譲を修す。

より。

「天下和順」以下の御文を、浄土宗では「祝聖文」といって、元旦に唱えるのだそう。

平和の旗印として「兵戈無用(ひょうがむよう)」はよく聞くところではあるが、改めてこの御文を読み、調べているとなかなか興味深い。

徳川家康の話、昨日の平和記念資料館での出来事を交えながらいろいろと話をさせていただいた。

 

世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ。

2012年3月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

安芸教区僧侶研修会

3月7日(水)

今日は午後2時より広島別院にて、安芸教区同朋運動推進僧侶研修会。

その前に、久しぶりに広島平和公園を訪れた。

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安らかに眠って下さい
過ちは 繰り返しませんから

この石碑に刻まれた言葉を、3.11を前にもう一度見つめ直そうと。

広島平和記念資料館から別院へ向かおうとしたところ、川辺から歌声が聞こえてきた。

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修学旅行で鹿児島から訪れた高校生たちが、被爆ピアノの演奏で合唱。

被爆ピアノコンサート

被爆したピアノを使って、平和コンサートをされていた。
こんなかたちの伝え方もあるのだとこころに響いた。

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別院に向かい、同朋運動推進僧侶研修会に出席。

大阪教区千里寺住職 武田達城氏を講師に迎え、『同朋運動の源流』と題した講義。

 

歴史を認識し、そこから学び、そして「過ちは繰り返しませんから」。
そんなことを一日学んだように思う。

2012年3月7日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

ありがとう長浜小学校 閉校イベント

3月4日(日)

今日は朝9時より長浜小学校で閉校イベント。

閉校式は3月23日(金)に行われるが、平日で来られない方も多いということもあって、今日開かれた。

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天気予報では70%の降水確率。
少し小雨のぱらつくなか、体育館にて長浜小学校の歴史をふり返る。

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これまでの卒業アルバム、トロフィー、賞状などの思い出の品とともに、10月のふれあいまつりで描いたありがとうの絵手紙。

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地域の方、卒業生、保護者・・・、立ち見も出るほどたくさんの方にお越しいただいた。

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そして、場所を正門前に移して、ハナミズキの記念植樹、

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10年後の自分へ宛てた手紙を納めたタイムカプセルを地中に埋める。

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最後にみんなで校歌を歌い、「ありがとう」の声とともに風船を飛ばす。

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長浜女性会と民生委員の方によってぜんざいが振る舞われ、

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寒いながらもあたたまる。

 

小雨が降り、寒いなかでのイベントとなったが、最後まで笑顔。

10年後に送られてくる今日の手紙を見るとき、あの時は雨で寒かったけど、みんなのあたたかいありがとうがいっぱいあったなぁと、思い出してもらえたら。

歴史と伝統を大切に
ふるさとを大切に
人を大切に

たくさんの思い出をありがとう、長浜小学校。
そして、よろしく広南小学校。

呉東組聞名講 委員会

3月1日(木)

午前11時より、住蓮寺にて呉東組聞名講の委員会が開かれた。

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聞名講は、各地区の委員82名がそれぞれの地区のお世話をされている。

その委員のみなさんが年に一度集まって、前年度の行事報告、決算報告、次年度の行事予定、予算等を審議する。

 

今日の委員会では、来たる3月12日、この1年間に亡くなられた講員の方々の追悼法要を厳修する予定になっているが、その追悼法要と合わせて東日本大震災で亡くなられた方々の追悼法要も行うこととなった。

 

本願寺では3月11日(日)14時45分より阿弥陀堂にて「東日本大震災一周忌法要」が営まれ、安芸教区では、3月16日(金)13時30分より、広島別院本堂にて「東日本大震災一周忌法要」が営まれる。

『見真』によると、

日 時:2012(平成24)年3月16日 13:30~
会 場:本願寺広島別院「本堂」
お勤め:読経作法(阿弥陀経)
講 師:中村英龍氏 (本願寺派布教使・佐伯区湯来町 最廣寺)
備 考:16日の親鸞聖人御命日法要(10:00~)終了後、東日本大震災復興支援として、うどん・バザー(福島物産品等)、喫茶コーナー(売上を支援金として被災地にお渡しします)を用意しております。お誘い合わせのうえ、ご参拝ください。

とのこと。

それぞれに、それぞれの思いで3月11日を迎えましょう。

2012年3月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

2月29日(水)

今日は午後4時より長浜小学校へPTA会長代理として学校評価委員会へ出席。

終わったら焼山でお通夜。
昨夜雪が降ったようで、道のほとりにはところどころまだ雪が残っていた。

お通夜から帰り、阿賀の称名寺にて法中会。

 

東日本大震災一周忌を3月11日に迎える。
今日の法中会で、組の取り組みとして、3月11日は組内全ヶ寺が午後2時46分から梵鐘を撞くことに決まった。

専徳寺では、ただ撞くというだけでなく、参加して撞いていただこう。
仏教壮年会の例会や日曜学校の修了式等で呼びかけて。

Page001 ただ聞こえてくる鐘の音を聞くだけでなく、自分の手で撞いてその鐘の音を聞く。
きっと、そこからいろんなご縁が生まれてくる。

我聞会 2月例会

2月27日(月)

2月は組内行事が少なく、法座もないため、1年のなかで一番楽な時期にあたるが、法務は別。

昨日は6件の法事とお通夜で一日読経。
さすがに今日は喉が腫れている。
それでも、今日も普通に声は出ているので、そのことに感謝。

 

今夜は住蓮寺にて我聞会。

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『蓮如上人御一代記聞書』の(117)(118)を輪読。

(117)は、蓮如上人が能や狂言のしぐさを見せたりしながら、聞くものに退屈させずに法話をされる話。
蓮如上人のいろんな伝道の仕方を改めて知らされる。

 

『聞書』は本と末の2巻に分かれているが、その本巻がこれで終わった。

この『聞書』を読み始めたのがいつか?という話が出て、本の発行年が1999年なのでそれ以降だろうとの話になったが、定かでない。それでも10年ほどかかってようやく読み終わる。

継続は力なり

内容に関しては覚えていないことの方が多いかも知れないが、続けていることでいろんなことを学んでる。

 

法話では、「知ってるつもり」。

さるべき業縁のもよほさば、いかなるふるまひもすべし

私たちは縁に触れればどうなるか分からないという話から、「4つの殺」の話を聞かせていただく。

  自殺  (じせつ)
  他殺  (たせつ)
  呪殺  (じゅせつ)
  方便殺 (ほうべんせつ)

それに「歓喜殺(かんぎせつ)」というのを加えて、「五殺」というそうだ。

これは戒律の経典『梵網経』に由来するそうで、「自殺」とは、自分のいのちを自ら断つことだけではなく、不摂生によって自分の命を無駄にするような生き方も「自殺」。
「他殺」とは、他の命を奪うことであるが、私たちは知らず知らず虫を踏み殺していたりすることもある。
「呪殺」とは、「あの人さえいなければ・・・」と、こころに思うこともある意味「呪殺」。
「方便殺」とは、手だてとして間接的に命を奪っていることもある。薬を飲むことも、その開発にはネズミなど無数の命がそこで失われていることも。
「歓喜殺」とは、殺されたことによろこびを感じていることを表している。

 

仏教では、不殺生戒を説くが、こんなことを聞いていると、すべてどこかでしてしまっているような気も。

自分だけは大丈夫と思っているような私が、ただの「つもり」になっていたことに気づかされるのが法事の場という話を聞かせていただいた。

 

2012年2月27日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

Facebook

2月24日(金)

新たなはじまり。

御遠忌法要も一段落し、こちらも新しい第一歩を踏み出そうと、先日Facebookに専徳寺を登録。

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このブログの更新状況もそちらで確認できるように。

アドレスは、http://www.facebook.com/wwwsentokunet

 

それから、もうすぐ3月11日。あの東日本大震災より丸一年。

全日本仏教会が「東日本大震災一周忌法要」及び「地震発生時刻の鐘撞き」を全国の寺院に呼びかけている。

http://www.jbf.ne.jp/2012/02/post_216.html

専徳寺でも鐘撞きはするつもりでいたが、この呼びかけにこたえ、地震発生時刻の午後2時46分に撞くことにする。

ただ撞くのではなく、もし撞きたいと希望される方がおられたら、撞いていただこうとも思う。

うぐいす

2月20日(月)

今日も境内の手水鉢に氷が張るほど冷たい。

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それでも、太陽の光は春めいてきた。

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今日、法務のため訪れた小坪では、裏山から別名“春告げ鳥”、うぐいすの声が聞こえてきた。

法を聞けよ

まだまだ寒さは厳しそうだが、着実に春はそこまで。

2012年2月20日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku