ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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広南小学校 二分の一成人式

2月6日(水)

今日は午後から広南小学校に。

次男のいる4年生が、10歳を迎えたことで、二分の一成人式。

4年生18名が、地域の方、保護者を前に、すごく緊張した面持ちで 、一人ずつそれぞれ決意を。

将来の夢、伝記を読んで学んだことを織り交ぜながら。

体育館での式典後、音楽室へと移動して、子どもたち一人一人の赤ちゃんの頃の写真、入学の頃の写真、そして今の写真が。

そこに親からのメッセージ。

そして、そのあと、小学校でのこれまでの想い出を写真に映しだしてくれた中に、

何と!

3年生の時の町探検。

「何の写真?」

とざわつきながら、

「おりがみの!」

っていってくれる声を聞いた。

頭が2つのおりづる“共命鳥”のことを覚えてくれていたみたい。

これからの10年。
夢に向かって進む人、夢を求めて進む人、いい出会いがありますように。

二分の一成人式、おめでとう。

2019年2月6日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 石泉文庫見学

2月5日(火)

1月28日の石泉文庫防火訓練に参加した広南小学校の3年生が、今度は《総合的な学習の時間 ~地域の人・文化について知ろう~》という授業で、専徳寺へ。

昨日、担任の先生からあらかじめ《質問したいこと》をまとめた用紙をいただいた。

「インターネットで調べたら分かることもあるでしょ?」
と先生が言うと、
「ネットの情報は当てにならないから、直接聞きたいというので・・・。」
と、苦笑い。。。

9時から石泉文庫のこと、石泉僧叡、宇都宮黙霖の話を、いつものようにプロジェクターを使って。

そのあと、質問をいろいろと。

広南中学校の「もくりんさん」で、子どもたちにもおなじみの宇都宮黙霖。

直筆の書状など、興味深そうに。

そして、石泉文庫へ移動。

2階へは少人数でないと入れないので、3~4人の班ごとに。

恐る恐る階段をのぼり、暗い書庫へ。

「わぁ!ななめってる!!」

なんてことをいいながら、一人一人宇都宮黙霖直筆の本をパラパラと。

「軽い!」
「漢字ばっかり!」


地域のことを学び、大切に。

仏教婦人会新年会

2月4日(月)

今日は11時から専徳寺仏教婦人会の新年会。

おつとめのあと、法話の中で、まずは先日の実践運動研修会の話を。

「《SDGs》って知ってますか?
というより、これ何て読むか分かります?」

と。

「・・・」

これは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、「エスディージーズ」と読むらしい。
国連で2015年に採択された、世界を変革するための17の目標のことを表しているそうだが、あんまり知られていない。。。
その1番はじめが「貧困をなくそう」。

まずは知ることから。

今朝の中国新聞、洗心欄にお寺のネット活用が。

SNSに関しては、それぞれいろんな考えをお持ちのようだが、個人的にはそれが有効に活用できればいいなと思う。また、いただいたご縁の「おすそわけ」な感じで使えたらいいなと。

先日、その「おすそわけ」な感じでいただいたのが、絵本を出版している童心社のフェイスブックに紹介されていた「母のひろば」のことば。

東京大学名誉教授(教育学)の汐見稔幸先生の『感謝と贈与』。

読ませていただいて、仏教婦人会の活動と重なっているかなと紹介。

「おかげさまで」と感謝し、ダーナ(布施)活動を通して贈与。

何も大それたことをするのでなく、できることを続けていけたら。

今年もいろいろとお世話になります。

2019年2月4日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(158)

2月4日(月)

昨日の雨が上がり、今朝は穏やか。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は4年生。

読んだ絵本は、

『おにたのぼうし』 (あまんきみこ 文・いわさきちひろ 絵)

毎年、この時季になると、鬼にまつわる絵本を読む。

「昨日は何の日でしたか?」

「節分!」

「豆まきした人!」

「は~い!」

半数ぐらい手を挙げる。

「この本を知ってる人!」

と尋ねると、次男ただ一人。

あまんきみこさんの絵本は、本願寺出版社から『海の小学校』(いとうえみ 絵)と『花まつりにいきたい』(羽尻利門 絵)の2冊が出版されている。
でも、Wikipediaにはまだ。。。

まめまきの おとを ききながら、おにたは おもいました。
(にんげんって おかしいな。おには わるいって、
きめているんだから。おににも、いろいろ あるのにな。
にんげんも、いろいろ いるみたいに。)
そして、ふるい むぎわらぼうしを かぶりました。

気のいい おにたは、病気のお母さんを看病している女の子の家に。
そこで何も食べていない女の子に、おにたは あかごはんとうぐいす豆の煮物を持ってきてくれた。

「わたしも まめまき、したいなあ。」
「なんだって?」
おにたは とびあがりました。
「だって、おにが くれば、きっと
おかあさんの びょうきが
わるくなるわ。」
おにたは てを だらんと
さげて ふるふるっと
かなしそうに みぶるいして
いいました。
「おにだって、いろいろ
あるのに、おにだって・・・・・・・」

とってもせつない節分の話。

そんな鬼の気持ちも知らずに、やれ「鬼は外」だ、やれ「福は内」だといっている日本人の何と多いことか。

来年は、豆まく時にちょっと「おにた」のことも思い出してくれたらな。

2019年2月4日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

親鸞全挿画集

2月1日(金)

中国新聞に連載されていた五木寛之さんの『親鸞』。

その挿絵をずっと描かれていたのが山口晃さん。

その『親鸞全挿画集』がこのたび出版され、今日手元に。

届いてびっくり。

約700ページもあって、分厚いこと。

見応えあり。

本願寺の日曜講演(2月3日)に「『山口晃 親鸞 全挿画集』が出来るまで」と題して、山口晃さんの講演があるとか。(⇒お西さんHP

ここのところ、いろいろと忙しく、なかなかゆっくり本を読むこともできないのだが、2月に入るとちょっと読書の時間もとれるといいなと、いろいろといくつか本を購入。

そのなかの1冊が、『親鸞がヤクザ事務所に乗り込んで「悪人正機」を説いたら』(向谷 匡史 著)

何と!
作者は呉市出身で、本願寺派僧侶。

これも何かのご縁かなと。