5月20日(月)
今朝は雨の予報だったのに、青空が広がった。
今日は広南小学校読み聞かせ。
担当は6年生。
読んだ絵本は、
『6わのからす』 (レオ・レオーニ 谷川俊太郎 訳)
6月2日までひろしま美術館で開催中の「みんなのレオ・レオーニ展」。
その中で、「平和を求めて」というコーナーに展示されていた「6わのからす」。
「観に行った人!」と尋ねると、一人だけ手を挙げてくれた。
麦を育てる農夫と、その麦を食べに来る6羽のカラスの話。
農夫はカラスを追い払おうとカカシを立てた。
腹を立てたカラスは、大きな鳥の凧を作り、農夫を怖がらせた。
農夫はもっと大きくて怖いカカシを作り、カラスも負けじと凧を作る。
それを見ていたフクロウが、
「のうふと からすと ばかなのは どっちかね」
と。
見るに見かねて、フクロウは農夫とカラス、それぞれに話し合いをすすめる。
「はなしあいに ておくれは ないよ」
「ことばには まほうの ちからがあるんだ」
と。
6年生にはどんなふうに伝わったかな。
レオ・レオーニの願いが、届きますよう。