広南小学校読み聞かせ(166)

5月13日(月)

今日も青空いっぱい。

今朝は広南小学校の読み聞かせ。

担当は2年生。

読んだ絵本は、

『ぼくのジィちゃん』 (くすのきしげのり作 吉田尚令 絵)

 

先日、「みんなのレオ・レオーニ展」に行ったので、レオ・レオーニもいいかなと思ったけど、来週末に行われる広南学園運動会の全体練習が今日から始まると聞いたので、運動会がテーマのこの1冊。

次男が1年生の時、6年生で読むのに練習で聞かせたら、とっても気に入って、自分の学年もこの本を読んで欲しいと頼まれて読んで以来。

 

教室に入ると、1時間目が全体練習のため、みんな体操服に着替えて座っていた。
「運動会、好きな人!」と尋ねると、「ぼくはきらい」と言う子がいたので、「今日は、運動会が嫌いって言う子の絵本です」と。

足が遅い2年生の男の子は運動会がきらい。
そして、田舎から応援に出て来たウサギの絵の入ったピンクのTシャツを着た、かっこわるいジィちゃん。

そのジィちゃんに速く走るコツを尋ねると、「右足を前に出したら、次は左足を前に出す。それを誰よりも早くする。ただそれだけじゃ」と答えるジィちゃんにがっかり。

当日、PTAクラス対抗リレーに出るはずだったお父さんが、急に仕事場へ向かわなければいけなくなった。
その代わりをジイちゃんが引き受け、またまたがっかり。

みんなに笑われて、学校に行けなくなると思っていたら。。。

ゴッ!

ビリでバトンを受けたジィちゃんは、何とロケットのように次々と抜かし、先頭を走っていた陸上競技の選手だったハヤト君のお父さんまで!!

ジィちゃん、がんばれー!

 

ゴッ!

のシーンから、子どもたちの反応がガラッと変わった。

「スゲ―!」と。

特に男の子に受けが良かったようで、終わった後は次々感想を。

 

みんなも、

「右足を前に出したら、次は左足を前に出す。それを誰よりも早くする。ただそれだけじゃ」

運動会を楽しんで!

2019年5月13日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku