8月10日(日)
台風11号、みなさまのところはいかがだったでしょう。
ニュースで知るだけですが、所によって大変な状況と聞き、まずは御見舞申し上げます。
こちらは、朝のうちに過ぎ去ったようで、それほど影響はなかった模様。
ただ、境内のイチョウの葉があちこちに散ったので、朝から家族総出で落ち葉拾い。
目立ったところでは、長浜から広へ向かう途中の末広2丁目のバス停側の松(王子製紙敷地内)だけが無残な姿に。
お盆を前に、みなさまどうぞお大事に。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
3月14日(金)
今日の未明、伊予灘を震源地とする地震が発生。
呉は震度5弱。
就寝中を襲った地震。
長い揺れが続いた。
揺れがおさまると、外から放送が聞こえてくる。
起きてテレビをつけてみると、早々に「津波の心配なし」との情報。
しばらく様子をうかがっていたが、サイレンの音も人の声もしてこないので、再び休むことに。
そして、午前中、専徳寺の長浜墓地・小須磨墓地、石泉文庫を見て回る。
前回、2001年3月の芸予地震では、寺の石垣がずれ、
その時のことを思うと、今回の揺れは小さかったのかな。
昨日、たまたまテレビで、ダイオウイカやサケガシラ、リュウグウノツカイなど、深海生物が最近定置網によくかかると聞いた。
すぐに、地震?と思ったものの、まさか自分の所では・・・と。
南海トラフ地震との関連性は低いらしいが、備えあれば憂いなし。
ご用心、ご用心との催促のご縁をいただいた。
3月11日(火)
あの東日本大震災から3年。
午後2時46分、専徳寺の梵鐘を鳴らす。
隣の住蓮寺からも聞こえてきた。
真宗大谷派では、この鐘を『勿忘の鐘(わすれなのかね)』と名づけているようだ。
あんなにショッキングな出来事だったのに、時間が経つと記憶からだんだんと薄れてしまいそう。
まだまだ復興には時間が・・・、そして、福島の原発問題は・・・。
忘れることのないように、ちっぽけな音かも知れないけれど、この鐘の音が響き、届いて欲しいなと思いながら。
1月21日(火)
今朝、広南小学校の津波を想定した避難訓練を実施。
南海トラフ地震による津波が発生した場合、海に面した広南小学校は波にのまれてしまう可能性が大きい。
昨日も広島県一斉防災訓練が行われたそうだが、今日は上級生が下級生の手をとり、先生の指導の下、自治会・警察・消防・赤十字奉仕団など、地域の方々と一緒に専徳寺境内まで避難。
先日、東日本大震災の津波で、全校児童の7割が犠牲になった大川小学校の一件は、避難開始の意志決定の遅れが最大の要因との最終報告があったばかり。
緊張感のある、キビキビとした避難の様子を見ながら、日頃からの心がけ、そして、「みんなで」という思いがなければ!と、つくづく。
総評があった後、児童から日頃お世話になっている地域の皆さんへ「ありがとうソング」のプレゼントと、ひとりひとりに児童の書いた感謝の手紙が手渡された。
寒いなか、大きな大きな「ありがとう」が境内に。
自分で守る みんなで守る 大切ないのち。
1月17日(金)
阪神・淡路大震災から19年目。
今日は、1月26日の文化財防火デーを前に、呉市の文化財で1番最初の防火訓練が石泉文庫にて。
今年も広南小学校3年生のみなさんが地域の方と一緒に参加。
消防署への通報と、地域の方の初期消火。
しばらくして消防車が専徳寺・住蓮寺前に到着し、消火栓よりホースを伸ばして石泉文庫へ。
消防隊員の消火活動により鎮火。
そのあと、場所を専徳寺境内に移して、消火器の扱い方の講習。
短い時間のなかで、まわりに「火事だ!火事だ!」と知らせ、「○○さん、119番に連絡お願いします!」の指示。そして、火の近くへ消火器を運んで、ピン・ポン・パン!
「ピン」で栓を外し、「ポン」でホースを外して狙いを定め、「パン」で発射。
そして、天ぷら火災の実験を見学。
間近で、地域の宝、文化財をみんなで守る姿。そして、火事の怖さを学ぶ良い体験となったかな。
火の用心、マッチ一本火事のもと。
日頃からの心がけを大切に。
7月9日(月)
昨夜、仏教壮年会の例会中、専徳寺の講師部屋の天上に穴が開いて、そこから雨水が漏れているのが見つかった。
例会が終わった後、例会に参加していた総代さん方にそれを見ていただく。
先月、庫裏の降り棟が崩れ、修復の目処は立ったが、今度は・・・。
今朝、広南小学校の読み聞かせが終わって寺に戻ると、仏教壮年会の副会長Sさんが屋根に上がって状況を見てくださった。
何と、木が倒れ、おとなが一人入れるほどの大きな穴が開いていると。
それで、急遽総代さん方に連絡し、手伝っていただき、それを撤去することに。
応急処置として、倒れた木、壊れた瓦、屋根裏に散らばった瓦や木などを取り除いていく。
倒れた木は、2本。
いつ、どういう形で倒れたのか分からないが、大きな木が瓦の上に落ちてきたものだ。
畳や絨毯、いろんなところに被害があったが、それでも、不幸中の幸いというか、誰も怪我がなくてよかったと一安心。
ひとまず、これで水曜日からの雨に備えることが出来る。
総代さんや、お手伝いいただいた方に感謝。
6月17日(日)
雨もやみ、晴れ間も出てきた。
昨日崩れた庫裏の屋根。
ただ、滑り落ちた瓦の落ちたところが損傷。
見てもらうと、降り棟の下の瓦は割れていないので雨漏りの心配はないとのこと。
ただ、割れている瓦がある部分は、入れ替えていただく。
不幸中の幸いか、まだ落ちたのが庭側であったから良かったが、反対側だと道路に落ちて大変なことに。
事故なくすんでホッと一息。
ただ、屋根に関しては本堂の雨樋も以前より問題に。
銅製の雨樋にどんどん穴が開いてきて、雨が降る度に大きな音を立てる。
酸性雨などの問題で、銅が溶けてしまう。
一部は銅製の樋にコーティングがなされたものに替えられたが、他の部分もいよいよ替え時か。