通り報恩講(小坪)

10月15日(木)

今朝は少し気温が低い。
そのせいか、膝に時々痛み。。。
この春に着けていた膝サポーターを引っ張り出して再び。。。

今朝、広南小学校6年生が修学旅行に出発。

先月からの呉市のコロナ騒動で心配されたけど、無事今日を迎えることができた。
1泊2日、マスクを着けたままで大変だろうけど、みんなで楽しんで帰って来れるように願いながらお見送り。

 

今日は小坪(旧小坪地区)の通り報恩講最終日。

例年なら14日から16日まで専徳寺報恩講が執り行われるところだけど、今年は春の段階で、もし行えるとしても御満座の一席のみとし、8月にはアクリル板も用意したけど、それも目処が立たないため、中止決定。

今月12日に開催予定だった聞名講も10月に入って中止が決定。
昨日、小坪説教所の12月の報恩講、1月の御正忌も中止のお知らせをいただき、白石説教所の12月の報恩講も、今年は当番に当たっていたけど中止のお知らせをいただいた。

不特定多数の方が集まるご縁は難しいけど、各ご家庭をまわる報恩講は注意をしながら。

 

マスクを着けたままお参りさせていただくと、「お風邪でもひかれましたか?」と尋ねられるので、「えっ、、、コロナの感染拡大防止のために着けてます」と応えると、「そうですかぁ。大変ですねぇ。どうぞお気をつけて。」と笑顔で。

そんな笑顔で迎えてくださる方に、「感染させるようなことがあってはならない」と改めて思った瞬間。

 

今日は一緒におつとめしてくださるご家庭が多い地区。
正信偈のおつとめをしていると、途中から鼻をすする音が後ろから聞こえてくる。
風邪でもひかれたのかな?と思っていたら、「コロナでいろんなことが中止になる中、こうして報恩講を迎えることが出来て・・・」と感動の涙を。。。

最後に伺ったお宅では、家族は集まれないけれど、年回の法事も一緒にお願いしたいとご依頼があったので最後にお参りすることにしていたが、伺うと「お疲れでしょう。今日はもうおつとめはいいです。その代わりちょっと食事してってください」と言われたけれど、「今おつとめ先でマスクを外さないことにしていますし、会食はちょっとご遠慮させていただいてますので。。。」と。
どうやら、耳が聞こえづらくなってきているようで、おつとめさせていただいても、聞こえないというのが一つの理由だったよう。
そこで、コミューンのボリュームを少し上げて、正信偈をおつとめすると、最後まで一緒におつとめしてくださった。
法話の時には少し耳を傾けられたので、もう少しボリュームを上げると静かにうなずいて最後まで聞いてくださった。

声が届く

普段は当たり前のことのように思ってしまってるところもあるけど、このコロナ禍で改めていろんなことを大切に。

当たり前 ⇔ 有り難し

 

 

 

 

 

2020年10月15日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku