ふるさと歴史講演会

12月22日(日)

今日は冬至。
一年で一番日照時間が短い日。
とはいえ、今日は朝から寒い曇り空。

朝9時から広南中学校体育館で、広南部自治会連合会(主幹 広南を元気にする会)主催のふるさと歴史講演会。

この講演会の案内と一緒に、長浜のあちらこちらでこのポスターを見かける。

『記憶屋 ~あなたを忘れない~』

来年1月17日に公開されるこの映画に、ワンシーン出演されているという山田順子先生をお招きし、

『映画「記憶屋」の時代考証家が見た広長浜・小坪』

山田順子先生の本業は時代考証家。

山田先生のお母さんの実家がこの長浜で、小さい頃は長浜で映画を観るのが楽しみだったそう。

この映画の平川雄一朗監督とは、テレビドラマ『仁 ―JIN―』や『天皇の料理番』で御一緒したそうで、瀬戸内海に沈む夕日を求めて、一緒にロケ地探しを。
その途中、立ち寄った長浜で、せっかくなのでお墓参りをと、車を駐めて休憩していたところ、そこが今回のロケ地に決まったとか。

この映画の他、昨年放送されたドラマ『この世界の片隅に』の話も楽しく聞かせていただいて、あっという間の1時間。

そのあと、希望者はロケ地等をめぐるウォーキング史跡めぐり。そちらは法務のため行けず。

午後から雨が降り出したが、久しぶりに大和ミュージアムへ。

今日の講演の中にもチラッと出てきた海賊のことも。

『この世界のさらにいくつもの片隅に』『記憶屋』、いつ観れるかな。。。

 

 

2019年12月22日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練打ち合わせ

12月20日(金)

久しぶりに青空。

今日から『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開。

原作に出て来る第11航空廠の前あたり、津久茂地区の通り報恩講をお参りしながら、いつ見に行けるかなぁと。。。

とりあえず世話係の方から連絡いただいた地域の通り報恩講は一通り終了。
ここ数年、11月初旬に体調を崩すことが多かったけど、今年はおかげさまで何とか。

これからようやく年末・年始のことに。

今日は午後から来年の石泉文庫防火訓練の打ち合わせ。

呉市文化スポーツ部文化振興課、呉市東消防署より担当の方においでいただき、総代さん4名を交えて。

開催は、文化財防火デー(1月26日)前の1月23日(木)午後1時30分より。

午後1時30分より、地域のみなさんにお集まりいただき、1時40分頃から当日の訓練・消火設備についての説明。

午後2時に石泉文庫より出火(想定)。まずは地域の方の消防署への連絡と初期消火。

消防車が近くまでかけつけ、細い道をホースを延ばして石泉文庫へ。

消火訓練が終わると、専徳寺境内に場所を移して、例年どおり水消火器を使った訓練と天ぷら火災の実験を。
今年も広南小学校3年生参加予定。

 

ここまではいつも通り。

そのあと、総代さんより、このたびの訓練に南海トラフ地震を想定し、津波が来た時の対処や、気をつけることを訓練に盛り込んで欲しいとの要望。

それに対して、消防署の方よりいろいろなことを聞かせていただいた。

地震などの災害後の火事で一番多いのが、停電後の「通電火災」。

他にもいろいろと聞かせていただき、「これは、ぜひみなさんに知っていただきたい」と言うことに。

どうぞ、お誘いあわせてご参加を。

 

 

2019年12月20日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広真光寺報恩講

12月19日(木)

昨日も今日も、それほど寒くはないけど、どんよりと。

昨夜は今年最後の総代会。
専徳寺護持のため、今年もいろいろとお世話になりました。

そして、今日は午後から今年最後のつとめあい、大広真光寺の報恩講御満座へ。

真光寺では、今年春に本堂と山門の耐震補強工事をされたと、聞いてはいたけど、実際に見るのは初めて。

法要の後でじっくりと、寺院の耐震補強はこんな風にするのかと。
御住職の意向で、あえて見せるようにしているそう。

時にはこうしてよそのお寺にお参りさせていただくことで、いろいろなこと知るご縁に。

 

 

2019年12月19日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会 本堂清掃・報恩講

12月16日(月)

今日は青空のもと、朝9時から仏教婦人会のみなさんが集まって、本堂の清掃を。

1年間の汚れをきれいにしていただく。

そのあと、きれいになった本堂で報恩講。

正信偈をおつとめした後の法話は、この一年をふりかえり、そして、先週読み聞かせで読んだ『いのちの木』を。

また、この絵本とリンクして、報恩講参拝奨励リーフレット『報恩講をご縁に⑥』を皆さんにお配りし、「眼差しの中で」を読む。

多くのご縁のなかで、今を迎えられたことに感謝。

おさがりは親鸞聖人を偲んでおぜんざいと、長男が消しゴムハンコで作ったポストカードを。

ようこそのお参りでした。

2019年12月16日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(175)

12月16日(月)

今朝は令和元年最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は2年生。

2年生教室の前の廊下で、チャイムが鳴るのを待っていると、一人の男子がやってきて、

今日は何年生ですか?

今日は2年生です。

教室に入って、

今日は大洲くんが読み聞かせしてくれるって!

・・・

今日はクリスマスの絵本ですか?

クリスマスじゃないけど、おもしろい絵本です!

今日はあっという間に終わるような絵本だったので、2冊の絵本を。

1冊目は、

『うえきばちです』 (川畑 誠)

あまりのこわさに笑わずにはいられない

最後なので、最初はただただ笑える絵本を。
みんな大笑いして聞いてくれた。
特に男子。

そして、2冊目は、

『ぼくからみると』 (高木仁三郎 文 片山 健 絵)

なつやすみの あるひ。
ひるすぎの ひょうたんいけ。

ひょうたん池で、同じ時間に、そこにいるいろんな生きものの目線が淡々と。

読み終わって、最後の「だれかさんから みると・・・・」の「だれかさんって誰だか分かる人!」と尋ねたら、クマ!タヌキ!といろんな答えが出て来た。

この絵本の作者、高木仁三郎さんは2000年にお亡くなりになっているが、原子力発電に対する危険、不安を早くから主張し、警鐘を鳴らしていた方。
もっと、その声に耳を傾けていたら。。。

この絵本は、最後にトビの勇ましい姿が出てくる。
先日のトビのことを思って選んだ絵本に、思わぬご縁を。

2019年12月16日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 報恩講 2日目・善通寺報恩講

12月13日(金)

今日の朝席で小坪説教所の報恩講も御満座。

今日は御絵伝二幅目を中心に。

昨夜の六角夢想の話をふり返る中、夢の話をしていて、「私はこれまで夢のなかに仏さまが出てきたことが一度もないんですが、みなさんご覧になったことありますか?」と尋ねたら、何と!お一方、「何回か見ました」と。
何とも有り難い。

法然聖人と親鸞聖人の間柄がよく伝わってくるこの二幅目。

鴛鴦のように寄り添って。

ようこそのお参りでした。

 

そして、お昼からつとめあいの善通寺報恩講御満座へ。

何とか今年も無事導師を。

こちらもようこそのお参りでした。

 

2019年12月13日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 報恩講 1日目

12月12日(木)

今日は朝からトビが飛び立ち、何だか心も晴れやか。

午後から小坪説教所の報恩講。

年明けの当山専徳寺の御正忌報恩講は、令和最初の御正忌ということで、初心に帰ろうと、『御絵伝』『御伝鈔』より親鸞聖人の御生涯を偲ばせていただこうと。
ただ、その直前の小坪説教所の御正忌は、3席と限られているので、ちょっと無理かなということで、このたびの報恩講と次の御正忌の2回に分けてのご縁をつとめることに。

まずは、そのための資料作り。

専徳寺の御絵伝の写真を使って作った資料を、フルカラーコピーで印刷。
ネットでたまたま見つけた「ナカトジータ」。
ナカトジータに紙を重ねてセットして、上下に設置した中閉じ用のホッチキスでガチャッと。
あとはそのまま半分に折るだけ。
あっという間に中閉じの資料が出来、見映えもよく、なかなかこれは使えそう。

お昼の席では、資料を見ながら、親鸞聖人の出家得度の場面。

明日ありと思ふ心のあざ桜
 夜半に嵐の吹かぬものかは

と得度を願い、九歳の松若丸(親鸞聖人)はお詠みになった。

そのお相手は慈円慈鎮和尚。

おほけなく 浮き世の民に おほふかな
 我が立つ杣に 墨染めの袖

苦しんでいる人びとをただ救ってあげたいとの思いを詠ったお方。

聖人もまたそのように思いながらの御出家だったのかなと味わいながら。

夜席。
今日、今年の漢字一文字が「令」に選ばれたとニュースで。
学校から帰って来た小学5年の次男がそれを見て一言。

〈「令」? 「和」はどこに行ったんだ〉とつぶやく。

ホントだ。そんな一年だったのかも。
と、そんな話から、引き続いて御絵伝の六角夢想を中心に。

今日は満月。

みんなを照らし、みんなに届いてる。
私を照らし、私に届いてる。

ようこそのお参りでした。

 

 

 

 

 

2019年12月12日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

トビ、空へ

12月12日(木)

一昨日の夕方、カラスとのケンカ?で本堂の裏へと落ちたトビ。

脳震盪を起こしたような感じで動くこともできず、段ボール箱に入れて保護。

昨日、ひっくり返ったまま寝た状態で、呼吸をしたり、時折足を動かしたりはするものの、どうなることかと心配したけど、夜になって起き上がり、ゴソゴソと動き出した。

ぐっすりと休めたので、回復したのかな。

子どもたちもずっと心配していたので、飛び立つ姿をビデオに撮っておくことに。

ビデオをセットして、段ボール箱のフタを外すと、あっという間に飛び立っていった。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 

12月12日(木) 保護してたトビが、今朝無事飛び立ちました。元気でね。

浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿 –

 

他宗には「放生会」というのがあるけれど、浄土真宗にはそのようなものはない。

ただ、我が家にとって、「いのち」を感じる大きなご縁をいただいたかな。

 

2019年12月12日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

安芸教区実践運動各組代表者会

12月11日(水)

朝、昨日保護したトビは、段ボール箱のなかで眠ったように。
でも、呼吸はしており、時折からだを動かす。

今日は午前中明神地区の通り報恩講。

帰ってから、野生鳥獣の捕獲は原則禁止となっているので、

広島県 環境県民局 自然環境課 野生生物グループ

に問い合わせ。

野生生物の場合、原則としてはそのまま自然に戻れるようなところに戻してくださいとのこと。

以前ハイタカを保護したときは、小学校の校長先生から県に預かってもらったことを聞いていたのだが、ハイタカは準絶滅危惧種で、トビはそうでない。

とはいえ、お寺に落ちてきた。
これもご縁。
見て見ぬ振りは。。。

とりあえず、動けるようになるのを待つことに。

 

今日は午後4時から、広島別院にて安芸教区実践運動各組代表者会。

呉東組を代表して出席。

そして帰宅。
少し、トビの動きが元気に??

明日はもっと回復するといいな。

 

 

 

 

 

 

 

2019年12月11日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

トビを保護中

12月10日(火)

夕方、「寺の後ろに大きな音を立ててトンビが落ちた!」とお隣さん。

何ごとかと思って本堂の裏にまわると、大きなトビが羽を広げたまま、けいれんしたように震えている。

そーっと近づくと、からだを起こして飛ぼうとするのだけれど、ヨタヨタヨタッと。。。

そして、隅っこに行ってじっとしている。

お隣さんの話によると、カラスがたくさん飛んでいて、そのトビを襲ったとか。

どこかで頭を打って脳震盪にでもなったのかな。

しばらく側で看ていたが、まばたきする目が何ともかわいらしい。

ただ、まばたきはするものの、どんなに近づいても動こうとしない。

5時をまわり、だんだん暗く、寒くなってきたので、ネコやカラスに襲われてもいけないから、そーっと段ボールに入れて保護して様子を見ることに。

以前、ハイタカを保護したことを思い出し。(2011年10月24日

元気になって、また大空を飛べますように。

 

 

2019年12月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku