水鳥の楽園 広名田

3月7日(日)

昨日は汗ばむほどの陽気。でも、今日は風があり少し肌寒く。。。

それでも、昨年春にやってきた椿、白羽衣がきれいに花開く。

今日最後の法事は広名田地区。

スクーターでお参りに行った帰り、名田の池にふと目をやると、カモの中に1羽だけ黒くて鼻の白い鳥を見つけ、すぐにオオバン?と。

初めて見たので、スクターを止めて、スマホで撮影しようと思ってもさすがに無理。。。

一度帰ってビデオを持って再び向かう。

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 
風が強く吹く中、ビデオを片手に池を眺めてると、あれ?オオバンはいなくなった?

しばらく眺めてると、葦の間に鮮やかなオレンジ色の鼻をしたバンの姿。

この池では、これまでヒドリガモがいたのは知っていたけど、ホシハジロやコガモの姿が。

そして、お目当てのオオバンも葦の間に。

また、それ以外にも、5分ほどいただけで、カワセミ、カイツブリ、アオサギ、コサギ。

オオバンは、隣の山口県では準絶滅危惧種になっている鳥だとか。

長浜では見ることのない水鳥たちが、こんな近くに。

ただ、ゴミが葦の間にたくさん落ちているので、これさえなければ。。。

裸眼でもまだまだ遠くの鳥はよく見える。

ただ、ビデオを撮ろうとしたら、モニター画面がよく見えないので少々ピンぼけ。。。遠くは見えても近くが見えぬ。老眼鏡をいつも持ち歩かなければ。

2021年3月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

換気の可視化

3月4日(木)

先日、呉東組聞名講の委員会が専徳寺で行われた。

久しぶりに多くの人が集まる中で、次に向けていろいろ考える。。。

CO2(二酸化炭素)濃度測定器

1月に広南中学校で開かれた学校関係者評価委員会。
授業参観させていただいた時、授業中に教室内で二酸化炭素の濃度検査を行っているのを見かけた。
そして、その後、広島のとあるお店に伺った時、何やら見たことのない機器が置いてあったので、何かな?と調べてみたら、二酸化炭素濃度測定器だと分かった。

二酸化炭素濃度を調べることで、換気の可視化が出来るとか。

〈見えない不安〉

昨日のぶろぐにも書いたように、〈見えるカタチ〉に〈安心〉を求めている。

そんなことを思いながら、CO2濃度測定器を調べたら、高価なものもあるけれど、何と最安値3800円で手に入るものがあると知り、ものは試しに注文したのが早速届いた。

午後から本堂で法事があったので、本堂に置いてみた。

少し戸は開けていたのだけれど、お参り中に「ピー、ピー」と警告音。
でも、途中で止めるわけにもいかないので、法事が終わって測定器を見てみたら、何と1600ppm!

一般的に1000ppmを超えると換気が必要とされているのに。。。

そして、石油ストーブを切ると、あっという間に2000ppmを超えてしまった。。。

戸を開け広げて換気すると、みるみるうちに下がっていったけど、まさかまさかの結果。

3密を防ぐために椅子は距離を保ち、換気もしてるつもりだったのに。。。

何はともあれ、とりあえず、これでひとつ課題が見えた。

 

 

 

 

3月3日 耳の日

3月3日(水)

3月3日は、桃の節句、ひなまつり。

そして、耳の日。

「耳の日」は、耳や聴力について多くの人の関心を集めること、そして難聴と言語障害をもつ人たちの悩みを少しでも解決することを目的として、日本耳鼻咽喉科学会の提案により1956(昭和31)年に制定され、それから約50年後の2007(平成19)年に、WHOが3月3日を「International ear care day」(国際耳の日)とすることを宣言。

宇都宮黙霖が、聴力や言葉を失っても、国を変えるために奔走した話は、この広南地区では小学生でも知っている。

でも、「耳で聞く」ことは目に見えないので、なかなか理解されにくい。

 

このコロナ禍で、目に見える“形”が求められているように思う。

マスクやアクリル板、そして日々の検温。
目に見えるカタチで目に見えない新型コロナウィルスの飛沫感染リスクを抑えると言うように。

そんなことを考えてると、10年前の東日本大震災の後、連日ACジャパンのコマーシャルのこの言葉を思い出す。

「こころ」は
  だれにも見えないけれど
「こころづかい」は見える

「思い」は
  見えないけれど
「思いやり」は
  だれにでも見える

その気持ちをカタチに

この言葉は、宮沢章二さんの『行為の意味』から抜粋されたもの。

  行為の意味
             宮沢 章二

あなたの心はどんな形ですかと
人に聞かれても答えようがない
自分にも 他人にも心は見えない
けれどほんとうに見えないのであろうか

確かに心はだれにも見えないけれど
心づかいは見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから

同じように胸の中の思いは見えないけれど
思いやりは見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為なのだから

あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
「心」も「思い」も、初めて美しく生きる
それは 人が人として生きることだ

見えることで少しでも安心できる世界もある。

そう思って、当時「願」バッジを作り、組内寺院にも御協力いただいて合計1100個の「願」バッジを制作。

カタチにすることも大切なことだと、その時に学んだ。

 

そして、コロナ禍でマスク着用が日常となった時、すぐに思い浮かんだのが、対話支援スピーカー『コミューン』の使用。

昨年4月に導入して、外にお参りに出る時は必ず持参。
葬儀会館でもマイクを使用しないこともあったりするため、マスクとコミューンは忘れずに。

マスクやアクリル板があると、どうしても聞こえづらくなる。
特に「sh」「h」「t」の子音は聞こえづらくなるそうで、例えば「11日」と「17日」を聞き間違うことも。「じゅうしちにち」と言ってるつもりが、「じゅういちにち」と聞こえていたり。

でも、聞こえづらいからと言って、ただただ大きな声を出せばいいと言う訳でもない。

ますます聞こえづらくなったり、うるさく感じたり、怖く感じたり。。。

聞こえやすい声を届けることで、ちょっとした安心感を持てるのでは。

 

お参りの後、時々コミューンのことをお尋ねになられるので、聞こえの話を知ってる範囲でお応えするのだが、すると「子どもや孫が来た時に、テレビの音量が大きくなってると注意されます」とよく聞く。
誰でも年を重ねると、だんだん聞こえる音域が狭まってくる。
その聞こえにくくなった音域を補聴器で補うことが出来るのだけど、日本では補聴器を使う人が海外に比べるとまだまだ少ないらしいので、結局音量ばかりが大きくなってしまい、その音量さえも分からなくなってしまう。

〈伝える〉側が〈聞こえ〉を考える

3月3日、今日は耳の日。

 

呉東組聞名講委員会

3月1日(月)

今日から3月。

呉東組聞名講の委員会が、事情により専徳寺に変更されて開催。

昨年の委員会は、新型コロナウィルス拡散防止のため、全国の学校が一斉に臨時休校となったのに伴い、急遽予定を変更して行ったため、2年ぶりの通常開催。

11時開式だけど、9時30分受付開始。
委員会には出席できないけれど、会費等のみを納めにという委員の方もおられるので。
そのため、役員さんは8時過ぎから続々と。

今日の参加人数は40名ほどと聞いたので、椅子はいつもの法要より少し間隔を詰め、40席並べて、受付にはアクリル板を準備。

11時から、コロナ対策として、法中は組長と担当法中のみでの開式。


令和3年度の行事予定も正式決定。

令和3年度の呉東組聞名講の開催は以下の通り。

 月 日 会 所 御消息 御法話
5月10日(月) 浄念寺 浄念寺 善通寺
7月12日(月) 東福浦説教所 浄円寺 法幢寺
9月10日(金) 広 真光寺 広真光寺 浄念寺
10月11日(月) 報恩講 浄徳寺 浄徳寺 称名寺
1月20日(木) 法謙寺 法謙寺 浄徳寺
3月10日(木) 追悼法要 西光寺 西光寺 浄円寺

午後1時30分~午後4時まで(受付1時より)
お誘いあわせてお参りを。

1時間ほどで無事委員会も終了し、お弁当は各自お持ち帰り。

 

また、このたびの委員会に先立って、

渡り廊下にあるトイレの案内板を既製のもので新しく。

そして、トイレの中にもこのたび新しくシールを。

面倒かも知れないけれど、お互い安心して使えるようにご協力を。

随分久しぶりに大勢の方が集まったご縁。
無事終わってホッと一安心。
また、先週からの天気予報は雨マークだったので、そちらも気がかりだったけど、雨は予報では今夜から。
青空が広がり、暖かい中での開催。
ようこそのお参りでした。

 

今夜は12月以来の法中会が郷原浄光寺にて。

 

2021年3月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

ウグイス初鳴き

2月23日(火)

昨日・今日と、汗ばむほどの陽気。

その陽気に誘われて、久しぶりに広島の縮景園に。

梅が満開。

マスクをしてるので、香を楽しむことが出来ず。。。

縮景園

梅が満開なのだけど、あれっ?カメラがある方向に集中?

梅の花の蜜を吸ってるメジロが大人気みたい。

メジロ・エナガ・ヤマガラ・シジュウカラと、いろんな小鳥があっちこっちに。

 

帰宅したら、螺山からウグイスの声!

ウグイスの初鳴き。

でも、昨年末より気象庁はこのウグイスの初鳴きなど、約9割の生物季節観測を廃止。

その内、平年並みという言葉もなくなるかな。。。

それでも、間違いなく春はそこまで。

2021年2月23日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 総合的学習

2月16日(火)

午前中、広南小学校の3年生が総合的な学習の時間で専徳寺へ。

例年だと、1月の石泉文庫防火訓練に参加して、「ここが石泉文庫?」「中には何があるの?」、そんな導入から、そのあとの総合的な学習の時間で「広南地域の人・文化について調べよう」と、石泉文庫・宇都宮黙霖のことについて話をするのだけど、今年はコロナで防火訓練が中止になったので、いきなり。

出来るだけ3年生にも伝わるようにと思いながら。

そのあとの質問を受け付けると、次から次へと手を挙げてくれる。
例年なかなか手が挙がらないのだけど、今日はストップがかかるまで。

そのあと、石泉文庫へ向かい、2階の書庫へ案内。

グループごとに上がってもらって、

みんなに黙霖さん直筆の本を手にとってもらう。

「全然虫食いがない!」と気づく子がいたり、そのあともいろいろ質問が出る中で、紙の話が出たので、「持ってみてどうだった?」と尋ねると、声を揃えて「軽かった!」と。

実際に見て触るって大切なこと。

いつも薄暗いので、今年はLEDライトをつけて明るくしたら、余計にこの階段が恐怖に感じたらしく、上がるのはよくても、上がった途端に「下りる時どうしたら」と。。。

いつもと違う何かを感じ、これからの学びに活かしてくれたら。

 

午後から「広南学園校区内補導及び防犯連絡協議会兼長浜駐在所連絡協議会」で広南中学校に。

地域とともに。何ごとも。

 

 

 

広南小学校読み聞かせ(182)

2月15日(月)

今朝は久しぶりの読み聞かせ。

先月、当番に当たっていた日、長男が風邪をひき、熱があったため、学校を欠席。そのため、次男も欠席扱いにならない特別欠席。そして私たちも読み聞かせを急遽休むことに。

あとで話を聞くと、その朝、読み聞かせをしてくださったお母さんから話を聞いた中学生の娘さんが、友だちを誘って学校に許可をもらい、朝の時間を抜け出して読み聞かせをしてくれたのだとか。

そんな話を聞くと、ずっと続けてきて良かったなぁと、子どもたちの成長に感動。これまで月曜日の中学校の代休に、読み聞かせボランティアを呼びかけると、必ず何人かしてくれていたけど、この1年はそれも出来なかった。

それでも、こうして帰ってくる場所があると、こんなうれしい話も。
そのためには帰る場所を暖めておかないと。

雨上がりの朝、今日の担当は6年生。

読んだ絵本は、『会いたくて 会いたくて』 (室井滋 作・長谷川義史 絵)

コロナで会いたくても会えない、そんな今を描いた女優 室井滋さんと長谷川義史さんによる最新作絵本。

老人ホームに入所しているおばあちゃん。
お母さんから「行っちゃダメ!」と止められたボクはこっそりと。

「大切なのは人を思う心。
 気持ちが強ければ、行けなくても
 会えなくても、いろんなものが
 キラキラと輝いて見えてくる。」

おばあちゃんの作ってくれた糸電話で。。。

 

来月もう1回残っているけど、我が子の前でするのは最後。

何冊?この子たちに絵本を読んだかなぁ。

保護者としては次回が最後。
次年度からはメンバーが足らないようだったら、地域ボランティアとしてI’ll be back.の予定。

 

 

 

2021年2月15日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

被爆樹木

2月11日(木)

先日、広島別院で被爆樹木のソテツに初めて気がついた。

帰っていろいろ被爆樹木のことを調べていたら、いいことをいっぱい見つけることが出来た。

その一つが、この絵本。

-被爆樹木の絵本-
きっと きこえるよ

広島市内の小学校で読み聞かせボランティアをしている主婦の方2人が手がけた絵本。

以前、自費出版で地元の図書館や学校、幼稚園などに寄付をすると言うような記事を見たのはかすかに記憶が。。。(中国新聞 平和メディアセンターHP

その絵本が手に入るホームページを見つけたので、すぐ発注。(きっと きこえるよ購入サイトHP

すると、あっという間に本日届いた。

立派な絵本。

しかも見開いてすぐに、見開きにいろんな色が散りばめられた紙。
すぐに平和公園の折り鶴から作られた再生紙だと気づく。

読み聞かせには、あっという間に終わってしまうかもと思うような感じだけど、伝わってくるものはしっかりと。

また、後半には被爆樹木のいろいろな紹介。
そこに、認識番号の見方が。

被爆樹木のプレートに書かれている番号。

広島別院のソテツは、N11b20-01

Nは、爆心地から見た所在地の方向。(爆心地から北側)
11は、爆心地から所在地までの距離。(1150m。1100m台と言うことで11)
bは、aが移植されていない。bは移植されている。(別院のソテツは移植されているのでb。)
01は、同じ所在地での通し番号。

と、そんな認識番号がついているらしい。

被爆樹木は、何と!爆心地に向かっているのだそう。

その声を聞く。

聞きたいな

と、思って。

被爆樹木、これから。

 

 

 

2021年2月11日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

被爆蘇鉄

2月8日(月)

今日は午後から広島別院でサンガ部会。

今年になって初めての会議。

漢字の使い方、改めて調べてみると、これまで何となく使っていたことを痛感。

特に公用文を基準とすると、あれもこれも。。。

親鸞聖人は漢字の使い方には大変心を配っておられたので、見習わないと。

 

ひょんなことから、広島別院にも被爆樹木があることを知る!(「ひろたび」ホームページ)

鐘楼の隣に被爆ソテツ。

爆心地から1,150m。寺院内で被爆し、後にここへ移植されました。

その反対にある親鸞聖人像の側にあるソテツは、記憶にあったけど、

こちらはどうやら違うみたい。

別院には何度も足を運んでいるけど、隅々まで見てるようで見てないなぁ。。。

それに気づく大切なご縁。

 

2021年2月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

立春

2月3日(水)

二十四節気の始まり、立春。

予報では昨日よりも4℃低い8℃。
それなのに、昼間外はポカポカ陽気。

クロガネモチのサンキャッチャーもキラキラと。

今日、子どもの定期券の更新のため、久しぶりにJR広駅へ。

駅に入ると、??・・・みどりの窓口が閉まってる??

何か貼り紙がしてある??

みどりの窓口が1月31日で閉鎖!?

どうやら広駅だけでなく、来年末までに昨年度あったJR西日本のみどりの窓口約340駅から2022年度末までに約180駅に半減させることになっていると。。。

その代わり、「みどりの券売機プラス」と言うのが新しく設置され、それでどうにか定期券。。。駐車場も100円。。。

時代の流れとは言え、これまでお世話になっていたものが無くなってしまうと、何だか寂しいな。
空いた時間帯に行ったから良かったけど、混んでる時とか時間に余裕のない時だと、あたふたしてたかも。。。

そんなこちらの事情はともかく、これまでお世話になったことに感謝。

みどりの窓口をあてにされている方は、どうぞお気をつけて。

 

2021年2月3日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku