大晦日

12月31日(月)

昨日の雨も止み、青天ではあるが、たいへん寒い一日。

午後から本堂に打敷を掛け、大晦日、正月の準備。

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今年から次男もお供え運びのお手伝い。

夜、本堂のおつとめでは、大きな声で一緒におつとめ。
そして、お内仏でのおつとめでは、長男と次男が初めて二人並んで讃仏偈の導師を。

まだまだ次男は字が読めないが、一生懸命聖典をもって、何となく讃仏偈。

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今夜は除夜会。

さきほど、境内に出たが、満天の星空ではあるが、寒い。

初めての試みの蓮のキャンドル。
とりあえず、60個ほど用意は出来た。

それが、どんなふうに映るか。

境内に美しい花が咲き、参拝された方の顔に笑顔が浮かびますように。

2012年12月31日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

12月28日(金)

今夜は広の浄円寺にて、今年最後の組内行事、法中会。

今年は組長(そちょう)が替わり、組(そ)の事務局が新しく設置され、その事務局員に就いた。

毎月開催される法中会のFAX案内、法中会の資料作成。
そして、ご縁の会の事務等々。

いろいろと新しいことをさせていただいた1年であった。

 

今夜の法中会で、来年の呉東組団体参拝(2泊3日)の行き先が決まった。

2年に一度の団体参拝。
来年は本願寺を清掃する念仏奉仕団に6月12日、13日と参加。

それはすでに決まっていたのだが、その後の行程をどうするか。
今日4案が提示され、そのなかから白浜コースに決定。

念仏奉仕団の後、南紀白浜温泉に1泊して、鷺森別院を参拝して帰ることに。

鷺森別院は、石山合戦において織田信長と和睦し、石山本願寺を退去した顕如上人が、一時本山を置いた寺。

 

定員が120名。
年が明けたら、募集の呼びかけ。

どうぞ、ご参加を。

 

 

2012年12月28日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

お国自慢

12月26日(水)

通り報恩講参りも今日の1件で修了。

最後のお宅へ伺うと、いつも女性の方に抱かれてお参りしていた犬の姿が見えなかった。
おつとめが終わり、帰り際に17年間一緒に過ごしてきたその犬が、昨日息を引き取ったことを聞かされた。

「やっぱり寂しいです。」

この一言がこころに残る。

 

今日広南小学校のホームページを見ていると、「各学年の部屋」の6年生、12月に「広南の宝」として、長浜の宇都宮黙霖と小坪の小坪神楽についてのグループ発表の模様がYouTubeで紹介されていた。

 

こうして地域のことを通して、身近なところでいろんなことを学べるのは、大切なご縁。

 

そして、今日もう一人、長浜出身の方の話を。

ご門徒の方より、広島大学で先日ある催しがあったことを教えていただいた。

昭和の造船教育者
長浜出身の濱本博登氏。

広島大学ホームページより

 

長浜からいろんな方がいろんなところで輝いている。

2012年12月26日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組忘年会

12月25日(火)

今夜は呉東組の忘年会。
初めて訪れる音戸のお店にて。

昨日から冷え込みも厳しいなか、今年一年の慰労と親睦の集い。
とはいえ、28日に法中会があるので、今年最後の組内行事とはいかないが・・・。

 

そして、今日はクリスマス。
キリスト教徒の方々にとっては、大切な日。

仏教徒だから関係ない。
ではなく、仏教徒であっても、キリスト教徒の方々に敬意をあらわして、「メリークリスマス」。

クリスマスは、仏教徒にとっては4月8日のお釈迦様の誕生日(灌仏会・花まつり)にあたるのだが、文化が違えばいろんなことが違う。

それはそれで、良いところは学びたい。

 

また、あんまり知られていないが、カトリック・バチカン諸宗教対話評議会から、灌仏会にお祝いのメッセージが全日本仏教会に毎年寄せられている。

花まつりを祝うメッセージ(機関誌『全仏』2002年5月号に当時のものを紹介)

 

それぞれの違いを認めながら、お互いよりよい世界に。

世のなか安穏なれ

2012年12月25日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広 真光寺 報恩講

12月19日(水)

今日は大広 真光寺の報恩講法要御満座。

今年最後のつとめあいで、善通寺と仁方浄徳寺の御住職とともにお参りさせていただく。

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報恩講もあと少し残ってはいるものの、ほとんど修了。

11月に痛めた喉も何とか持ちこたえた。

 

法要が終わり、着替えをしているとき、私の着けている白帯(はくたい)を見て、ちゃんと白帯を着けているんだと感心された。
どうも皆さんはマジックテープで留めるタイプの帯を、白衣(はくえ)に着けているそうで。

私はどうもマジックテープのものは・・・。

そのときの話にも出たが、正絹の帯の方が蒸れにくい。
グルグルと何重にも巻いてはいるが、夏場それほど蒸れる感じはない。
それに、声を出すとき、お腹に力が入るため、マジックテープだとどんどん緩んでしまいそうで。

 

控え室で、そんな会話。
人から言われて、それが普通でないことを知る。

 

今年もあと少し。
体調に気をつけて。

 

2012年12月19日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会 本堂清掃と報恩講

12月18日(火)

朝9時から仏教婦人会のみなさんが集まって、まずは本堂の清掃。

一昨日、境内は仏教壮年会のみなさんが清掃してくださり、今日は本堂を婦人会のみなさんが。

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丁寧に掃除をしていただき、それが終わってから報恩講。

正信偈をおつとめし、そのあと住職が法話。

 

仏教壮年会の例会でも話した、大晦日に行うキャンドルナイトに使う紙で作る蓮。
今回はデモンストレーションを交えながら。

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竹筒の代わりに使うパイプと、はさみ、のり、ガーゼハンカチとたこ糸(叉焼用の糸で代用)。
そして、花に使う用紙さえあれば準備は万端。

花びらは一枚一枚絞って作るので、少し手間はかかるものの、花の組立はいたって簡単。

 

そんな作り方を説明し、この花に込められた意味を伝える。

『阿弥陀経』の「青色青光・黄色黄光・赤色赤光・白色白光」。

金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」。

そして、このたびの選挙で座を追われることとなった野田首相が、民主党の代表選挙で引用した相田みつをさんの、

どじょうがさ、金魚のまねすることねんだよなあ

一躍脚光を浴びたこの詩も、このこころに通じる。

 

それが出来ていない私たちだからこそ、出てくる御文。

隣と比べ、隣をうらやむ。
また、無理して自分の色と違った色に輝こうとする自分がいる。

 

大晦日、この4色の蓮に彩られた境内で、いろんな思いをいただいていただければ。

 

この蓮は、初めての試みなので、準備は住職一人でこつこつと。
今のところ青・黄・赤・白の4色が5セット。20個の蓮が出来上がる。

これまでは、4枚づつの花びらを3重に重ねて作ったが、これからは2重にして量産を。

今回成功したら、来年は手伝っていただける方にもお願いしようかと。

 

何はともあれ、大晦日から新年にかけての1年に一度の行事。
参拝される方の良いご縁となりますように。

2012年12月18日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 境内清掃

12月16日(日)

昨日の雨でぬかるんでいるものの、快晴で暖かい日曜日。

12月2日に予定されていた境内清掃。
当日、雨で中止となり、今日の午後2時より改めてすることに。

イチョウの葉もすっかり散って、今日の清掃の中心はイチョウの落ち葉拾いと、雨樋にたまった葉っぱの除去作業。

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急な日程変更にもかかわらず、15名の会員の皆さんが参加。

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落ち葉がゴミ袋6袋分。

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どれだけの葉っぱがこのイチョウに付いていたのだろう。

寺務所の裏の葉っぱの掃除をしていると、何故かニラの臭い・・・。
よく見ると、何とニラが群生。

 

一昨年は雨樋がつまり、そこにどこからともなくやってきた大根が生えていたことも。

何はともあれ、きれいになった。

明後日18日は、仏教婦人会の本堂清掃と報恩講。

一つ一つ今年の行事も終わっていく。

 

選挙も終わり、どうやら政権交代で新しい年を迎えそう。

世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

2012年12月16日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

善通寺報恩講法要

12月13日(木)

今日は広の善通寺の報恩講御満座。

この日の午前中は、例年広地区の北部。
塩焼・徳丸・中迫・町田、郷原の通り報恩講。

それを終えて、昼席に出勤させていただく。

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お天気にも恵まれ、広真光寺・郷原浄光寺、そして専徳寺がつとめあい。

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残すは広の真光寺報恩講が19日。

通り報恩講も、明日の胡子、月曜日に東小坪を残すのみ。

そろそろ来年に向けての準備に。

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ただいま善通寺の鐘楼は工事中のため、今年は除夜の鐘を行わないとのこと。

専徳寺では今年も行う。
除夜の鐘、毎年小さなお子さんを連れてお参りに来られる方もいるので、こころに残るようなことが出来ればと思う。

ようこそのお参りでした。

2012年12月13日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練打ち合わせ

12月12日(水)

本日、来月の「文化財防火デー」に伴う石泉文庫の防火訓練の件で、呉市教育委員会、呉市東消防局の方との打ち合わせがあり、住職と総代1名が出席して行われた。

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今年は雨のために中止となったが、来年は1月17日(火)に開催。

ちょうどこの日は、阪神淡路大震災の起こった日。

例年どおりの訓練と消火器の使い方講習を行う予定だが、今年はさらに天ぷら火災の怖さを知っていただくため、火のついた天ぷら油に水を注ぐとどうなるか?、これを消防士の方に見せていただくことに。

寒い時期ではあるが、こうした訓練は大切なこと。
暖かくして、どうぞご参加を。

仏教壮年会 12月例会

12月8日(土)

今夜は今年最後の仏教壮年会の例会。

昨年同様今年をふり返りながら話をさせていただく。

とはいえ、まだまだこれから選挙もあるので、それ次第で・・・というところだろうか。

 

先月12日に行われた蒲刈の弘願寺仏教壮年会との交流会で、立派な紙華を見せていただいた。それから灯籠。

それらがとても印象的で、これをご縁に何か取り入れることが出来ないだろうかと思い、その後購入した『紙で作る江戸の花』の作り方にヒントを得て、蓮の灯籠を試作してみる。

花びらの模様は竹筒絞りという手法を用いるのだが、竹筒の代用品としてラックの組み立てとかに使う短いパイプを量販店で入手。

そこにパソコンで作成した色紙の花びらを布と一緒に巻き、たこ糸を巻き付け、両側から一気に押して絞る。
たったそれだけの行程で、何とも風情のある花びらが出来あがった。

その花びらを重ね合わせ、大晦日に使用しているキャンドルグラスを真ん中に。

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案外すんなり試作品が出来たので、例会で披露し、終了後にキャンドルを点火して出来映えを確認。

青色青光 (しょうしきしょうこう) 
黄色黄光 (おうしきおうこう)
赤色赤光 (しゃくしきしゃっこう)
白色白光 (びゃくしきびゃっこう)

テーマは『阿弥陀経』に出てくるこの御文。

浄土には蓮の花が咲いている。
その蓮は、青色の蓮は青く光り、黄色の蓮は黄色く光り、赤色の蓮は赤く光り、白色の蓮は白く光っている。

別に青色が赤く光ったり、黄色く光ったりする必要はないんだよ。
青い色ならそのまんま青く光ればよい。
みんなそれぞれにそれぞれの光で。

それを表現してみた。

 

大晦日に行う『安穏のともしび』キャンドルナイト。
今年のテーマはこれで進めてみたい。

2012年12月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku