1月22日(木)
今夜は法幢寺にて久々の我聞会。
輪読は、『蓮如上人御一代記聞書』(176)(177)。
(176)では方便の話が出て来る。
「嘘も方便」と言われるが、「方便は真実に導くための手だて」。
ただ、大切なのは「私にとって」の真実・方便。
私にとっての真実が、浄土真宗。阿弥陀さまの願い(救い)。
そこをはき違えると、対立しか生まれないなぁと・・・。
法話では、「願われている私」という話を聞かせていただいた。
ホームステイ先での話に、NHK連続テレビ小説『マッサン』のある場面をふと思い出した。
幸子は早くに亡くなった母のことを想うばかりに、本当は大好きな継母を「由紀子さん」としか呼べず、そのことが原因で離縁の話が・・・。
いろいろ考えるばかりに、素直に「お母さん」と呼べずに苦しむ幸子。
はからいを超えたところにある世界。
いろんなところにあるご縁。
そんなことを思いながら・・・。