長浜里山を愛する会

5月31日(火)

今朝境内を掃除していると、子どもたちの声が螺山つぶやまの方から聞こえてきた。

先日、“長浜里山を愛する会”の会長さんより話は聞いていたので、すぐに状況は分かった。

昨日の学校関係者評価委員会で、「せっかくいい取り組みをしていても、それがあまり地域の中で知られていない」との声もあり、せっかくなのでこの目で見ておこうと山に。

大体の場所は見当ついていたのだけど、どこ?と思いながら近くまで向かうと、「こっち!」とちょうど畑に向かう仏教壮年会会員の方が教えてくださり、一緒に向かう。

声のする方に向かうと、すでに子どもたちと取材陣。

NHKと中国新聞の取材。

広南小学校4年生が、昨年に続き“長浜里山を愛する会”と一緒にサツマイモの苗付け。

“長浜里山を愛する会”に関わっている方の多くが、仏教壮年会にも入っているので、集合撮影しているところに「地域と一緒にってところを撮ってもらうんだから、ご院さんも一緒に入ってもらわんと!」と、特に何にもお手伝いできていないけれど、とりあえず一緒に輪の中に。

畑の側には、

野イチゴがたくさん。

小さい頃、この山に登っては採って食べてたなぁと、懐かしく。

また、畑のまわりにフジバカマを植えたそう。

ここにも、専徳寺にも、アサギマダラ、飛んできてくれたらいいな。

結構道は急だけど、ロケーションは最高。

 

そして、夕方6時10分からのNHK『お好みワイドひろしま』で今日の模様を紹介。

長浜、そして広南を元気に!

 

2022年5月31日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

会合続き

5月30日(月)

今日は午前中、広南小中合同学校関係者評価委員会に。

小学1年生から中学3年生まで、ちょっとずつ全教室を参観させてもらって、学校のことについていろいろと。

コロナでずっと中止になっていたので、久しぶりの委員会。

 

呉市では昨年度よりGIGAスクール構想の実現に向け、児童・生徒に1人1台ずつiPadが貸し出されているので、どの学年に行ってもタブレットを。

でも、基本は板書だそう。

先生たちはいつ見てもきれいな字を書かれる。

その姿を見ては、こちらもきれいな字を心がけなければと思うのだけど、すぐに忘れて。。。

 

午後から、今度は呉東組恵信会(坊守会)の総会が専徳寺にて。

坊守とは、

『この世界の片隅に』より。

 

組内寺院の坊守さまが集まっての総会。

このたび、その会長の役が回ってきて、今年度から2年間坊守が担当することに。

住職の出番はないのだけれど、始まる前の本堂のセッティングを手伝う。

このたびテーブルに席札を用意。

こうした会で困るのは、まず座る席。

だんだんと若い坊守さまに代替わりしているので、席をあらかじめ決めておかないと、「どっちが上座?」とか、「あの方は何方?」と戸惑うケースも。
ましてや今のようにマスクを着用したままだと。

今日の学校関係者評価委員会でも、ちゃんと席札が用意されていたので、戸惑うことなく。

小さなことではあるけれど、大切なことかな。

 

また、入口の消毒液を置いたテーブルに花を添えてみた。

 

春に2種類のヤマアジサイの苗を買ったのだけど、1ヶ月ほど順調に育っていたのに、途中で枯れてしまった。

でも、ヤマアジサイっていいなと、先日鉢植えのヤマアジサイを購入。

ちょうどその花がきれいに咲き出したので、せっかくだから入口に。

名前は「瀬戸の月」。

名前につられて。

 

明日はまた違う会合に。

他所でいろいろと学び、それを次に活かせるように。

 

 

 

2022年5月30日 | カテゴリー : 呉東組, 長浜 | 投稿者 : sentoku

向日葵

5月29日(日)

5月21日に種を植えた向日葵ひまわり

ここに来て次々と発芽。

向日葵は、「葵」と付いているけれど、アオイ科でなくキク科。
北アメリカ原産で、日本には江戸時代に入って来て、寛文6(1666)年に著された『訓蒙図彙きんもうずい』に紹介されているのが最初だそう。

そこには、「丈菊」として。(国立国会図書館デジタルコレクション [14] 20/38)

そして、宝暦9(1759)年に描かれた伊藤若冲の『動植綵絵』には「向日葵雄鶏図」と、この頃には「向日葵」として。

 

そんな歴史を持つ向日葵。
黒い種をベレー帽のようにかぶって出て来ているのが何とも。

 

ロシアでもウクライナでも向日葵が国花。

今年はその向日葵に願いを込めて。

 

2022年5月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

5月28日(土)

今夜は法幢寺にて呉東組法中会。

 

先日25日、組で久しぶりのカープ観戦(ロッテ×広島)。

交流戦が始まり、苦戦中だけど、この日は広島らしいつなぐ野球。

小さなお子さん連れで参加のお寺さんが多く、久々に賑やかに。

ただ、以前のようなトランペットも声援もジェット風船もなく、太鼓と手拍子の応援。
オーロラビジョンの下から遙か遠くのバッターボックスを凝視。

老眼は進んでも、まだ裸眼でストライクゾーンはしっかりと見えてたので、1.5はキープかな。

 

そして、今日の法中会ではこれからのことをいろいろと。

2022年5月28日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

久しぶりのもくりんさん

5月27日(金)

今日の夕方、広南中学校から久しぶりに“もくりんさん”がやって来た。

宇都宮黙霖ゆかりの地を背景に、“もくりんさん”撮影のため。

 

良いお天気だけど、この時間帯は逆光になってしまう。。。

本堂や山門前で撮影し、せっかくなので石泉文庫へ案内。

文庫の2階に上がって、黙霖直筆の本を読む“もくりんさん”。

素敵な写真が撮れてますように。

2022年5月27日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku

くれえばん 6月号

5月25日(水)

『くれえばん』6月号に、『黙霖 ろう勤皇僧 宇都宮黙霖の生涯』の著者松岡雅之氏が紹介されると連絡をいただき、本日購入。

『くれえばん』6月号は、「歴史、文化、暮らし、生活、自然、食など 呉をデザインする人。」がテーマ。

その23番目。

“手話をより身近な言語にしていきたい”

と。

専徳寺や石泉文庫にお越しになった時の写真も添えられて。

第70回全国ろうあ者大会inひろしまのwebサイト(https://www.deafhs.com/)には、ドローンで専徳寺を撮影した映像も。

 

大会が盛り上がりますように。

2022年5月25日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku

合掌チラシ

5月21日(土)

今日は親鸞聖人の御誕生日です
このよき日をお祝いいたしましょう

本日、呉東組内地域に配達される新聞朝刊の折り込みチラシに、

1枚の合掌チラシ。

 呉東組総代会・親鸞聖人讃仰会、そして呉東組婦人会連盟協賛での伝道活動。

今年の法語は 

善人と思う人は 他を裁き
悪人と思う人は 自らを問う

 

午前中の広南学園運動会が終わり、午後から境内の片隅に種を植えた。

ただいまホタルブクロは満開だけど、他の花が次々と終わっていく。
これからの花で何かないかな・・・と。

日本原産を出来るだけ選んでいたけど、やっぱり、今年はここに向日葵ひまわりを植えたい。

向日葵の咲く、穏やかな穏やかな夏を迎えることが出来ますように。

「世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ」と。

 

 

 

2022年5月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南学園運動会

5月21日(土)

今日は親鸞聖人の誕生日。

そして、広南学園の運動会。

コロナで一昨年は中止。昨年は無観客。

今年は各家庭2名までと、人数制限はあるけれど、3年ぶりの運動会。

今週初めの月曜日、週間天気予報では☁☂マークが付き、50%の降水確率。。。

順延となったら観れそうにないなぁと、毎日天気予報を気にしていたら、あれよあれよと降水確率が下がって。

始まった頃はくもり、途中から青空が出て来て、時折砂嵐。。。

コロナ前と違い、競技は午前中のみ。
種目も少なくなっているけれど、それでも晴れ晴れとした子どもたちの姿に感動。

声援を送れないので、拍手で応援。

 

マスクを外して走る姿や一生懸命ソーランを踊る姿、顔の表情が見えるってやっぱりいいな。

来年は地域のみなさん、たくさんの観客の前で出来ることを願って。

 

 

 

2022年5月21日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

蓑虫

5月17日(火)

今日、久しぶりに鐘楼前の花海棠はなかいどうの葉の裏に、蓑虫みのむしを見つけた。

あまりにも久しぶりだったので、気になって調べてみたら、

日本でよく見られていたミノムシは、〈オオミノガ〉と言う名前。

その〈オオミノガ〉が地方によっては絶滅危惧種になっていると!

 

何故、絶滅危惧種になっているかと言うと、〈ヤドリバエ〉と言う虫が中国大陸より侵入してきたからだと。

〈ヤドリバエ〉は、ミノムシの食べる葉っぱに小さな卵を産み付ける。
ミノムシの幼虫は、そうとは知らずにその葉っぱと一緒に卵を食べてしまう。
すると、その卵がミノムシのお腹の中で孵化し、今度はミノムシを虫食んでいく。

そのヤドリバエが急増したため、ミノムシ〈オオミノガ〉が減少しているそう。

まさに、〈獅子身中の虫〉。。。

何ともこわい話。

 

と、もう一つ。

ミノムシは〈ミノガ〉と言う蛾の幼虫だと言うのは知っていたけれど、〈蛾〉の姿になるのはオスだけなのだと。

メスは、ずっとミノムシのまま。

ミノムシの状態で交尾し、蓑の中で卵を産み、蓑の中で一生を終えていく。

 

知らなかった。

と言うよりも、今日ミノムシを見なかったら、ずっとずっと知らなかったことかも。

あんまり〈蛾〉って好まれない虫だけど、「絶滅」って言葉を聞くと。。。

そうかと言って、絶滅して欲しいって思うような虫はいろいろあるのだけれど。。。

 

あぁ、人間って勝手なものだな。。。

 

 

蛍袋

5月16日(月)

今年の春、苗を植えた蛍袋ほたるぶくろが次々と咲き始めた。

先日、雨がやんだ後に見に行くと、何だかナスのようなものが。。。

よく見ると、大きな大きな不思議な形をしたつぼみ。

そのつぼみが次々と開花。

《ホタルブクロ》とは、昔、ホタルを捕まえてこの花に入れて遊んだことに由来するとか。

別名、釣鐘草つりがねそうと呼ばれるようで、専徳寺の鐘楼を背景に。

 

ヨーロッパ原産のカンパニュラも、同じくキキョウ科ホタルブクロ属。

カンパニュラとは、ラテン語で「釣鐘」を意味するそう。

確か宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に似たような名前、「カムパネルラ」が登場したなぁと思ったら、こちらもイタリア語で「(小さな)鐘」を意味するそう。

 

正覚大音 響流十方

そして、

南無阿弥陀仏

が刻まれた専徳寺の梵鐘。

「世の中安穏なれ 仏法ひろまれ」

との願いを込めて。