内陣修復 襖絵

9月15日(金)

今日の午後、新調する巻障子を現場で合わせてみたいと。
それと一緒に、修復を終えた襖や仏具類が戻ってきた。

2トントラックが境内に入らないので、山門下の駐車場をお借りして、そこから一つ一つ本堂へ。

梱包された襖が外陣に並べられ、

丁寧に外されて、

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はめられた。

 

絵自体は触らず、破れていた箇所を修復し、痛みのひどかった枠を修復して漆を。
そして引き手に金箔が貼られ金ピカに。

親鸞聖人700回忌記念に、松本俊一氏、村尾時之助氏より御寄贈いただいた襖。
ずっと気にかかっていたものの一つがこのたびきれいに。

 

巻障子は、並べてみて様子をうかがい、また持ち帰って次は完成の時に。

経切太鼓も綺麗に彩色がされ、戻ってきた。

その他、御絵伝と七高僧が綺麗に表装し直され。

暑い中をありがとうございました。

2023年9月15日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku