ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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薄墨桜

3月30日(土)

今日は青空もひろがり、暖かい陽気。

新型コロナウィルス感染拡大で「ステイホーム」と言う言葉があちらこちらで聞かれた頃に植えた薄墨桜。

一昨年、初めて花が咲いたけれど、昨年は咲かず。。。

今年もつぼみらしき感じもないので、どうしたものかと思っていたら。

たくさんではないけれど、つぼみがいくつか。

一昨年長男の大学入学、そして今年は次男の高校入学。
縁起を担ぐ訳ではないけれど、「サクラサク」、良かったと。

「サクラサク」

昭和30年代から平成初期に用いられた大学の合格電報が起源だとか。

 

そして、集会所前に昨年植えたものの、全く花の咲かなかったキツネノカミソリ。

場所が悪かったのかなと諦めていたのに、葉っぱが。

今年こそ、こちらも花が咲くといいな。

 

あちらこちらに春を感じながら、明日で3月も終わり。

 

2024年3月30日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

広南学園 離退任式

3月25日(月)

よく降った雨が上がり、午前中広南学園の離退任式に。

今年は発表が例年より少し早かったような。
新聞発表では3月18日が休刊日だったので19日の朝刊だったけれど、ネットでは17日に。
しかも、こちらは検索出来るので、ホントに助かる。

小さな文字の中から見つけ出すのも、それはそれで良いのかも知れないけれど。

 

広南小学校では、このたび5名が離退任。

 

広南中学校では、1名退任。

いろいろと御世話になった先生方をお見送り。

ありがとうございました。

 

学校の桜はまだまだつぼみ。
2月に暖かい日が続いたので、今年も3月末には満開かと思っていたけれど、今年は過去10年で最も遅い開花になるとか。

それでも帰りにツバメの姿を見かけた。

何だかゆっくりと春がやって来る。

 

 

2024年3月25日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

彼岸の中日

3月20日(水)

春分の日。

彼岸の中日は、朝から雪混じりの雨が降る大荒れのお天気。

午後2時にお墓で納骨法要のご依頼を受けていたけれど、午後1時の法事を終えて帰宅する頃にも冷たい大粒の雨。

てっきり延期の連絡でもあったかと思ったら、「これからお墓に向かうので、お天気の悪い中申し訳ありませんが、お待ちしております」と連絡があったと。

 

雨で寒いけれど、覚悟して車で向かうと、あれよあれよと天気が回復。

墓地に着いた時には雨が上がり、青空が。

たまたまそうなっただけのことではあるけれど、こうして不思議なことがあると、

南無阿弥陀仏をとなふれば
 難陀なんだ跋難ばつなん大竜等
 無量の竜神尊敬そんきょう
 よるひるつねにまもるなり
  (現世利益和讃)

を、ふと。

くれぐれも勘違いだけはしないよう、ただただお念仏。

春季彼岸会 2日目

3月19日(火)

本日、春季彼岸会2日目。

『正像末和讃』のお味わい。

朝席では、

浄土の大菩提心は
 願作仏心をすすめしむ
 すなはち願作仏心を
 度衆生心となづけたり

仏となりたいと思う心(願作仏心)をいただくことは、すべての人を救いたいと思う心(度衆生心)をいただくこと。
私の力ではどうしようもないけれど、どうしようもない力をいただいた。

釈迦・弥陀の慈悲よりぞ
 願作仏心はえしめたる
 信心の智慧にいりてこそ
 仏恩報ずる身とはなれ

弥陀大悲の誓願を
 ふかく信ぜんひとはみな
 ねてもさめてもへだてなく
 南無阿弥陀仏をとなふべし

 

昼席では、

弥陀・観音・大勢至
 大願のふねに乗じてぞ
 生死のうみにうかみつつ
 有情をよばうてのせたまふ

総序の御文〈難度海を度せる大船〉よりお味わい。

 

ようこそのお参りでした。

 

翁草が咲き始め。

去年、少し離れた所に翁草の葉っぱらしきものを見つけ、胞子が飛んだのかなと思っていたら、2つつぼみが膨らんで。

他にも次々とつぼみが膨らんで。

暑さ寒さも彼岸まで

ストーブもあとわずか。

2024年3月19日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 1日目

3月18日(月)

今日から春季彼岸会。

このたびより法座の日程を改めて、朝席9時から、昼席13時からとし、夜席をなくしてみて2日間4席に。

コロナ前の法座では、朝席7時30分、昼席13時、夜席19時30分としていた。

ただ、バスの本数もタクシーの数も減ってきているし、空き家もどんどん増えて夜道が暗く。。。
また、朝と夜は遠方の方はなかなかお参りできないのも実情。

 

そこで、法座の時間を改めてみることに。

今年の御正忌を急遽中止にしたため、その時に話す予定だった「立教開宗」の話を住職自勤で。

昼席では芥川龍之介の『くもの糸』の紙芝居を。

立教開宗のことを調べていて、立教開宗のはじまりは100年前の大正12年のことだったと。

《参考》中外日報「立教開宗700年のころの真宗教団」

1つには大正の親鸞ブーム。

この『蜘蛛の糸』は、大正7年に鈴木三重吉が創刊した児童向け文芸雑誌『赤い鳥』創刊号に発表されている。

また、宮沢賢治もその時代。

当時の立教開宗700年記念法要は、「時代の変化に対応して、法要の内容も形式も大きく変更された」そうだが、一方お祭り騒ぎ批判もあったとか。

いつの時代も、変えることは大変だけど、それが良いご縁となればいいな。

 

昼席が終わり、15時に祥月の御法事が1件。

お父さんの祥月命日と自分の誕生日が近いので、一昨年前よりお寺へお参りに来られるように。
そして、法事が終わった後はいつもスマホで御本尊を背景に写真を。

それも良いご縁。

 

どなたさまもようこそのお参りでした。

2024年3月18日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku