専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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11月8日(金)
あれだけ汗ばむ陽気が続いていたのに、急に冷え込んで。。。
これまでなら、9月、10月、11月と、徐々に体が慣れていくのに。。。
菩提樹の葉に白い葉??
気になって調べたら、すぐにウラギンシジミと判明。
初めて見た。
と言うか、これまで気にも留めなかったのかも。
今日は午前中、広本町の通り報恩講。
もう限界に来ている50ccのスクーターに乗って。
来年春に法改正で新基準原付(125cc)になるとかで、頑張ってそこまでは持たせたいなと。
とりあえず、今月いっぱいは。
午後から総代さんに集まっていただき、呉市文化振興課と石泉文庫補修事業の打ち合わせ。
そして、夜は仏教壮年会の11月例会。
来月は蓮作りが予定されているため、今日で今年最後の『歎異抄』。
本日は第十二条。
この条はとっても長いので、「学ぶ」「愚者になりて往生す」、そこに絞って。
「もっと若いうちに勉強しておけばよかったと、今になって思うことが多い。」
と感想が。
でも、今になって気づくのも、一つのご縁。
「周囲の人に迷惑もかからず御法義に疵つかぬことなら、私は自殺したい」これは身の上相談をしたあとで、大抵のの人がいいそえられた言葉である。
この世を無事なもの、平穏なものと、かねて思うていらるるから、たまたま苦しい事に出会うと、自分だけかと思い僻んでスネ言葉を吐かれるのであろうが、苦しいことや悲しい事は誰にもある。珍しいことはすくない。
堪え難い苦しみ、忍びがたい悲しみの一つずつが人間学校の進級試験である。
いかなる難問に出くわしても、狼狽せず、ジッとおちついて工夫しているとよい答案を考え出すものである。
人生の面白みも、仏教のありがたみも、ほんとうは老境に達してからはじめて理解るのである。なんにもわからないうちに死ぬのはおしいことである。
自殺どころか、みなさん御身を大切にして八・九十までいきてください。
ネットで、甲斐和里子さんの言葉として、「人間学校の進級試験」が紹介されていた。
どれも「本の中に『人生は人間学校』という章がある」とだけ紹介されていて、何の本かが分からない。。。
でも、そうだなぁと思って紹介。
ようこそのお参りでした。
11月3日(日)
昨日は大雨で大荒れの天気。
早々と朝からよごろの太鼓中止の町内放送。
それが、午後になると嘘のような青空。
境内に雨でたくさん散ったイチョウの葉をせっせと掃除。
昔からこの祭の日は、みんな祭・祭でそれほど法事の予定も入らなかったけれど、今年は三連休の中日に当たったせいか、次々と法事の予定が入って、お葬式が9時開式と。
そのあと、10時、11時、12時、13時、14時、15時と、連続法事。。。
そして、18時にはお通夜。
声が何とか最後までもったけれど、腹筋が悲鳴。。。
そんな中、お祭りを感じたのは、お参り先でいただいた〈いが餅〉と、15時のお寺の法事の最中に聞こえてきた太鼓の音。
これをいただいたお宅の後、次のお宅でも他の〈いが餅〉の包みが。
わざわざこの同じ〈い〉の文字が使われていて、これには何か??と。
それはともかく、一息ついて、今日のドラマを楽しみつけたら、日本シリーズでドラマが。。。
とりあえず横浜ベイスターズ、日本一おめでとう。

10月30日(水)
月曜日にようやく衣替え。
お葬式の衣体も冬用衣体。
とにかく重い。。。
慣れるまで、しばらくの辛抱。
今日は午前中、通り報恩講。
そして午後から「呉市立広南中学校区教育研究会」に出席。
廊下に大きくドラマのポスター。
生徒や先生がエキストラで出演しているとか。
体育館へ向かうと、お昼のアトラクションとして1年生の落語「饅頭こわい」。
そして、後ろでは2年生が企業企画の商品を販売。
研究会は午前中から開かれていたけれど、午後からなら出席できるかなと思って参加すると、来賓席へと案内され、真ん中二列目に席が用意。。。
何とも恐縮。。。
昨年度より
呉市小中で創る「未来の学び」実践事業研究指定校
広島県「道徳教育推進拠点地域事業」指定校
となり、〈主体的に考え、議論し、自己の生き方を考える道徳科の授業づくり〉をしてきた成果を発表。
道徳が学校全体に浸透し、それが家庭、地域へも影響しているよう。
先日、今年の「くらしの文集」作文コンクール受賞者の発表を見てびっくり。
「くらしの文集」(https://www.momijibank.co.jp/portal/link/concours/)
学校賞 広南小学校
1年生 特選1名・入選1名
2年生 特選2名・入選1名
3年生 特選1名
4年生 特選1名
5年生 入選1名
6年生 「小さな親切」運動賞1名
広南小学校は3年連続で学校賞を受賞しているそう。
そして、今年は特選作品がずらり。
それも影響しているのかな。
これまで準備とかいろいろと大変だったと思うけど、実りある研究会に。
ホッとする間もなく、帰宅してお通夜へお参りし、今夜は浄円寺にて呉東組法中会。
10月27日(日)
今朝、境内を見回りながら、フジバカマに目をやる。
今年は暑さで育たないかと思っていたフジバカマ。
ここに来てこれまでで一番の開花。
新聞等でアサギマダラの記事を見ながら、今年もここには来ないかなぁ。。。と諦めかけていたら。。。
何と!一頭いる!!
(※蝶の数え方は、〇匹、〇羽でなく、〇頭だそう。)
大急ぎでカメラを取りに帰り、そーっと近づいて。
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低い姿勢でそーっと三脚で固定したカメラを見ながら、眼鏡を忘れたことに気がつく。。。
ピントが合ってればいいんだけれど、と思いながら撮影。
あっという間に飛んで、頭の上を何度もヒラヒラと。
3年前にアサギマダラが来ればいいなと思って植えたフジバカマ。
ようやくここで会えた。
これから南に渡っていくのかな。
平日はお仕事でお留守のお宅の通り報恩講。
帰りに黒瀬川でヒドリガモの姿。
金曜日にもここを通った時にはまだ姿が見えなかったのに。
こちらは北から渡って。
こちらもそろそろ衣替えの支度。

10月21日(月)
朝、少し冷え込む。
朝晩と日中の気温差が大きいので、体調管理を注意しないと。
昨夜はドラマ『海に眠るダイヤモンド』を。
オンタイムでドラマを観ることは滅多にないのだけれど、久しぶりに。
長崎の端島(軍艦島)にあった学校として、広南中学校がロケに使われたよう。
グランドの南側に防波堤があり、その向こうはすぐ海。そして、島が見える学校は、なかなかのロケーション。
今朝はその隣の広南小学校で読み聞かせ。
担当は1年生。
読んだ絵本は、
『火の鳥』 (手塚治虫 原作・鈴木まもる 文 絵)
この絵本は全学年で読んでみようと思い、このたび1年生に。
「この絵本、知っている人!」
と尋ねても、誰も手を挙げなかったので、ホッと。
他の人がすでに読んだかもと、『ぐりとぐら』も用意はしていたけれど。
「いのちの物語」にみんな聞き入って。
読み終わったあと、絵本の中で、
あなたは 人間としてうまれました。
もしも あなたが 花がすきなら、
あなたは うまれるまえは 花だったのかもしれません。
もしも あなたが 鳥がすきなら、鳥だったのかもしれません。
クマがすきなら クマだったのかもしれません。
と出てくるので、「みんなは何が好き?」と尋ねると、
ある男の子は、「妖怪」と。
「あなたは うまれるまえは 妖怪だったのかもしれません」??。。。
また、ある女の子は、
「私はお母さんが好き。だからお母さんから生まれたんだ。」
と、なかなか面白い反応。
1年生にも「いのちの物語」、しっかりと伝わったみたい。
終わって廊下に出ると、わざわざ6年生の担任の先生が待っていてくださり、
先月の虫干しの御礼の手紙を贈ってくださった。
ただただ恐縮。
そして、階段には新しくもくりんさん。