広南小学校読み聞かせ(152)

11月26日(月)

穏やかな朝。

今朝は広南小学校の読み聞かせ。

担当は、5年生。

先日、学習発表会で「ウサギとカメ」の英語劇を演じた5年生に、

読んだ絵本は、

『三びきのコブタのほんとうの話』
 (ジョン・シェスカ 文・レイン・スミス 絵・いくしまさちこ 訳)

中表紙には、「A.ウルフ談 ジョン・シェスカ 聞き手」と。

「A.ウルフ」とは、アレクサンダー・T・ウルフ。
『3匹のコブタ』に出てくるオオカミのこと。

そのオオカミが、『3匹のコブタ』として知られる話はでっち上げで、自らが本当のことを語るというストーリー。

 

オオカミが悪者になってしまうのは、ウサギとか、ヒツジとか、ブタとか、かわいらしい動物を食べてしまうから。

もしも、チーズバーガーがかわいかったら、それを食べる人間だって、きっと悪いやつだってことになると。 

 

コブタの立場で見たお話と、オオカミの立場から見たお話。

視点を変えると、違ったストーリーに。

 

悪者は、やることなすこと、ぜんぶ悪く見えてしまう。

相手の立場でものを見る。

時にはそんなことも。 

 

 

 

 

2018年11月26日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku