9月26日(土)
第44回安全ポスター作品展の表彰式が広市民センターにて。
広南小学校からは6年生6名が作成した作品を出展。
その作品が呉市防災協会長賞に選ばれた。
夏休み中に、有志6名が集まって描いた作品。
10時からの表彰式。
10時からの法事を済ませて駆けつけたけれど、ちょうど扉の前で「これで表彰式を終わります」のアナウンス。。。
作品には、「心を一つに 防災訓練」と。
受賞、おめでとう。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月25日(金)
雨が上がり、朝から今日も小坪へと報恩講参り。
お参り先のお宅の前に、耕した後にしては大雑把な。。。

もしやと思いながら、「あれはひょっとしてイノシシですか。。。」と尋ねたら、大正解。
玄関先にイノシシが来るのかと思うと、玄関から出るのを躊躇してしまう。
錫杖に金剛鈴。そんなのが必要になる日が来るかも。。。
今日は広南中学校の学校関係者評価委員会に。
授業を参観し、いろんなことを聞かせてもらった。
小学校では、9月22日の『中国新聞』呉・東広島版に4年生の土作りの様子が紹介されていたが、
中学校では、
宇都宮黙霖をキャラクター化した「もくりんさん」が登場したとか。(広南中学校HPより)
広南せとうち海援隊は、地域でとても好評だとか。
大切にするこころが育まれて。
9月24日(木)
晴天続きのシルバーウィークが終わり、今日は雨模様。
今日から通り報恩講が小坪よりスタート。
昨日は、彼岸の中日にもかかわらず、連休最終日ということもあって、法事の予定がなく、京都の大谷本廟へ納骨参拝。

せっかくなので、足利義山・瑞義和上のお墓へお参りしたかったけど、この夏の崖崩れでお参りできないと聞き、新勧学谷にお参りさせていただいた。
無量寿堂の中の勧学壇へは安居中に何度もお参りさせていただいたけど、こちらは初めて。
帰って、すんなり寝れば良かったのに、ラグビーを見だしたら。。。
お葬式もあったけれど、何とか無事報恩講初日を終える。
雨の日は雨の景色を楽しみながら、これから年末までぼちぼちと。
9月21日(月)
5連休のシルバーウィーク、中日。
今日は敬老の日ということで、昨日本堂に舞台が設置され、今日は長浜自治会・女性会主催で敬老会が開かれた。
舞台には入れ替わり立ち替わり、歌や踊りの披露。
同じ「ろう」でも、本願寺の安居で、「﨟(ろう)」という字に出会った。
その頃の写真を見返してみたら、1枚だけ撮っていた。和上にたのまれて『安居講業記』を撮った1枚。
今はもう使われていないけれど、「﨟」、ここでの「ろう」は安居に一夏懸席(出席)した数に応じて、下﨟・中﨟・上﨟・﨟満などと、敬意を払って使っていたよう。
調べてみると、そこから来たことばで、「﨟長ける(ろうたける)」ということばが。
洗練されて美しくなった女性に対して使うとか、経験を積んで立派だという意味だそう。
そんなことを思うと、「けいろうかい」。
「敬﨟会」っていうのもいいなぁ。
9月18日(金)
東京から帰宅。
呉東組団体参拝。
2年に一度行われている組の団体参拝。
今年は戦後70周年。
第35回を数えるけれど、お参りしたことのない「千鳥ヶ淵全戦没者法要」へみんなでお参りしましょうと。
昨日の朝、雨の降るなか、広島空港より東京へ向かい、築地本願寺へ参拝。
今度は、このパイプオルガンの演奏があるときにお参りしたいな。。。
それなのに、たっぷりと時間があったので、こんな日は雨でも楽しめるところへ。
隣接する“すみだ水族館”へ一人ぶらっと。

海遊館や美ら海水族館のような大水槽があるわけではないけれど、展示方法が工夫されていてなかなか。
後ろからの席だけど、なかなかの臨場感。
一夜明けて、朝は雨のなかを柴又の下町散策。

そして、このたびの目的地、国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑に昼前に到着。

宗門関係学校の中学校・高等学校から「いのちの尊さ」「非戦・平和の大切さ」をテーマに寄せられた中の最優秀作文が読まれ、平和の鐘の音とともに諸僧入堂。
各国の駐日大使をはじめ、政財界より来賓の方々が参拝し、お焼香。
呉東組は用意していただいた席で、モニターを見ながら参拝。
ここは世のなか安穏なれの願いを。
あいにく、お天気には恵まれなかったけれど、みのり多いご縁をいただいた1泊2日。
参拝されたみなさま、お疲れさまでした。
9月16日(水)
今日の朝席で秋季彼岸会も御満座。
雨が降りそうな空模様ではあったけど、何とか降ることもなく。
お彼岸。
太陽が真東から昇って真西へと沈む日をご縁とした法縁。
自分の位置、向かう方向を整えるご縁だなと。。。
昨日、聴聞の話を聞かせていただいて、ちょっと調べてみると、「聴す」と書いて何と読むのかっていうのがいろいろと。
「聴す」と書いて、「ゆるす」と読む。
親鸞聖人も「聴聞」の左訓に「ゆるされてきく しんじてきく」とお書きになっている。
お呼び声を、すなおに聞いていくこと。聞かせていただくこと。
明日はいよいよ呉東組の団体参拝で東京へ。
お天気が気になるところだけれど、良いご縁となりますよう。
ようこそのお参りでした。
9月15日(火)
今朝はモズの高鳴きで目が覚める。初鳴きだ。
昨夜に続き、秋季彼岸会が朝・昼・夜と。
朝席で聞かせていただいたカーナビの話。それを聞きながら、ふと思いだす。
まかせきれるとこれだけ便利なものはないんだけど、時々。。。
そうなると、ホントにこれはあってるんだろうか?壊れてるんじゃないか?そして、ここはどこなんだ?と、特に旅先で。。。
そして、夜席に聞かせていただいた聴聞の話。
聞きたくないこと、自分に都合の悪いことは門を閉じてしまうような、そんな聞き方をしてしまうんだなぁ。
それに、身をもって体験したことで、聞きようが違ってくる。
それもこれも大きなご縁。
ようこそのお参りでした。
9月14日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
朝出かける時は、少しひんやり。
ツバメの姿を見なくなった。でも、小学校にはまだコシアカツバメが飛び交って。
今日の担当は5年生。
読んだ本は、
「知ってる人!」と尋ねたら、誰も知らなかったけど、「芥川龍之介という人の作品です」と紹介すると、「え?あの芥川賞の?」と。
今年受賞の『火花』の影響かな。
地獄の絵がおどろおどろしいので、読み聞かせにはどうかと思い、ずっと眠っていた本。
大泥坊の犍陀多(かんだた)。
一匹の蜘蛛の命を奪わなかったことで、お釈迦さまが地獄でもがく彼の頭の上に救いの糸を降ろしたけれど・・・。
という有名なお話。
読み終わると、シーンと。。。
「自分だったらどうします?」と尋ねると、ひとり「自分の下で切る!」と。
先週起こった鬼怒川の決壊。
繰り返し流されるニュース映像で一番印象に残ったのが、犬を抱いたご夫妻が屋根の上で救助を待っているシーン。
ヘリコプターでの救出は人命優先ということになるのだろうかと思っていたら、何と犬を抱いたまま自衛隊員と一緒にヘリコプターに。
あの悪条件下、自衛隊員の判断で、人も犬も救われた。
もし、犬は取り残され、家と共に流れていく姿を見たとしたら、命は救われても、心は。。。
そんなことを思いながら、ふと、この『蜘蛛の糸』を。
今夜から秋季彼岸会。
お誘いあわせてお参りを。
9月10日(木)
午後から広の浄円寺にて、呉東組聞名講の例会。

おつとめの後、御消息をいただき、そのあと、善通寺御住職の法話。
そして、御示談。
今回も、講の役員の方があらかじめアンケートを作ってくださった。
「よく聞く会話」 ワシャ、はあポクっといきゃあええ思ようるんで!ほじゃが、業がないならんにゃのお。
この会話どう思います?
との質問から。
まずは法中より註釈版聖典の「業」の語彙をおさえ、それについてのお話が。
また、和泉の吉兵衛さんという妙好人。
「腹は立ちますよ。凡夫じゃもの。じゃが、如来さまに根っ子を切ってもらっているから、実がならぬだけじゃ。」
の言葉よりお味わい。
「業(悪業煩悩)」を抱えたまんま、「不断煩悩得涅槃」。
そして、2つめはその年の「初盆」っていうのは、いつから数えるのですかと質問。
盆が近づくと、よく尋ねられる質問。
そこには49日の問題、納骨、いろんなことがあるんだろうけど、疑問に思ったら、まずは自分のお寺さんにご相談してみてくださいと。
最後は、「懺悔」と「慚愧」の違いより。
ようこそのお参りでした。