長浜小学校 学習発表会

11月27日(日)

今日は長浜小学校の学習発表会。

長浜小学校としての最後の学習発表会。
一つ一つが最後・最後。
大切な時間を感じる。

Dsc_0394_1

ただ、法務の予定があり、見ることの出来たのは、長男の出演した1,2年生の「ブレーメンの音楽隊」と、

201111270912362

妻の出演したPTAのコーラス。

201111270941231

残念ながら、ここまでしか見ることは出来なかったが、お天気にも恵まれ、父兄をはじめ、地域の方もたくさんご来場。

 

はじめの校長先生の挨拶のなかで、今回の発表会のテーマを発表。

こころをひとつに

現在おこなわれているバレーのワールドカップ。
その選手達のユニホームに、「こころはひとつ」の文字。
そして「こころをひとつに」という思いで戦う選手の姿を見て、そこから今回のテーマをいただいたそう。

こころはひとつ。

ひとりひとりがバラバラだと、1+1=2とならず、むしろマイナスになってしまうこともある。
でも、こころをひとつにみんなが望むと、1+1が2以上の大きな力になることも。

この言葉は、東日本大震災以来、特にスポーツの世界で使われているように感じる。

どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない。みんながいる!みんなで乗り切ろう!You’ll never walk alone

震災直後の3月15日。
イタリアのインテル所属の長友佑都選手が、試合後にこのメッセージを書いた日の丸を大きく掲げた。

長浜小学校の名前は無くなっても、広南小学校として新たな出発が待っている。

こころをひとつに。

 

今、専徳寺の境内では、イチョウの葉が散り始めた。

Dsc_0398

このイチョウの大木。
話によると、今よりももっと背の高いイチョウの木だったのだそう。

ちょうど一週間前の落語会が終わった後から散り始めた。

 

イチョウ

漢字で書くと、「公孫樹」。

公とはおじいさんを意味するのだそう。
おじいさんがイチョウの種を植えても、その実を食べるのは孫の代。
長い時間をかけて、実がつくようになる。

そう思うと、何とも時間がゆったりと流れていること。
この木は、この長浜の出来事を一番よく知っているかも知れない。

長浜小学校のはじまりも、今日の長浜小学校最後の学習発表会のことも。

 

ちなみに専徳寺のイチョウは雄。
待てど暮らせど、ギンナンは降ってこない。

 

2011年11月27日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku