広南小学校読み聞かせ(67)

12月14日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

風もなく穏やか。まだ太陽の姿が見えず、沖に見える島は浮島現象でぽっかり浮いて。

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担当は5年生。 読んだのは、

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『 あ か り 』 (林木林 文/岡田千晶 絵)  

お母さんが作ってくれたロウソク。 最初に灯されたのが、赤ちゃんの生まれた日。
その子の成長とともに、大切なときに灯されて。。。

 
太陽や月のように、みんなを照らすような光にはなれない。
灯台のように、嵐から船を守ることもできない。

でも、おばあちゃんになったその子から、

おひさまよりも、お月さまよりも、 こころの いちばん おくまで そっと とどくのよ。 ほんとうに ありがとう。

の、ことばを聞いて、

「わたしの ともす 小さな あかりを だいじに おもってくれる ひとがいた。 うまれてきて ほんとうに よかった」

と。   ロウソクのともしびのなかにいるかのような、とっても静かな静かなおとな絵本。

 
「難しかった?」と尋ねると、「難しくはなかったけれど。。。」
感想をまとめるのが難しかったかな。

これは、また成長してから、出会うといいかも。

 
来週が今年最後の読み聞かせ。

2015年12月14日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku