仏教婦人会 新年会

1月28日(日)

今日は午後から仏教婦人会新年会。

このたびは、婦人会会員とそのご家族の方を対象としたコンサートを開催。

仏さまの前でヴァイオリンとフルート、シンセサイザーが奏でる音楽を、みなさんと一緒に。

 

昨日の夕方、講台や仏具類を移動させ、毛氈を敷く。
そして、両袖に昨年暮れに購入した屏風をセッティング。
このたびは全席足元に暖かマットを用意。

 

今日は午前中、法事に出かけている間に、このたび演奏してくださる方々が到着し、お昼過ぎまでリハーサル。

リハーサルが終わると、開演に向けて座席をチェックしたり、プログラムを入口に用意したり。

1時15分開場。1時30分開演。

讃仏偈のおつとめをし、住職があいさつ。

そして、メインのコンサートは、2部構成で全13曲。

クラッシックからピアソラ、映画音楽、そしてみなさんおなじみの曲まで。

最後はみなさん一緒に「ふるさと」を合唱。

 
 
 
 
 
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曲の紹介をされる中で、『パーソナル・ソング』という映画の話をしてくださった。
認知症の方が思い出の音楽を聞くことで、記憶を蘇らせる効果を追ったドキュメンタリー映画の話。

みんなそれぞれ心に残る音楽がある。

特に「ふるさと」を歌っている時、それぞれのふるさとを思い起こしながら歌われたのでは。

今日は楽しい一時をみなさんと一緒に。

お帰りに、先日の御正忌報恩講でお渡し出来なかった懐中しるこをおみやげに。

ようこそのお参りでした。

 

みなさんが帰られ、演奏されたみなさんも帰られ、そのあと本堂の後片付け。

そして、今夜は広真光寺にて法中会。

 

 

2024年1月28日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

火の用心 文化財防火デー

1月26日(金)

今日は午前中、本堂Wi-Fi設置工事。

お内陣修復が一段落つくと、今度はその周りの整備も。
その一つがWi-Fi設置。

庫裏で使用中のWi-Fiは本堂まで届かないので、たまたまWi-Fiのことで相談していたついでにどうしたものかとNTTに相談。
それでこのたび庫裏から配線を延ばし、本堂に独立したWi-Fiを設置することに。

まだ完成はしていないものの、一応Wi-Fiが使えるように。

そして、本堂内にクラウドカメラを同時に設置。

 

スマホのアプリでライブ映像のみならず、過去に遡って映像が確認できるので、これは助かる。
これまで本堂まで直接行かないと確認出来なかった状況をいつでも確認出来るため、防犯・防災にも。

そして、来週完成すれば、フリーWi-Fiも利用可能に。

 

それらの工事が行われている間、今日は2件のお葬式。

続いて午後から石泉文庫の防火訓練。

 

 

 
 
 
 
 
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今日1月26日は文化財防火デー。

広島県史跡の石泉文庫を火事から守るため、呉市・呉市消防局・地元の人たち、そして今年も広南小学校3年生が参加。

今日の体験を通して火事の怖さ、そしてみんなで守っている文化財のことを学んでくれたかな。

この貴重な体験を次に活かして。

広南学園~広島別院~お通夜

1月19日(金)

今日は午前中、月忌参りを一件終えて、急いで広南中学校関係者評価委員会に出席。

広南学園小中合同の関係者評価委員会だったので、久しぶりに小学1年生から9年生(中学3年)まで一気に参観。

子どもたちのはつらつとした姿に元気を。

 

午後から広島別院でサンガ部会。

2月に開催される『School of Buddha -DJオオクボックスとお坊さんに聞いて 話そう!つながろう!!-』の打ち合わせ。

キャンドル作りのワークショップもあるそう。

こちらは高校生を対象としたイベント。
ご興味のある高校生は是非。

 

そして、帰宅するとすぐにお通夜へ。

今年に入ってからお葬式が続く。
年始ということもあってか、ほぼ家族葬。

 

一昔前だと、たとえ喪主が何も分からなくても、親戚や近所の方が集まって、いろいろとアドバイスしてくれていた。

でも、家族葬となると、誰も何も知らないと言う状況が生まれてくる。
すると、伝わるものが伝わらなくなる。。。

そんなモヤモヤした思いを抱いていた時、丸西宗教織物の新商品、結構好評だという情報が。

「納棺式章と念珠」のセット。

それを取り寄せ、このたび御正忌のお取り次ぎがなくなったこともあり、せっせと『念佛日和』特別編〈お葬式〉のひな形を作成。

ようやく日の目を見る。

納棺式章に法名と「専徳寺(印)」を記し、お通夜の時にご遺族に、故人の法名などの情報も加えて作成した『念佛日和』を一緒にお渡しすることに。

出来ることを一つずつ。

 

御正忌報恩講(2)

1月15日(月)

今日も一人御正忌報恩講。

 
 
 
 
 
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ただ、昼席前に中止の貼り紙をご覧になっていない方が3名ほどお参りに。

とりあえず、本堂に入っていただき、マイクを使って距離を保って中止になった事情を説明し、綺麗に荘厳された姿を見てお帰りいただいた。

ようこそのお参りでした。

法座は中止になったけど、きちんと荘厳が整えられていて良かった。

また、明日御法事を予定されているお宅から、「法座中止の知らせを聞いて、明日の法事はどうなるのでしょう?」とお尋ねが。
明日は全く接触していない法務員がお参りさせていただきますが、それでもご不安でしたらご連絡くださいと。

 

朝席は『正信偈』。
昼席は『仏説阿弥陀経』。
夜席は『般舟讃』。

いつもの法座と同じおつとめ。

 

このたびの御正忌報恩講で参拝された方へのおみやげに準備していた〈懐中しるこ〉。

先日の小坪説教所の御正忌報恩講ではお渡し出来た。

『紫雲伝由緒記』(真宗全書70)に

十一月朔日、鸞師の御好物故、小豆の餅をこしらえて禅房へ進上申、僧都参向す。鸞師云快くも喰候。

と、親鸞聖人は小豆の餅がお好きだったそう。

それにちなんで、以前は専徳寺でも大逮夜おたんやの夜席におぜんざいの接待をしていたのだけれど、今のご時世、お砂糖いっぱいのおぜんざいを夜席で振る舞うのは。。。と。

そこでこれまで、お持ち帰りいただけるよう、小豆を使った京乃六條おやきもち(現在生産中止)にしたり、昨年はおぜんざいのパックをお配りしてきたけど、今年は成田山の「かめや利平」というお供物を扱っているお店があるのを知り、そこの「懐中しるこ」をお取り寄せ。

紙の箱に入った汁粉餡と下り藤の入った最中種のセット。

 

100CCのお湯を入れるということで、お湯のみに汁粉餡を入れてお湯を注ぎ、最中種をその上に。

少し大きめのお湯のみか、小さめのお椀がよかったかも。。。
あとはよくかき混ぜて、最中種がとろっとしたらできあがり。

なかなか最中種の香ばしさがいい感じ。

先日の小坪説教所では、「決してそのまま食べないで、裏に書いてある説明を読んで食べてください」と念押し。

 

その〈懐中しるこ〉を折角なのでいただきながら、親鸞聖人の御生涯を偲ばせていただく。

今回のように急に中止ということもあるので、日持ちするものを用意出来ていてよかったかも。

 

 

2024年1月15日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 新年互礼会

1月8日(月)

コロナ禍でずっと出来なかった仏教壮年会の新年互礼会。

今年、久しぶりに開催。

 

元旦に能登半島地震、2日に日航機衝突事故、3日のお通夜にはじまり、今日まで5日連続、6件のお葬式。。。
なかなかハードな年の初め。
そして、明後日から2日間、小坪説教所の御正忌報恩講。
そして14日から16日まで、自坊専徳寺御正忌報恩講。

本堂でおつとめをし、挨拶での一言。
このたびの日航機衝突事故で、日航機に登場していた乗客・乗組員は全員無事脱出。
これは、CA(客室乗務員)のみなさんの的確な判断、的確な指示。日頃の訓練の賜物。

1月26日、石泉文庫の防火訓練開催予定。
改めて、毎年行っているこの訓練の重要性を。
そして、どうぞみなさんのご参加を。と。

 

 

今日は少し冷え込んできた中、本堂にて会食。

金障子で締め切った御内陣とストーブをつけた外陣の気温差が大きく、御内陣の金障子を締めた状態で天井のファンを回すと、金障子がスーッと全開になる。。。

これは何とも想定外。

今日は久しぶりの互礼会と言うこともあり、過去最多の出席者だそう。

一番の年長者が86歳。
でも、参加者で一番お元気。

 

どうぞ体調に気をつけて、今年もともに『歎異抄』、親鸞聖人のみ教えを。

ようこそのお参りでした。

 

 

 

2024年1月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

除夜会・元旦会

令和6年1月1日(月)

新年あけましておめでとうございます。

暖かい元旦の朝を迎えた。

昨夜から未明にかけて、いろいろと。

夕方、花手水を用意し、竹あかりも。

そして、夕食をいただき始めた途端、雨雲が近づいていると聞き、

箸を止め、急いで竹あかりを撤収。

 

10時半、天気予報では11時頃からまた雨が降ると。。。
でも、星空が綺麗で月も出て来たので、もう大丈夫だろうと竹あかりを再び設置。

夕方風が強かったので、心配したけど、何とか雨も風も心配なさそう。

11時30分頃から竹あかりの蝋燭に火を灯し、12時からおつとめ。

そして、このたびは御内陣に近いところで焼香をしていただくことに。

そのあと、思い思いの願いを記したキャンドルグラスを蓮の花に載せ、親鸞聖人像のまわりに奉納。

お気づきになられた方もあったと思うけれど、花手水のそばに小さなトトロとタヌキの姿も。

こちらはロウソクではなく、LEDライト。
先日、たまたま見つけて注文。

光を通す信楽焼、「信楽透器」を利用した明山窯のタヌキとトトロ。
これがなかなか愛らしい。

 

境内で写真を撮っていると、鐘楼の方から「鐘楼の撞木が外れた」と。。。

上に登って見てみると、撞木を吊り下げる金具が抜けてしまったよう。
一度、ねじ込んでみたけれど、鐘を撞きはじめると再び抜けて。。。

そこでしばらく鐘楼に登り、金具が外れないよう、手で押さえておくことに。

こんな高いところから除夜会を眺めるのは最初で最後かな。

しばらくしたら、総代さんが代わりますと、代わってくださった。

次々と

蓮の花を咲かせていただき、山門横ではしょうが湯の接待復活。

 

1時をまわった頃、参拝者もそぞろになってくると、後片付け。

ロウソクの火を消し、竹あかりなどを撤収。

そして、元旦会の栞の原稿作りをしてたら3時。。。

 

朝9時から元旦会。

正信偈のおつとめの後に拝読する『教行信証』総序の御文を載せて。

これでようやく除夜会・元旦会でバタバタしていたのが何とか。

これからおせちをいただいて、午後からキャンドルの後片付け。

 

毎年の事ながら、その時限りの有難いご縁。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年1月1日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

大晦日

12月31日(日)

いつもより暖かい大晦日。

それでも、いつもながら大晦日は朝から大忙し。

 
 
 
 
 
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このたびは、先日の慶讃法要に掛けた打敷を再び。

その下に掛ける水引(下掛け)を掛けるのにいつも手間取る。

四隅がなかなか綺麗にまとまらない。
木枠のようなものもあるらしいのだけど。。。

そこで、突っ張り棒を角に取り付けてみたらどうかと思い、試してみたら、なかなか綺麗にまとまったのでは?

打敷の〈浄土の六鳥〉、せっかくなので紹介パネルを急遽作成。

大晦日

そして、

焼香の案内板もこのたび新しく。
そして、「撮影OK」の案内板も作成。

坊守の仏華をセッティングし、とりあえず御内陣は完成。

 

夕方、花手水を準備し、竹あかりをセッティング。

家族で最後のお夕事をつとめ、夕食を食べかけた時、「これから雨が降るらしい」と。

慌てて竹あかりを避難。。。

なかなかスリリングな年末となりそう。

2023年12月31日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

年の暮れ(3)

12月30日(土)

除夜会、元旦会に向けて、荘厳の準備。

朝から準備を始めるけれど、照明の具合とかを考えると、日が落ちてからでないと分からないことも。。。

夕方、脚立を御内陣に持ち込んで、スポットライト、3つある内の1つの向きを少し変えてみた。
わずかなことではあるけれど、見えにくかった奥の蟇股(二十四考)が見えやすくなった。

それと同時に、このたび修復しなかった欄間も。
欄間には丹頂鶴やコウノトリ。

 

先日の総代会で、ある総代さんから、このたびの修復対象にならなかったところを自分たちで掃除したら、もっと綺麗になるのでは?でも、勝手に触っても・・・。

と話に出たので、先日職人さんが来られた時に尋ねてみた。

すると、柔らかい羽とかのはたきでほこりを取り除くのがいいと。

 

そこで、せっかくなので脚立を持ち込んだついでに、マスクをしてからはたきで欄間の掃除。

ふと思い出したのが、先日のニュースで知恩院の御身拭式。

 

↑ YouTubeは2021年(京都新聞)

法然聖人の御影を御厨子から出しての御身拭い。

毎年すればそれほど埃もたまらないだろうけど、長年たまった埃は。。。

とりあえず、目立ったところは綺麗になったかな?と、思いたい。

 

明日、除夜会はお天気が大丈夫かな。。。

どうぞ、お誘い合わせてお参りを。

 

年の暮れ

12月28日(木)

先週末は、10年に1度の最強寒波到来とニュースで。
このあたりは寒かったことは寒かったけど、身構えた割にはそれほどでもなく。

スリーマハ-菩提樹は、寒いと落葉すると言うことで、ただいま夜は玄関に。

ところどころ色が悪くなったかなと思う葉っぱはあっても、今のところ一枚も落葉せず、年を越せそう。

そして、除夜会に向けて、いろいろ準備。

 
 
 
 
 
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せっかくこのたび御内陣が綺麗になったので、竹あかりを初めて用いた2017年の初心に戻り、当時と同じCHIKAKENちかけんさんの竹あかりをお取り寄せ。

先月、『情熱大陸』(https://www.mbs.jp/jounetsu/2023/11_05.shtml)に出演されているのを観て、竹あかりと『竹あかり 想作本』を購入。

この竹あかりを始めた後、長浜も豪雨災害を経験し、放置竹林が気になって。。。
放置竹林の今後のことも含めて、これがいいご縁になればいいなと。

そして、このたび照明もいろいろと変わったので、日が暮れてから試行。

 

小型のLEDライトを使ってみたら、何だか良さそう。

 

鐘楼も。

明日、お寺で最後の御法事をおつとめしたら、本堂も除夜会・元旦会に向けて準備。

 

あと気になるのはお天気のみ。

良いご縁となりますよう。

 

2023年12月28日 | カテゴリー : 行事, 長浜 | 投稿者 : sentoku

通り報恩講にて

12月12日(火)

昨日・今日と沼田地区の通り報恩講。

昨夜は久しぶりの雨だったけど、12月とは思えないくらい穏やかな暖かい2日間。

長浜には立派なお仏壇がそこかしこに。

お仏壇もさることながら、お仏壇の襖に書が入っているお宅も多い。

 

いつもおつとめさせていただいている時は、襖が開いた状態なので、全てが見えない。
だから、どなたの書か分からない。

今日はせっかくなので、おつとめした後に襖を閉めて、どなたの書か見せていただいた。

「是山」「恵覚」の落款。

是山恵覚勧学。
世羅の真行寺内に私塾光宣寮を建て、そこから石泉僧叡和上の著述を次々と出版。
「石泉」を世に知らしめたお方の書。

そして、こちらのお宅では、

大洲順道の書。

どちらも大切に受け継いでくださっているのが有難い。

 

そして、午後から広南中学校の持久走大会の応援。

昨年までコロナの感染予防のため、応援は出来なかった。
今年久しぶりに子どもたちの走る姿を。

通り報恩講もあと少し。
がんばろう。

2023年12月12日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku