1月25日(水)
今日は朝から専徳寺仏教婦人会の方、3名と一緒に安登の浄念寺へ。
呉東組仏教婦人会連盟の新年会。
組内20単位の婦人会より、3名ずつが参加。
10時からはじまり、おつとめ、組長・会長のごあいさつに続いて、午前中は若手法中(僧侶)による雅楽の演奏。
呉東組内の若院さんが、次々と特別法務員の資格をとって、京都から自坊へと帰ってきている。
特別法務員とは、本願寺の法要のエキスパート養成機関、勤式指導所に通い、試験に合格した方のことで、いわば法要のスペシャリスト。
雅楽も必修で、自坊へ帰ってからも、広島雅楽会に所属し、各地の法要等に出向。
そんな若いスペシャリストがどんどん増えてきた呉東組。
今日の雅楽を演奏された12名のうち、組内法中が7名。
そのほかの方は、近隣の広島雅楽会会員の皆さま。
雅楽というと、神社のイメージがあるそうだが、もともとは仏教とともに伝わったもの。
笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)の三管と、鞨鼓(かっこ)・釣太鼓(つりだいこ)・鉦鼓(しょうこ)の三鼓、それぞれの楽器が、それぞれの音で、仏さまのお浄土の荘厳を。
越天楽・陪臚といった雅楽の合間に、『童謡ふるさと』、『見上げてごらん夜の星を』、『恩徳讃』を披露。
そして、曲と曲の間には、楽器の解説を楽しく、わかりやすく。
昼食をはさんで、今度は安浦ハンドベル・リンガーズのみなさんによる、ハンドベルの演奏。
ハンドベルは、イギリスの教会の鐘を鳴らす練習用に用いられたのが発祥とか。
思わぬ東洋と西洋の音色で、とっても厳かな新年会と。
帰りの車の中で、「ご院さんもまだ若いと思ってましたけど、もう中堅どころですね」って。
この若い法中さん方に刺激をいただきながら!と。