1月30日(月)
今朝は昨日からの雨がパラパラと残り、寒さが少し緩んだ。
広南小学校の読み聞かせ。
担当は5年生。
読んだ本は、『あったかいな』(くすのきしげのり 作 片山健 絵)
ネコのミーちゃんがもうすぐ赤ちゃんを産む。
ゆうちゃんと友達のあっちゃんは、ミーちゃんの赤ちゃんの誕生が待ち遠しい。
そして、とうとうミーちゃんがお母さんに。
ゆうちゃんとあっちゃんは、そんなミーちゃんの姿を見て、お母さんが恋しくなった。
数日後、二人は初めて子猫をさわらせてもらって、
「ふわふわしてる」
「ゆうちゃん、こねこって、あったかいなあ」
「うん、いきてるからやなあ」
「いきてるって、あったかいな」
読み終わって、感想を求めたけど、手が挙がらなかったので、「家にペットがいる人!」と尋ねてみた。
すると、数名手が挙がったので、一番前の男子に「どうです?」って聞くと、 「ふわふわして、あったかいです」 と。
その応える表情が、何ともやわらかな顔だったのが印象的。
いのちのぬくもりに触れると、身も心も和らいで。
「あったかいな」