6月8日(土)
昨夜は呉東組仏教壮年会連盟の役員会と親睦会が広ステーションホテルにて。
そして、今日は午後2時より呉東組親鸞聖人讃仰会の総会と、引き続いて仏教文化講演会が川尻光明寺にて。
このたびの御講師は、行信教校講師 山本攝叡師。
講題『他力のこころ』
法然聖人門下で、親鸞聖人の兄弟子に当たる聖覚法印の『唯信抄』。
それを大切にされた親鸞聖人が、題号と引文に註釈をほどこした『唯信鈔文意』。
そのはじめに、
「唯信抄」といふは、「唯」はただこのことひとつといふ、ふたつならぶことをきらふことばなり。また「唯」はひとりといふこころなり。「信」はうたがひなきこころなり、すなはちこれ真実の信心なり、虚仮はなれたるこころなり。虚はむなしといふ、仮はかりなるといふことなり、虚は実ならぬをいふ、仮は真ならぬをいふなり。本願他力をたのみて自力をはなれたる、これを「唯信」といふ。
この御文より、「他力」のこころをやさしく味わって。
ようこそのお参りでした。