広南小学校読み聞かせ(167)

5月20日(月)

今朝は雨の予報だったのに、青空が広がった。

今日は広南小学校読み聞かせ。

担当は6年生。

読んだ絵本は、

『6わのからす』 (レオ・レオーニ  谷川俊太郎 訳)

 

6月2日までひろしま美術館で開催中の「みんなのレオ・レオーニ展」。

その中で、「平和を求めて」というコーナーに展示されていた「6わのからす」。

「観に行った人!」と尋ねると、一人だけ手を挙げてくれた。

 

麦を育てる農夫と、その麦を食べに来る6羽のカラスの話。

農夫はカラスを追い払おうとカカシを立てた。

腹を立てたカラスは、大きな鳥の凧を作り、農夫を怖がらせた。

農夫はもっと大きくて怖いカカシを作り、カラスも負けじと凧を作る。

それを見ていたフクロウが、

「のうふと からすと ばかなのは どっちかね」

と。

見るに見かねて、フクロウは農夫とカラス、それぞれに話し合いをすすめる。

「はなしあいに ておくれは ないよ」

「ことばには まほうの ちからがあるんだ」

と。

6年生にはどんなふうに伝わったかな。

レオ・レオーニの願いが、届きますよう。

2019年5月20日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku