御正忌報恩講 (2)

1月15日(日)

御正忌報恩講、2日目。

朝起きると、雪!!!

法座中に雪が積もった記憶がないので、今朝のお参りは、、、と思ってたら、何と雪のなかを20名ほどお参りに。

このあたりは、雪なんてほとんど積もらないので、冬用タイヤに履き替えることがない。

だから、雪が降ったら、車に乗ることが出来ない。

特に寺から大きな道に出るまでのカーブの多い細い坂道は、雪解けも遅いので恐くて。

ということで、法座の後の9時からの七日参りのお宅へは、朝席前に午後からに変更していただくようにお願い。

10時からの広交差点のお食事処での法事には、バスで行こうかとバス停に向かうが、ほとんど利用することがないから、バス停の時刻表を見て。。。

向かいのタクシーは、みんな雪をかぶって今日は休業か。。。

でも、電話でタクシー会社に問い合わせたら、10分ほどで来てくれるということで一安心。

そこで、帰りの予約も入れておこうと電話したら、こんな天気なので予約は受けれないと。。。

法事のあいだ、ずっと次の移動のことばかり。。。

でも、法事が終わり、タクシーを呼んだら、すぐに来てくださった。

そして、今度は小坪へ11時の法事。

また、終わったらすぐにタクシーを。。。

と思っていたら、お参り先のご主人が車で送ってくださると。

今度は歩いて坂をのぼり、12時に長浜での法事。

帰ってすぐに昼食を食べ終わると、ちょうど喚鐘の音。

13時よりお昼の席。 お昼の席は、たくさんお参りをいただいた。

昨日に引き続いて、住職がお取り次ぎ。

このたびは、四十八願について。

第二十一願の、浄土の人・天が、仏の三十二相を完全にそなえなければ、私はさとりを開きません。

三十二相って、一つずつ見てみると、結構おもしろい。
三十二相の中で、扁平足っていうのは、すでに備わってるんだけど、他はなぁとか思いながら。。。

  昼席が終わった後、青空が広がり、一気に雪が溶け始めた。

夜席は、前席・後席の間に、おぜんざいの接待があり、御伝鈔の拝読があり、もりだくさんの大逮夜。

第三十三願、触光柔軟の願。

阿弥陀さまの光に触れるものは、心身ともにやわらぐ。

大変な一日だったけど、何ごともなく、終えることができたことに感謝。

  明日の朝席で御満座。

雪のなか、寒いなかをようこそお参りくださいました。

 

2017年1月15日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku