呉東組仏教壮年会連盟 後期研修会

10月14日(金)

今夜は阿賀称名寺にて、呉東組仏教壮年会連盟の後期研修会。

前期研修会は虫干し法座と重なったため、ご縁にあうことができなかった。

今日の研修議題は、ここ数年続いている共通テーマ、ー阿弥陀様との出遇いー“若いお坊さんの話をきいてみませんか!”。

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御講師は呉東組の若手法中より、阿賀法幢寺の津立経治師。

遇いがたくして今遇うことを得たり。 聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。

不思議な出遇い、ご縁によって出遇えた阿弥陀さまのお話を。 途中、一休さんと蓮如上人のやりとり、

阿弥陀には まことの慈悲はなかりけり たのむ衆生のみ助ける 〈一休〉

に対して詠まれた、

阿弥陀には へだつる心なければ 蓋ある水に 月は宿らじ 〈蓮如〉

を紹介してくださった。 高台にある本堂を出ると、とってもきれいな月が。

ちゃんと、届いてる。

ようこそのお参りでした。

2016年10月14日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

報恩講法要 3日目

10月14日(金)

今朝は午前6時前よりだんだん人が集まって、お斎の準備。

朝席の間も、庫裏では着々と。

大きなおにぎり3個とお煮染めのお持ち帰り用パック。

毎年800から900セット。今年は850セット。

あらかじめ食券ならぬお斎札を総代・世話係の皆さんが手分けして各ご門徒のお宅に売り歩き、そのお斎札と交換するのが専徳寺のお斎。

今年は、初めてお斎札を買われた方が、どうやらお札と間違ったようで、お仏壇にお供えしてたら、「それは専徳寺でお斎(おにぎり)と交換してもらうのよ」と教えられ、慌てて2日前に尋ねてこられた方も。。。

これだけたくさんの方が法要にお参りされるのではないけれど、こうして年に一度、報恩講の日に大きな大きなおにぎりをいただく。

そうして、少しでもご縁に触れていただく風習がずっと残っているのかな。

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このたびは、御講師に浅野執持師をお迎えし、正信偈の七高僧のお味わい。

朝席では曇鸞大師のお話。

昼席は善通寺御住職を導師に、住蓮寺・広真光寺・呉専徳寺の御住職と法務員の方々に御出勤いただいての法要。

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御満座の昼席では、道綽禅師のお話をお聞かせいただく。

私の乗ってる船(弥陀の願船)はオーダーメイド。

私のためにご用意してくださった。

しかも、私が向かってるのでなく、彼の岸が私の方へと。

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何ともありがたい「ナモアミダブツ」のお話。

如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も 骨を砕きても謝すべし

お手伝いいただいた皆さんのおかげで、今年も報恩講法要が無事御満座。

ありがとうございました。また、ようこそのお参りでした。

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これで今夜は心置きなくカープ・・・ではなく、今夜は呉東組仏教壮年会連盟の研修会。

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そして、明日は午前9時より広南中学校の文化活動発表会。

昨日の『中国新聞』朝刊(呉・東広島版)にも紹介。 こちらへもぜひ。

2016年10月14日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku