広南小学校読み聞かせ(38)

1月26日(月)

ごきげんよう。

 

今朝は広南小学校読み聞かせ。

今日の担当は4年生。

読んだ本は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』の主人公、村岡花子訳、『ごきげんならいおん』。

ロジャー・デュボアザン(絵)・ルイーズ・ファティオ(文)夫妻の第一作目の絵本。

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パリの動物園にいる一匹のごきげんなライオンに、みんな、「おはよう、ごきげんなライオンさん」と毎日あいさつしてくれる。

ある日、檻の戸の鍵をかけ忘れていたことで、ライオンはいつも来てくれるみんなの所へあいさつに行こうと出かける。

ライオンにあいさつされた人はみんな驚き、悲鳴をあげ、逃げ去っていく。挙げ句の果ては消防車がやってきて・・・。

そんななか、飼育係のこども、フランソワが学校帰りにライオンを見かけて、「やあ、ごきげんな ライオンくん」と声をかけ、近づいてきて、2人は・・・。

 

とってもほのぼのとしたお話。

読み終わって、感想を尋ねると、「・・・」。

先生が男子と女子を1人ずつ指名。

 

男子は素直な感想。女子はちょっと困った感じで・・・。

そこで、「ライオンが近づいてきたら、逃げますか?あいさつをしますか?」と尋ねると、「逃げます!」と。

そうでしょう。ライオンが近づいてきたら、みんな逃げるに違いない。

 

ただ、垣根があってもなくても関係ない。そんな大切な友だちがいるといいね。

 

帰る頃に雨がポツポツと。

2015年1月26日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku