専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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2月2日(月)
ひんやりとしながらも、青空のひろがる朝。
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
今日の担当は5年生。
何にしようか迷ってしまい、2冊カバンに入れて、手の伸びた方を選ぶ。
今日の本は『赤いおおかみ』。
幼い頃に暖かい馬車から、凍りついた冷たい道へと転がり落ち、オオカミに拾われ、オオカミの中で育ち、誇り高いオオカミに育った「赤いおおかみ」。
その「赤いおおかみ」の荘厳な死までを描いた物語。
見方によっては大変な一生で、恵まれない一生だったかも。
でも、最後の言葉、
ぼくは ぼくの長い
すばらしい
そして豊かな一生を振り返って、
嬉しかった
の言葉に、いろんなことを感じることができる。
もうすぐ小学校最上級生。
最後、振り返った時、自分の過ごした時間をそんなふうに思えるといいな。
1月31日(土)
今夜は専徳寺の総代会新年会。
昨日、広南小学校の参観日と持久走大会。
朝、車に乗ると、フロントガラスがご覧のとおり。
内陸部の方にとっては、鼻で笑われそうだが、このあたりで凍るということも!!!という感じ。
雨の天気予報が変わり、雪が少し降ったようで、この様子では無理かなと思っていたら、予定どおり持久走大会が行われるとの連絡。
風邪で休み明けの息子は参加せず。
1年に一度の行事に参加出来ないというのは、何とも・・・。
今夜は総代会。
お内仏でおつとめし、少しあいさつを。それから会食。
いろんな言葉をいただけるというのは、何とも有り難いことであると同時に、どんな風にそれを活かそうかと・・・。
先日の御正忌の讃仏偈はどうも好評いただいたようで何より。
今年も1年、よろしくお願いします。
1月27日(火)
今日は朝から春のような陽気。
呉東組仏教婦人会連盟の新年会が専徳寺にて。
20単位の婦人会で構成されている呉東組仏教婦人会連盟。
新年会は、各単位が持ち回りで担当というわけで、20年に一度回ってくる。
今年は専徳寺仏教婦人会担当。
朝8時には当山婦人会メンバーが集まって、準備。
9時をまわると、次々と各仏教婦人会の皆さまも集まって、まずは甘酒でおもてなし。
10時から開式。
開会式に続いて、午前中は歌唱指導。
ソプラノ独唱に続いて、仏教讃歌『やさしさにであったら』『しんらんさま』など、明るく楽しく教えていただく。
お昼は、お弁当と婦人会メンバーが作ったうどん豆腐。
そのあと、“おたのしみ会”ということで、毎回担当の仏教婦人会がおもてなしをするのだが、先日の役員会で、午前中が歌ということもあり、歌や踊りのおもてなしでなく、ご法義のおもてなしをということに。
そこで、ビデオでジャータカ物語『湖のひかり』(すねいる)を観ていただくことに。
今日は新年会ということもあり、、お内陣に除夜会の蓮のキャンドルでお荘厳。
来月の呉東組若婦人連続研修会も専徳寺にて。とはいえ、新年会は20年に一度のご縁。
お天気にも恵まれ、無事終わってホッと。
ようこそのお参りでした。
1月26日(月)
ごきげんよう。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
今日の担当は4年生。
読んだ本は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』の主人公、村岡花子訳、『ごきげんならいおん』。
ロジャー・デュボアザン(絵)・ルイーズ・ファティオ(文)夫妻の第一作目の絵本。
パリの動物園にいる一匹のごきげんなライオンに、みんな、「おはよう、ごきげんなライオンさん」と毎日あいさつしてくれる。
ある日、檻の戸の鍵をかけ忘れていたことで、ライオンはいつも来てくれるみんなの所へあいさつに行こうと出かける。
ライオンにあいさつされた人はみんな驚き、悲鳴をあげ、逃げ去っていく。挙げ句の果ては消防車がやってきて・・・。
そんななか、飼育係のこども、フランソワが学校帰りにライオンを見かけて、「やあ、ごきげんな ライオンくん」と声をかけ、近づいてきて、2人は・・・。
とってもほのぼのとしたお話。
読み終わって、感想を尋ねると、「・・・」。
先生が男子と女子を1人ずつ指名。
男子は素直な感想。女子はちょっと困った感じで・・・。
そこで、「ライオンが近づいてきたら、逃げますか?あいさつをしますか?」と尋ねると、「逃げます!」と。
そうでしょう。ライオンが近づいてきたら、みんな逃げるに違いない。
ただ、垣根があってもなくても関係ない。そんな大切な友だちがいるといいね。
帰る頃に雨がポツポツと。