広南小学校読み聞かせ(102)

1月30日(月)

今朝は昨日からの雨がパラパラと残り、寒さが少し緩んだ。

広南小学校の読み聞かせ。

担当は5年生。

読んだ本は、『あったかいな』(くすのきしげのり 作 片山健 絵)

ネコのミーちゃんがもうすぐ赤ちゃんを産む。
ゆうちゃんと友達のあっちゃんは、ミーちゃんの赤ちゃんの誕生が待ち遠しい。
そして、とうとうミーちゃんがお母さんに。
ゆうちゃんとあっちゃんは、そんなミーちゃんの姿を見て、お母さんが恋しくなった。
数日後、二人は初めて子猫をさわらせてもらって、
「ふわふわしてる」
「ゆうちゃん、こねこって、あったかいなあ」
「うん、いきてるからやなあ」
「いきてるって、あったかいな」

読み終わって、感想を求めたけど、手が挙がらなかったので、「家にペットがいる人!」と尋ねてみた。

すると、数名手が挙がったので、一番前の男子に「どうです?」って聞くと、 「ふわふわして、あったかいです」 と。

その応える表情が、何ともやわらかな顔だったのが印象的。

いのちのぬくもりに触れると、身も心も和らいで。

「あったかいな」    

2017年1月30日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku