10月2日(水)
今日も昨日に続き、白岳地区の報恩講。
お参り先の床の間に、いろいろな軸が掛かっているのだが、今日のお参り先で出遇ったのは、
勧学 大原性実和上筆、「唯可信斯高僧説」。
正信偈の最後、「ゆいかしんしこうそうせつ」と唱えながら、思わず床の間に目が行く。
ただこの高僧の説を信ずべし
お釈迦さまの説かれた阿弥陀さまの教えを私に伝えてくださったインド・中国・日本の高僧方のお言葉を、ただただ信じるのですとの御開山聖人の言葉。
何とも有り難い揮毫だったので、お参りした後に撮らせていただく。
また、他のお宅では、終わった後で質問をいただく。
仏壇の上に掛けられている額について。
随分前の本願寺からの記念品と思われる親鸞聖人の書かれた本願文の印影版。
「八十四歳くらいは読めたのですが、その前は・・・?」と。
簡単にではあるけれど、こんなことが書かれているのですよと。
それにしても、分かる字で良かった。
短い時間ではあるけれど、こんなご縁があるのも、報恩講かな。
昼間はまだまだ汗がだらだらと流れるが、夕方の空はすっかり秋。
明日、もう1日白岳地区の報恩講。