住蓮寺 第38回 門徒大会

6月9日(日)

今日はお隣の住蓮寺にて第38回門徒大会に。

宇都宮黙霖生誕200年記念法要も兼ねていて、黙霖さんにまつわる話を依頼され、

講題『霖雨蒼生 宇都宮黙霖生誕200年に寄せて』

と題して、40分ほど。

昨夜から雨。
まずはそのことのお詫びより。
このたびの講題に「雨」の字が3つも入っているので、雨が降ったのはそのせいだと笑って済ませていただけたらと。

「霖」の字が付いているので思い浮かぶのは、江戸時代の能化若霖と法霖。

法霖の辞世の句、

往生の一路は平生に決す
 今日何ぞ論ぜん死と生とを
 蓮華界裡の楽を快しむに非ず
 娑婆界に還来して群生を化せん

「霖雨蒼生」と重ねながら。

今日はこちらの住職継職法要の時にいただいた輪袈裟を着けさせていただいて、念珠はこのたびの講題「霖雨蒼生」をイメージして、龍の鱗のような模様、龍紋碼碯で雨を表し、緑色で蒼生を。

 

そのあと、コーラス。

そして、

広島雅楽会のみなさんの舞楽奉納。

残念ながら、12時に法事の予定が入っていたため、最後まで見られず。。。

とりあえず、おめでとうございました。

霖雨蒼生。

明朝、草抜きかな。。。

 

仏教壮年会 6月例会

6月8日(土)

蛻の殻

これで「もぬけのから」と読むのだそう。

午前中に見た時にはまだだったのに、午後法事から帰ってくると、トンボの羽化?
と思ってカメラをセットしてじっと見ていると、どうやらすでに飛び立った後のよう。。。

シオカラトンボだと思うのだけれど。

 

今夜は仏教壮年会の6月例会。

『歎異抄』第8条。

念仏は行者のために非行・非善なり。

第8条は文章が短い。
それでも、味わい深い章でもある。
それでも、よく4ページに。。。

身近なところでの話を聞くと、感じ方が違うと。

身近なところでアドバイスをいただくと、こちらも感じ方が違う。

ようこそのお参りでした。

 

2024年6月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

安芸教区総講習会

6月6日(木)

今朝、境内に水を撒き、清掃をしていると、エナガが10羽ほど飛んできた。

 
 
 
 
 
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昨年、ここから巣立つことが出来なかったけれど、今年はどこかでこんなにたくさん巣立って、その姿をわざわざ見せてに来てくれたのかな。(と、都合よく勝手に。)
来年待ってるよと。

11時の法事を終えて、急いで午後からの安芸教区総講習会に出席するため広島別院に。

『仏教の根本教説としての縁起説』と題して、御講師は 武田宏道勧学(深川組正現寺住職)。

13:00から16:30まで、3時間半。
縁起の話から、六因・四縁・五果と、真宗では聞き慣れない言葉とその言葉の説明のオンパレード。。。
久しぶりにこういう講義をいただいた。

難しいけれど、言葉に慣れてくると、なるほどと思うことも。

 

一時期「信心の社会性」という言葉をよく耳にした。

それについて最後に質問が出て、それに対してアビダルマ仏教から見ると、浄土真宗の信心は《無為法》で、社会性というのは《有為法》であるので、それを理解するのは難しい。
浄土真宗の教学では《安心》と《起行》という見方があるけれども、とのお答えを。

安心と起行、まさに石泉僧叡和上の助正論。

講演の中で、「一水四見」を紹介された。
唯識の物の見方で、同じ水を見ながらも、天人は宝石で飾られた池と見、人間は水、餓鬼は血膿、魚は自分のすみかと見るように。見る心の違いによって同じ対象物が異なって認識されることを「一水四見」と言うそう。

浄土真宗を中心とした見方と、僧叡和上のように仏教の中の浄土真宗という見方を貫いたのは、まさに一水四見。

いろんな見方を模索しないと答えは出ないのかも。

 

 

2024年6月6日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

6月1日(土)

今日から6月。

ようやく夏の布袍に衣替え。
ちょっと前からいつから完全衣替えにしようかと思っていたけれど、先日の雨から朝晩涼しいくらいに。

衣替えをすると、すべてが軽くなる。

 

今日の夕方、境内を見てまわると、見 たこともない花が。

とりあえず写真に撮って、Googleで調べる。

ハブランサス・アンダーソニー

南米原産のヒガンバナ科だそう。

葉っぱがないのに納得はしたけれど、なぜここに??

外来種なので、増えないうちに何とか。

 

今夜は法謙寺にて呉東組法中会。

最後「賦課金」についていろいろ。

 

2024年6月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

『大乗』6月号と芳名板

5月30日(木)

今日届いた『大乗』6月号。

読者フォトのページに投稿した花まつりコンサート掲載。

午後からこのたびの内陣修復事業に御寄付くださった方々の芳名板設置。

昭和60年の昭和大修復の時に設置したのは銅板の芳名板。

今どき同等のものを設置しようとすると、かなりの金額になってしまうようなので、総代会でいろいろと審議していただいて、前の芳名板に合わせながら、出来るだけ価格を抑えることの出来る芳名板を。

と言うことで、業者の方の意見も交えながら、銅板に近い色に加工したものを設置。

芳名板設置も、今どき個人情報の問題が。。。という話もありながらも、それでも次世代に伝える大切なご縁だからと。

 

 

 

 

 

2024年5月30日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

広南学園学校関係者評価委員会

5月29日(水)

午前中、広南学園学校関係者評価委員会に出席。

その前に出席者の間で出た話題が、これ↓。

今朝、長浜峠を広方面に下ると、広弾薬庫すぐ南の石垣が大きく崩壊していた。
昨日の夕方通ったときには何も変化はなかったのに。
話によると、昨夜9時頃崩壊したのだとか。

Googleマップのストリートビューで見ると、

一昨年前の写真が↑。

そして、昨年8月の写真が↓。

一件あった家が取り壊されて更地となり、石垣だけが残っていたのが、このたびの雨で地盤が緩んだのかな。

2018年豪雨災害を思い出す。。。

 

小中合同の評価委員会では、広南小学校1年生から広南中学校3年生、そして特別支援学級もすべて参観。

どのクラスもいい雰囲気。

そして、そのあと今年度の取り組みについていろいろと。

最後に「コミュニティ・スクール」のことを聞かせていただく。

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。 コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができます。

これからこうした制度が推進されてくるようだけど、広南学園はもともと地域と学校がかなり密。
すでに「地域とともにある学校」のモデル校かも。

 

2024年5月29日 | カテゴリー : 災害, 長浜 | 投稿者 : sentoku

合掌チラシ

5月21日(火)

今日、5月21日は親鸞聖人の誕生日。御生誕851年。

呉東組地域の各ご家庭に、新聞の折り込みチラシ。

呉東組総代会・親鸞聖人讃仰会(協賛 呉東組仏教婦人会)の活動の一つ、合掌チラシで広報。

今年の法語は

生きては依り
 死しては帰るところあり
 いのち豊かな
 仏の世界

親鸞聖人の御誕生をお祝いし、出遇えたご縁に感謝。

 

昨日、K総代さんが専徳寺の立て看板を運んで来られた。

笹兵衛長浜店前に設置させていただいていた法座案内の立て看板を、店が閉店したため撤収してきたと。

仏教壮年会の新年互礼会、納涼会ではここのお弁当を。

いろいろ御世話になりました。

アマチャ

5月19日(日)

今日は久々にお寺での法事が一件もなく、外ばかり。

朝9時の長浜での月忌に始まり、焼山――広徳丸――横路――阿賀北――小坪と、あちらこちらで法事。

移動時間に余裕がないので、到着予定時刻を見ながら、何とか無事。

 

今、かわいらしいアマチャの花が咲いている。

先月の花まつりコンサートの前にアマチャの苗を購入。

甘茶の原料はアマチャヅルではなく、このアマチャ。

ユキノシタ科でガクアジサイのなかま。

この若葉を天日干ししてから揉み、発酵させて乾燥させたお茶が、花まつりにお釈迦さまにかける甘茶。

実際にこの花を見ると、甘茶のイメージが変わる。

 

法事の合間、それをInstagramで投稿しようとしたら、「Threadsにも投稿しますか」と。
何だか分からないけれど・・・と思いながらそのまま投稿。

 
 
 
 
 
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すると、Threadsにも初投稿。。。

Instagramの流れでアカウントは作っていたものの、ほったらかしにしてたら、一度も投稿していないのに100名を超えるフォロアーが。

 
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とりあえず、こちらをご利用の方もおられるようなので、こちらにもこれから。

2024年5月19日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

広南学園運動会

5月18日(土)

晴天の下、広南学園運動会。

今年から父兄としてではなく、地域の一人として。

法事までの間、子どもたちの一生懸命な姿を見に。

勝っても負けても、みんないい顔。

特に応援したかったのは、先日読み聞かせをした1年生。

最後まで見ることは出来なかったけれど、元気をもらって。

 

午後、ご門徒のK様よりカラーを頂戴。

 
 
 
 
 
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大きくて立派なカラー。
あまりにも立派なので、庫裏の玄関に。

ようこそようこそ。

2024年5月18日 | カテゴリー : , 長浜 | 投稿者 : sentoku

ノアヤメ

5月15日(水)

ノアヤメが昨日の夕方一つ咲き、今日次々と開花。

午前中、境内を清掃していると、さっきまでシュッと剣先のようだったつぼみが、まるで風船のように膨らんで。

すると、それがパンッとはじけるように開いていく。

動画で撮ろうかと試したけれど、それは無理。。。

午前中開いた花は、夕方までかかってアヤメの花に。

 
 
 
 
 
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きちんと折り紙のように畳まれた花びらがだんだんと開いていく。

まるで蝶が羽化するように。

 

あやめ色。

《参考》NIPPON COLORS-日本の伝統色

〈菖蒲色〉と書いて「あやめ色」。

〈菖蒲色〉と書いて「しょうぶ色」と読むと、また違った色に。

昔のちょっとした違いの表現も、アヤメとショウブの違いを知らないと、伝わらないなぁと。

だからこそ、そういうのをお寺に遺しておきたいな。

2024年5月15日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku