ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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広南小学校読み聞かせ(96)

11月7日(月)

今朝は少しひんやりと。

広南小学校読み聞かせ、今日担当予定だった方が都合により来れなくなってしまったので、今日中学校が代休だったため、長男にその代役を。

当初、私は3年生担当だったけど、前回長男が5年生を担当し、このたびも同じになるため、私が5年生を担当。

読んだ本は、

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『となりのたぬき』 (せな けいこ 作・絵)

せなけいこさんの『めがねうさぎ』のシリーズは、子どもたちが小さい頃好きでよく読んだ。

ただいま、いじめ撲滅キャンペーン期間中に当たるため、「いじめ」をテーマに探していて、見つけた。

となりの たぬきが きらい。 いじわるだから だいっきらい。
きらいな きらいな たぬきを おつきさまが やっつけてくれると いうので うさぎは おつきさまと あるやくそくをしました。
つぎの ひから うさぎは・・・・・・

その約束とは、たったの1ヶ月、たぬきにやさしくすること。
うさぎは、たったの1ヶ月のことだから、と、たぬきにやさしく接する。
すると、最初は不思議がっていたたぬきも、だんだんとうさぎのことを大切にするように。。。

読むところは少ないけれど、いつもよりも感想を述べてくれた。

早く終わって控え室に戻ると、ちょっとした手違いで、2年生教室がまだと聞き、今日2回目の『となりのたぬき』。

どちらの教室でも好感触。

相手を大切にする気持ちが仲よくなることを、そ~っと教えてくれる。

2016年11月7日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

浄円寺報恩講

11月6日(日)

今日は午前中、広南中学校の参観日に。

1年生の1時間目は道徳の授業。

広南学園の校歌を作曲された「三田守夫さんの思い」を。

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浄円寺

2時間目以降は、法務へ。

そして、午後からは報恩講の“つとめあい”の2ヶ寺目。

浄円寺報恩講に出勤。

住蓮寺住職御導師のもと、正信偈のおつとめを。

風が強かったけど、秋晴れのもと、御満座。

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み仏に抱かれて

帰宅すると、先日の祭の後、いろいろと調べていたら、九右衛門父子の載った本があることを知り、Amazonの古本で購入。

『み仏に抱かれて』 (堀 雅敬 著)

第7話収録されてる中、第2話目に登場。 『妙好人伝』をもとに脚色され、読みやすく。

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その祭のときに、入江神社でふと目に止まったのが、狛犬の台座に刻まれた文字。

入江神社狛犬

「対馬行縄舟中」 対馬とは、長崎県にある対馬。 何か聞いたことがあるかな?という感じで、対馬のことを調べてみると、何と何と長浜と対馬は大変深い関係に。
『長崎県対馬における外来者の定着と受容のメカニズム』(平松闊 氏/九州工業大学)によると、

「大正九年、氏神様(鎮守の神)を奉迎する旨、村協議の上、当区民の大多数を占める広島県賀茂郡広村村社神、入江神宮神社を奉迎することにきまり、当区民代表として、二宮好助氏を同区(長浜)に遣し、大正九年旧二月吉日に入江神社を奉迎する。」

と、大正9年に入江神社より分祀した神社が、現在も対馬に入江神社として存在しているらしい。
《参考》対馬 島ブログ
対馬には、広島からたくさんの方が移住されているそうで、向洋や因島からだけでなく、長浜出身者も多かったことがうかがえる。

移住者が多かった背景には、「安芸門徒は間引きをしなかった」というのが大きい。
《参考》青原さとし氏『土徳の世界』
狛犬にある「文政11年(1828)」というのは、シーボルトが伊能忠敬の地図を国外へ持ち出そうとして、スパイ嫌疑をかけられたシーボルト事件の起こった年で、石泉僧叡和上が亡くなったのがその2年前の文政9年に当たる。

その頃から対馬とはご縁があったのかな。
と、同時にふと思ったのが、広が生産量日本一を誇るイカの姿フライ。

対馬ではスルメイカが捕れるらしい。

広で何故スルメイカ?と思っていたのが、ここでひょっとしたら繋がるのかなぁ。。。と。  

2016年11月6日 | カテゴリー : 行事, 長浜 | 投稿者 : sentoku

長浜秋祭

11月3日(木)

文化の日。

この日は毎年、長浜では入江神社の秋祭。

長浜でこの日に法事をされるお宅はほとんど無く、あるとしたら長浜以外のお宅。

今日、午前中お参りに行ったお宅では、玄関先におられた知人らしき方に御主人が、一緒にお参りでもと誘ったけれど、「まだまだ、私は生きたいから」と行ってしまわれた。。。

そんな風に思っている方もいらっしゃるんだなぁと思うと同時に、ご縁に出遇われてないんだなぁと。

  長浜秋祭  

入江神社の秋祭は、お念仏に出遇った妙好人九右衛門の息子にまつわる祭。

嵐に巻き込まれながらも、神さまを拝むことなく、お念仏を称えた想四郎と想吉兄弟。

その兄弟のことを思いながら、今年も祭へ。

長浜秋祭

 

 

2016年11月3日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

もくりんさん

11月1日(火)

今日から11月。

ジョウビタキの「ヒッ、ヒッ、カッ、カッ」と、乾いた朝の空気に鳴き声が響くようになってきた。

中国新聞朝刊、呉・東広島版に広南中学校の記事。

もくりんさん

2年生が起業体験として、いろいろ学び、「もくりんさん」をキャラクター商品として企画、販売。

文化活動発表会であっという間に完売した手提げ袋、携帯ストラップ、鉛筆。 クッキーや飴は、今月23日に開かれる広地区教育祭で販売されるそう。

宇都宮黙霖。

昨年の大河ドラマ『花燃ゆ』には登場せず、某お坊さんバラエティ番組は、取材のみで結局放送までは。。。

なかなか知名度は上がらないけれど、中学生のがんばりに期待して。      

2016年11月1日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

10月30日(日)

夢。。。

人の夢と書いて「儚い(はかない)」と読む。

この言葉がよ~くこころに。。。

昨夜の日本ハム優勝。1週間前に誰がこの状況を予想したことか。。。

昨日は広南小学校のふれあい参観日。

1、2時間目が授業参観、3、4時間目が地域の方々をゲストティーチャーに招いて、昔遊びなどを。

午後からはPTA主催の講演会。

メープルカイザー

ゲスト講師は、何と!広島県のご当地ヒーロー。安芸戦士メープルカイザー

講題は「夢を追いかけ挑戦した先に見えたものは・・・」

当初予定されていたオープニングで、これまでの活躍をまとめたDVDが直前に見れなくなるハプニングもあり、午前中でクタクタの低学年にはちょっと講演は難しかったような気もしたけれど、帰って子どもに感想を聞いてみると、所々の記憶はしっかりとあったみたい。

終わった後の質問コーナーでは、予想以上に子どもたちの手が挙がること。

子どもたちには、一方的に話を聞かされるより、もっとヒーローとはふれあう時間があった方がよかったかもと思いながら。

メープルカイザー   メープルカイザー

中央を通って会場を去るときには、子どもたちが駆け寄ってもみくちゃ。

「夢」「挑戦」 叶うことがないからといって、「夢」は持たない方が良いのかというとそうでもない。

女優の桃井かおりさんが、

頂上にたどりついて、たとえきれいな夕焼けに出会えなくても、そこで思わぬ体力がついていることのほうがすごいでしょ。夢を追いかけるときに力がついてくる事実の方が、夢を手に入れたかどうかよりも、もっと素敵なことなんじゃないの。

とおっしゃったそうだが、まさにそんな感じ。

「夢の途中」。

たとえ夢が叶わなくても、今年悔しい思いをした選手たちは力をつけて、きっと次の夢に向かって。

とはいえ、黒田投手と大谷投手の最終戦、見たかったな。

 

今夜は、法謙寺にて呉東組法中会。

第7戦があれば会議どころではなかったかも知れないけれど、何とも静かに粛々と。  

2016年10月30日 | カテゴリー : 呉東組, 長浜 | 投稿者 : sentoku