我聞会 忘年会

12月6日(木)

長浜も少しだけだが初雪を観測。

今夜は我聞会の忘年会。

報恩講も沼田・津久茂も終わり、明神地区も今日終えたことで、あと少し。
残るは胡子と最後の東小坪。

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そんなことで、昨日の朝、報恩講前に、あと一息だと思ったところで、昼から悪寒。
「病は気から」とはこのことを言うのかと実感し、「気合いだー!」と・・・。

何とか今日は体調も戻りつつ、忘年会に出席。
 

それはともかく、今日一冊の本が届いた。

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龍谷ミュージアムで先日まで開催された「“絵解き”ってなぁに?」という企画展の図録。

先日、報恩講にお参りしたお宅で、「本山にお参りし、龍谷ミュージアムのこの企画展を見に行って、良かったですよ」と、この図録を見せていただいた。

何とも立派な装丁で、早速入手出来ないかと調べたところ、龍谷ミュージアムで通信販売をしていると知り、早速申し込む。
その本が今日届いた。

“絵解き”。

紙芝居やマンガの原点。“読み聞かせ”もそうかも。

学生時代、奈良の当麻寺で『当麻曼荼羅(観無量寿経変相図)』を見て、『観無量寿経』をマンガのように絵で表しているを見て驚いた。
そして、中国敦煌の莫高窟の壁画にもその絵があり、しかも、善導大師にゆかりがあると知った。

その絵を一つ一つ見ながら、『観無量寿経』を読んだことを思い出す。

“百聞は一見にしかず”

ということばがあるが、目で見ることのインパクトは強烈だ。
ただ、その分、固定観念がつきすぎるということもある。

メディアの発達している現代、見せることも大切なことかと思いつつ、こんな時代だからこそ、耳で聞くことでイマジネーションを膨らませることも大切かと。

そのバランスを考えながら、昔の良いところを学んでいき、現代に活かせたら良いなぁと思う。

 

YouTubeに載せた広南学園の『「ありがとう」ソング』、すでに再生回数が100回を超えた。
また、長浜の秋祭はこの1ヶ月で再生回数が270回。しかも、高評価を付けてくださった方は、何と大韓民国より。

こうしたことも取り入れつつ、大切なことを残し、伝えたい。

2012年12月6日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku