呉東組仏教婦人会連盟新年会

1月31日(水)

4年ぶり、呉東組仏教婦人会連盟の新年会が、広の浄円寺にて。

コロナ以前は各単位より3名参加して開催されていたけれど、このたび各単位より2名の参加で復活。

専徳寺仏教婦人会からも2名の会員が参加。

このたびは、楽団とおりゃんせの津軽三味線奏者こうのひとしさんと鍵盤奏者住麻衣子さんをお招きして。

 
 
 
 
 
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楽団とおりゃんせ(https://toryanse.wixsite.com/toryanse)

仏さまの前で、そして間近で三味線の音色を聞く機会はなかなか有難し。

先日の専徳寺仏教婦人会の新年会とはまた違った感じで、楽しく聞かせていただいた。

 

そのあと、昼食を挟んでかるた大会。

かるたは「加越能か えつ のう 真宗かるた」。

「加越能」とは、加賀・越中・能登の略称。
親鸞聖人750回忌記念事業として製作されたもの。

10年ほど前に一つ取り寄せたなぁと思い、探したら見つかった。
裏返すと、箱の裏に子どもの落書き。。。

これもいい思い出。

みなさん、なかなか白熱しながら、御法義をお味わい。

1日も早く、被災された加越能のみなさんにも日常が戻ってきますように。

 

ようこそのお参りでした。

 

2024年1月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会 新年会

1月28日(日)

今日は午後から仏教婦人会新年会。

このたびは、婦人会会員とそのご家族の方を対象としたコンサートを開催。

仏さまの前でヴァイオリンとフルート、シンセサイザーが奏でる音楽を、みなさんと一緒に。

 

昨日の夕方、講台や仏具類を移動させ、毛氈を敷く。
そして、両袖に昨年暮れに購入した屏風をセッティング。
このたびは全席足元に暖かマットを用意。

 

今日は午前中、法事に出かけている間に、このたび演奏してくださる方々が到着し、お昼過ぎまでリハーサル。

リハーサルが終わると、開演に向けて座席をチェックしたり、プログラムを入口に用意したり。

1時15分開場。1時30分開演。

讃仏偈のおつとめをし、住職があいさつ。

そして、メインのコンサートは、2部構成で全13曲。

クラッシックからピアソラ、映画音楽、そしてみなさんおなじみの曲まで。

最後はみなさん一緒に「ふるさと」を合唱。

 
 
 
 
 
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曲の紹介をされる中で、『パーソナル・ソング』という映画の話をしてくださった。
認知症の方が思い出の音楽を聞くことで、記憶を蘇らせる効果を追ったドキュメンタリー映画の話。

みんなそれぞれ心に残る音楽がある。

特に「ふるさと」を歌っている時、それぞれのふるさとを思い起こしながら歌われたのでは。

今日は楽しい一時をみなさんと一緒に。

お帰りに、先日の御正忌報恩講でお渡し出来なかった懐中しるこをおみやげに。

ようこそのお参りでした。

 

みなさんが帰られ、演奏されたみなさんも帰られ、そのあと本堂の後片付け。

そして、今夜は広真光寺にて法中会。

 

 

2024年1月28日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

火の用心 文化財防火デー

1月26日(金)

今日は午前中、本堂Wi-Fi設置工事。

お内陣修復が一段落つくと、今度はその周りの整備も。
その一つがWi-Fi設置。

庫裏で使用中のWi-Fiは本堂まで届かないので、たまたまWi-Fiのことで相談していたついでにどうしたものかとNTTに相談。
それでこのたび庫裏から配線を延ばし、本堂に独立したWi-Fiを設置することに。

まだ完成はしていないものの、一応Wi-Fiが使えるように。

そして、本堂内にクラウドカメラを同時に設置。

 

スマホのアプリでライブ映像のみならず、過去に遡って映像が確認できるので、これは助かる。
これまで本堂まで直接行かないと確認出来なかった状況をいつでも確認出来るため、防犯・防災にも。

そして、来週完成すれば、フリーWi-Fiも利用可能に。

 

それらの工事が行われている間、今日は2件のお葬式。

続いて午後から石泉文庫の防火訓練。

 

 

 
 
 
 
 
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今日1月26日は文化財防火デー。

広島県史跡の石泉文庫を火事から守るため、呉市・呉市消防局・地元の人たち、そして今年も広南小学校3年生が参加。

今日の体験を通して火事の怖さ、そしてみんなで守っている文化財のことを学んでくれたかな。

この貴重な体験を次に活かして。

初氷

1月24日(水)

昨夜は風の音が。
今朝は冷え込み、この冬初めての氷点下。

ちょうど二十四節気の最後、大寒を迎えているそう。
温暖化で気候も代わってきているけれど、これは変わらず。
この次に節分を迎えて立春。

先日、お正月の花手水の水を入れ替え、綺麗に残っている菊だけ戻しておいた。

 
 
 
 
 
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今朝の冷え込みで、氷が張った。

まるでラップでもしたかのようなこの模様。
何だか不思議。

親鸞聖人は『高僧和讃』に、

無礙光むげこう利益りやくより
 威徳いとく広大こうだいの信をえて
 かならず煩悩ぼんのうのこほりとけ
 すなはち菩提ぼだいのみづとなる

罪障功徳ざいしょうくどくたいとなる
 こほりとみづのごとくにて
 こほりおほきにみづおほし
 さはりおほきにとくおほし

と、氷を煩悩にたとえられた。

午後にはその氷もすっかりとけてしまって、もとの水に。

このあたりでは、年に一度あるかないかの氷結。

親鸞聖人は、いつ、どこでご覧になられた氷を思い浮かべて書かれたのだろうと、ふと。

 

 

呉東組聞名講 1月例会

1月22日(月)

令和6年最初の呉東組聞名講が浄円寺にて。

今日の法話を担当する予定だった浄光寺様が先日ご往生されたため、私が代役。
と、その予定だったのに、再び濃厚接触者となったため、大事をとって宝徳寺様に代わっていただき、このたび欠席させていただいた。

その時間が空いたので、一段落したらしたいと思っていた薄や藤袴などの刈り込みを。

 

刈り終わった途端、強い風が吹いてきた。
これから寒くなるのかな?

 

せっかくなので、今日法話で取り上げる予定だった話を紹介。

1月19日の中国新聞朝刊に、鈴木三重吉賞の特選作品が掲載されていた。

毎年、結構楽しみに読ませていただく。
その中で、目に止まった作品。

『人間はくもの糸をのぼれない』

でも、もし、自分に無慈悲な心や自分勝手で浅ましい心があることに気づくことが出来れば、地獄は少しは暮らしやすくなるのかも知れません。

 

小慈小悲もなき身にて
 有情利益はおもふまじ
 弥陀の願船いまさずば
 苦海いかでかわたるべき
  『愚禿悲歎述懐和讃』

今また新型コロナウィルスの感染が広まっているそう。
どなたさまもお気をつけて。

 

2024年1月22日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南学園~広島別院~お通夜

1月19日(金)

今日は午前中、月忌参りを一件終えて、急いで広南中学校関係者評価委員会に出席。

広南学園小中合同の関係者評価委員会だったので、久しぶりに小学1年生から9年生(中学3年)まで一気に参観。

子どもたちのはつらつとした姿に元気を。

 

午後から広島別院でサンガ部会。

2月に開催される『School of Buddha -DJオオクボックスとお坊さんに聞いて 話そう!つながろう!!-』の打ち合わせ。

キャンドル作りのワークショップもあるそう。

こちらは高校生を対象としたイベント。
ご興味のある高校生は是非。

 

そして、帰宅するとすぐにお通夜へ。

今年に入ってからお葬式が続く。
年始ということもあってか、ほぼ家族葬。

 

一昔前だと、たとえ喪主が何も分からなくても、親戚や近所の方が集まって、いろいろとアドバイスしてくれていた。

でも、家族葬となると、誰も何も知らないと言う状況が生まれてくる。
すると、伝わるものが伝わらなくなる。。。

そんなモヤモヤした思いを抱いていた時、丸西宗教織物の新商品、結構好評だという情報が。

「納棺式章と念珠」のセット。

それを取り寄せ、このたび御正忌のお取り次ぎがなくなったこともあり、せっせと『念佛日和』特別編〈お葬式〉のひな形を作成。

ようやく日の目を見る。

納棺式章に法名と「専徳寺(印)」を記し、お通夜の時にご遺族に、故人の法名などの情報も加えて作成した『念佛日和』を一緒にお渡しすることに。

出来ることを一つずつ。

 

文化八年

1月17日(水)

阪神・淡路大震災より29年。

1995(平成7)年1月17日。
あの日の朝、布団の中で生まれて初めてあんなに揺れる地震を感じた。
そのあと、テレビでは大きな被害が見られないとのニュースだったので、二度寝し、起きて再びテレビをつけたら、神戸の街が大変なことになっていた。
3月に京都からこちらへ帰ってくる時、山陽新幹線が寸断されていたので、代替バスに乗って神戸の街を。

あの時は、一生に一度あるかないかの体験だと思っていたけれど。。。

1日も早く日常の生活が戻りますように。

 

今日は御正忌報恩講の荘厳を片付け。

まずはお供物、そして打敷。
これを仕舞うのがなかなか大変。
おかしな折り目が付かないように、一枚一枚丁寧に。

そして、御絵伝も外し、七高僧のお軸を元に戻していつもの姿に。

このたびの修復事業で、御絵伝の修復とともに、その外箱も綺麗にしていただいた。

新しい桐箱に、以前の箱の表書きをはめて。

「文化八辛未年三月十七日」

文化8(1811)年3月18日から28日まで、本願寺では親鸞聖人550回大遠忌法要が。
そのご縁にお参りしたのかどうかは分からないけれど、この時にこの御絵伝を下附されたよう。

この頃は、石泉僧叡和上が大瀛だいえい和上亡き後の芿園せいえん学派と助正論争を繰り広げていた頃。

僧叡和上もこの御絵伝をご覧になられたことだろう。

 

毎年御絵伝をいつ裂けて落ちるのかと、ヒヤヒヤしながら掛けていたのに、綺麗に修復されると、200数年前のものとは思えないほど。

いつまでも大切に。

2024年1月17日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講(3) 石泉文庫防火訓練打ち合わせ

1月16日(火)

今朝、一人御正忌報恩講、御満座。

せっかくなので、『御本典作法』。

正信偈は何度も法中会で練習したので、問題はないのだけれど、大信讃、念仏、回向がかなり不安。。。

人前でするなら、もっと練習。。。

 
 
 
 
 
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午後から1月26日の文化財防火デーの一環で行われる石泉文庫の防火訓練の事前打ち合わせ。

法座は中止にしたけれど、こちらは中止も延期も難しいため、住職は離れて参加。

今年の能登半島地震、日航機炎上事故をテレビで目の当たりにし、13日から燃え続けている江田島の山火事も、日頃の心がけ、訓練がいかに大切かを改めて。

1月26日(金)

 13時30分より 石泉文庫にて
 14時     石泉文庫より出火(想定)
        呉市消防局 東消防署に通報。
        消防車が専徳寺下・住蓮寺下に到着し、
        そこからホースを伸ばしての消火活動。
 14時30分頃  消火活動が終わると、専徳寺境内へ場所を移し、
        天ぷら火災実験と水消火器を使った消火訓練。

今年も広南小学校より参加予定。
ご参加いただける方はどうぞ。

 

 

2024年1月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講(2)

1月15日(月)

今日も一人御正忌報恩講。

 
 
 
 
 
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ただ、昼席前に中止の貼り紙をご覧になっていない方が3名ほどお参りに。

とりあえず、本堂に入っていただき、マイクを使って距離を保って中止になった事情を説明し、綺麗に荘厳された姿を見てお帰りいただいた。

ようこそのお参りでした。

法座は中止になったけど、きちんと荘厳が整えられていて良かった。

また、明日御法事を予定されているお宅から、「法座中止の知らせを聞いて、明日の法事はどうなるのでしょう?」とお尋ねが。
明日は全く接触していない法務員がお参りさせていただきますが、それでもご不安でしたらご連絡くださいと。

 

朝席は『正信偈』。
昼席は『仏説阿弥陀経』。
夜席は『般舟讃』。

いつもの法座と同じおつとめ。

 

このたびの御正忌報恩講で参拝された方へのおみやげに準備していた〈懐中しるこ〉。

先日の小坪説教所の御正忌報恩講ではお渡し出来た。

『紫雲伝由緒記』(真宗全書70)に

十一月朔日、鸞師の御好物故、小豆の餅をこしらえて禅房へ進上申、僧都参向す。鸞師云快くも喰候。

と、親鸞聖人は小豆の餅がお好きだったそう。

それにちなんで、以前は専徳寺でも大逮夜おたんやの夜席におぜんざいの接待をしていたのだけれど、今のご時世、お砂糖いっぱいのおぜんざいを夜席で振る舞うのは。。。と。

そこでこれまで、お持ち帰りいただけるよう、小豆を使った京乃六條おやきもち(現在生産中止)にしたり、昨年はおぜんざいのパックをお配りしてきたけど、今年は成田山の「かめや利平」というお供物を扱っているお店があるのを知り、そこの「懐中しるこ」をお取り寄せ。

紙の箱に入った汁粉餡と下り藤の入った最中種のセット。

 

100CCのお湯を入れるということで、お湯のみに汁粉餡を入れてお湯を注ぎ、最中種をその上に。

少し大きめのお湯のみか、小さめのお椀がよかったかも。。。
あとはよくかき混ぜて、最中種がとろっとしたらできあがり。

なかなか最中種の香ばしさがいい感じ。

先日の小坪説教所では、「決してそのまま食べないで、裏に書いてある説明を読んで食べてください」と念押し。

 

その〈懐中しるこ〉を折角なのでいただきながら、親鸞聖人の御生涯を偲ばせていただく。

今回のように急に中止ということもあるので、日持ちするものを用意出来ていてよかったかも。

 

 

2024年1月15日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

御正忌報恩講

1月14日(日)

昨日中止が発表された御正忌報恩講。

中止とは言え、住職は特に何の症状も出ていないので、午後から打敷を掛け、荘厳を整えて御正忌報恩講の準備。

花手水は、お正月の菊がまだまだ綺麗に。

 
 
 
 
 
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御本尊前の仏華には桜。

明日ありと 思う心のあざ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは

親鸞聖人9歳、御得度の時を偲びながら。

御開山親鸞聖人の前のお供物は、富士山をイメージ。

遙々関東から京都へとお戻りになる際、きっとご覧になられたことだろう。

昨年修復された御絵伝を掛けて初めて迎える御正忌。
このたびは夜席で『御伝鈔』を灯りの演出を加えて、拝読させていただこうと準備していたけれど。。。

今宵は、誰もいない本堂で一人おつとめ。

弥陀五劫思惟の願をよくよく案ずれば、親鸞一人がためなりけり。(歎異抄)

「住職一人がためなりけり」のご縁。

 

誰もいない淋しさもあるけれど、私一人がこの荘厳された本堂でおつとめが出来る。

よくよく案ずれば、そんな贅沢な、有難いご縁はなかなか味わえないかも。

 
 
 
 
 
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世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

2024年1月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku