本願寺新報 2月1日号

1月30日(月)

浄土真宗本願寺派の新聞、『本願寺新報』2月1日号が届いた。

「読者のひろば」コーナーに、またまた市川総代長さんの投稿記事。

年に2回くらい載せていただいているだろうか。

このたびは除夜会の記事。

ろうそく立て500個というのは、サバを読んでいるけれど、、、

こうして門信徒会を代表して、いつも投稿してくださるのでありがたい。

当日、ライトアップ用の照明設置と、仏教壮年会で竹あかりを作る中心となった坂本総代さんとの2ショット。

せっかくのあかりが白黒では見えないので、この写真になったのかなぁ。。。

専徳寺の総代は、聴聞第一。

お寺に参ってお聴聞し、門信徒にその後ろ姿を示してくださる。

また、総代を定年で退かれても、お参りしてくださる方が多い。

だから、法座の度に御講師様より、「男の方のお参りが多いですね」と。

昨年から女性の総代さんも誕生したので、ますますご法義繁盛となればよいのですが。  

2017年1月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(102)

1月30日(月)

今朝は昨日からの雨がパラパラと残り、寒さが少し緩んだ。

広南小学校の読み聞かせ。

担当は5年生。

読んだ本は、『あったかいな』(くすのきしげのり 作 片山健 絵)

ネコのミーちゃんがもうすぐ赤ちゃんを産む。
ゆうちゃんと友達のあっちゃんは、ミーちゃんの赤ちゃんの誕生が待ち遠しい。
そして、とうとうミーちゃんがお母さんに。
ゆうちゃんとあっちゃんは、そんなミーちゃんの姿を見て、お母さんが恋しくなった。
数日後、二人は初めて子猫をさわらせてもらって、
「ふわふわしてる」
「ゆうちゃん、こねこって、あったかいなあ」
「うん、いきてるからやなあ」
「いきてるって、あったかいな」

読み終わって、感想を求めたけど、手が挙がらなかったので、「家にペットがいる人!」と尋ねてみた。

すると、数名手が挙がったので、一番前の男子に「どうです?」って聞くと、 「ふわふわして、あったかいです」 と。

その応える表情が、何ともやわらかな顔だったのが印象的。

いのちのぬくもりに触れると、身も心も和らいで。

「あったかいな」    

2017年1月30日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組我聞会 1月例会

1月27日(金)

御正忌が終わってホッとする間もなく、

先週金曜日に呉東組聞名講、

土曜日に呉東組総代会新年会、

火曜日に呉東組仏教婦人会連盟新年会、

水曜日に別院、

昨日は呉東組役員会、

そして今夜は。。。

こうしてぶろぐに記録することもなかったら、振り返ることもなく、忘れていくことばかり。

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11時からのお葬式を終えて帰ると、広南小学校へ。

今日は第3回給食試食会と持久走大会。

今年度3回目の給食試食会。地域の方も交え、せっかく準備してくださっているのに、どうも参加者が少ない。

できるだけ参加させていただいてるのだが、このたびはちょっと行事が立て続けにあるのでやめようと思っていたら、先生から再度ごあんないをいただいたので、出席することに。

ただ、今日は次男が風邪のため、午前中で早退。。。

夫婦揃ってキャンセルするのは失礼と、私のみ参加。

行ってみると、保護者は私を含めて2名。。。

そして、地域の方が10数名。

エプロンにマスクを着けて、配膳を手伝い、「いただきます」。

今日のメニューは、 呉っ子元気海自カレー りっちゃんのサラダ 牛乳 これまで、「呉っ子元気カレー」がよく給食のメニューに出ていたけど、見たことも食べたこともないので、その実体か今ひとつ分からなかった。

何でもルーからこだわって作っているそうで、中でも今日は初めての海自カレー。

「海自」とは、海上自衛隊の略称で、長い航海で曜日感覚がなくなってしまうから、海上自衛隊では毎週金曜日にカレーを食べるのだとか。

各艦船によってレシピが違うようで、様々な艦のカレーが今ではご当地グルメとして知られるように。

そして、とうとうそれが給食に。

チャツネの何ともフルーティな味わいのするちょっぴりスパイシーなカレー。

りっちゃんのサラダは、小学1年生の国語の教科書にずっと登場している。

次男が1年生の時に学習発表会で演じたことを思い出しながら・・・、

「おかげでごちそうさまでした」。

何でも味わってみないと、分からないもんだなぁ。

食べ終わって、一度帰宅。

次男が午後からの持久走大会を応援したかったというので、ビデオを片手に再び小学校へ。

1,2年生は800メートル。

一生懸命走る同級生の子どもたちの姿をビデオに収めたところで、「火葬場を出られました」との連絡。。。

帰って還骨のお参りに出かけ、帰宅して衣を脱ごうとしたところに臨終勤行。。。

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何だかんだとバタバタしてる間に、今夜はお隣の住蓮寺で今年最初の我聞会。

輪読は、『蓮如上人御一代記聞書』(214)(215) 信心のないもののことばは響かないよという話。

そして、小さい頃はお聖教を読み親しむこと。
繰り返し読み、今度はその意味を知る。
そして、読むだけでなく、そこに信心がなければ何にもならないよとの話。

まずは近づき、そして親しむ。

7日ごとの中陰法要を行なったお宅の満中陰法要で、そんな話を。

亡くなったお父さんが、家族で毎週手を合わす時間を作ってくださり、仏さまに親しむご縁を遺してくださったんですね。と。

  今日の法話では、いつどうなるか分からない私が、仏さまに願われている命を生きている、生かされていることに気づいたら、ねてもさめてもいのちのある限りはお念仏とともに…とのお話を。

風邪が流行っているようなので、お互い気をつけて。  

2017年1月27日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟 新年会

1月25日(水)

今日は朝から専徳寺仏教婦人会の方、3名と一緒に安登の浄念寺へ。

呉東組仏教婦人会連盟の新年会。

組内20単位の婦人会より、3名ずつが参加。

10時からはじまり、おつとめ、組長・会長のごあいさつに続いて、午前中は若手法中(僧侶)による雅楽の演奏。

呉東組内の若院さんが、次々と特別法務員の資格をとって、京都から自坊へと帰ってきている。

特別法務員とは、本願寺の法要のエキスパート養成機関、勤式指導所に通い、試験に合格した方のことで、いわば法要のスペシャリスト。

雅楽も必修で、自坊へ帰ってからも、広島雅楽会に所属し、各地の法要等に出向。

そんな若いスペシャリストがどんどん増えてきた呉東組。

今日の雅楽を演奏された12名のうち、組内法中が7名。

そのほかの方は、近隣の広島雅楽会会員の皆さま。

雅楽というと、神社のイメージがあるそうだが、もともとは仏教とともに伝わったもの。

笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)の三管と、鞨鼓(かっこ)・釣太鼓(つりだいこ)・鉦鼓(しょうこ)の三鼓、それぞれの楽器が、それぞれの音で、仏さまのお浄土の荘厳を。

越天楽・陪臚といった雅楽の合間に、『童謡ふるさと』、『見上げてごらん夜の星を』、『恩徳讃』を披露。

そして、曲と曲の間には、楽器の解説を楽しく、わかりやすく。

昼食をはさんで、今度は安浦ハンドベル・リンガーズのみなさんによる、ハンドベルの演奏。

ハンドベルは、イギリスの教会の鐘を鳴らす練習用に用いられたのが発祥とか。

思わぬ東洋と西洋の音色で、とっても厳かな新年会と。

帰りの車の中で、「ご院さんもまだ若いと思ってましたけど、もう中堅どころですね」って。

この若い法中さん方に刺激をいただきながら!と。

2017年1月25日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

ようやく『この世界の片隅に』

1月24日(火)

今日も寒い1日。

午前中葬式と法事。

そして、夕方に広島別院でキッズサンガの部会。

その間に、やっと行けた。

『この世界の片隅に』

今では呉で唯一の映画館となった呉ポポロ。

呉の映画館で映画を観るのは、何十年ぶりだろう?

しかも、ここでは初めて。

私が知っているのは、呉シネマとレンガ通りにあったサン劇場。

そして、もう一つあったような・・・。

最近では、駐車場のこととか、その前後のこととか、いろいろ考えると広島市内の映画館に出向いてしまう。

でも、今日の限られた、しかも空いてる時間で探したら、ここ。 この映画は、ここで観てよかったかも。

まわりの行った方から「よかった」と感想を聞き、キネマ旬報1位とニュースで聞いても、なかなか予定が合わず、今週も無理かなと思っていたけど。

今日、ここで観ていて、ちょうどこのあたりもこんなかったんだ、、、と。

一昨年の7月に広島で開かれた制作支援メンバーズミーティングに参加したときに、監督の口から「安芸門徒」「盆灯籠」と出てきたので、どんなふうに描かれるかなぁと思っていたら、このあたりに普通にある風景がちゃんと描かれていた。

そして、終わっての帰り道、映画の中で何度も出てきた、いつも普通に観ている灰ヶ峰が、何だか普通でなくなって。。

 

普通がいい。   と、感傷に浸ってる間もなく、別院へ。

とりあえず、エンドロールに流れる自分の名前も観て、やっと公式アートブックをゆっくりと。

 

まだの方は、ぜひ。

2017年1月24日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(101)

1月23日(月)

今朝も冷え込んだ。

2017年初めての広南小学校の読み聞かせ。

先週は御正忌の朝席と重なっていけなかったが、坊守(妻)が6年生を担当して、この『しげちゃん』を読んだ。

でも、女優の「室井滋(むろい しげる)」さんのことを知っているという子が一人しかいなかったと聞いて、今日は写真を用意して、『しげちゃん』(室井滋 文・長谷川義史 絵)を。

担当は4年生。

来月、学校で2分の1成人式を控えている4年生。

親から名前の由来とか聞いてるかなぁと思って。

まず、「今日の絵本の作者は」と、室井滋さんの写真を見せると、「知ってる!」と数名が。

そのあと、「ファインディング・ニモ」「ファインディング・ドリー」のドリーの絵を見せて、この声もされてる方ですというと、「あ~」と。

男の子のような「しげる」という名前が嫌いだったしげちゃん。

でも、お母さんから、名前に込められた親の願いを聞かされて、「しげる」の名前を好きになったという話。

読み終わって、「親から名前の意味を聞いた人!」と尋ねたら、半数くらい手が挙がった。

親の願いのこもったそれぞれの名前。

ちょっと、そんなことを知るきっかけとなればいいな。    

2017年1月23日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組総代会新年会

1月21日(土)

今日は午後から呉市文化ホールへ。

呉市PTA連合会コーラス発表会に坊守(妻)が出るので、次男と一緒に駆けつけてビデオ撮影。

自分の姿は、自分では見れないから、毎度こうしてビデオに収めて。

広南小学校・中学校は午後の部の2番目。

どの学校もそれぞれ違ったスタイルを披露するが、広南はいつもどおり正統派って感じのコーラスで、『想い出がいっぱい』『My Own Road~僕が創る明日~』の2曲を披露。

どなたさまも、おつかれさまでした。

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先週もこの場所でビデオを撮った。

「広南亭あたりだ」君の落語。 広南のところだけ撮らせていただいていいですかとお願いして撮らせていただき、それを中学校に。 広島弁での「時そば」。

ただいま広南中学校安心ネットにて公開中。

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今夜は、呉東組総代会の新年会が開かれ、総代長さんと一緒に。

お通夜が出来たので、少し遅れて法衣姿で駆けつけると、「忙しいですねぇ」「大変ですねぇ」と、声をかけていただくのだが、いつもいつもこうではなく、たまたまこういう時に限って良いのか悪いのか予定が入ってしまう。。。

今日は中〆の挨拶、浄念寺御住職の「凡夫」の話。

「無慚愧は人とせず、名づけて畜生とす」、その言葉をふと思い出しながら。。。    

2017年1月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 1月例会

1月20日(金)

今朝の中国新聞。呉・東広島版に、昨日の石泉文庫防火訓練の記事。

文化財防火デー。 伝えることも大切なことの一つ。

こうして新聞に載ることで、「こんなことをしたよ」と、家の中での会話に出て来ればいいなと思いながら。

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今日は午後から呉東組、今年最初の行事、聞名講の1月例会が宝徳寺にて。

正信偈のおつとめ、法謙寺御住職の法話に続いて、御示談。

今日も役員の方があらかじめ質問用紙をご用意してくださったものから。

《寺に参ると心(煩悩)が清らかになった。そうならないのであれば、寺に参る意味がない」と言われる意見がありました。どう思われますか?》

この問いに、

「清らかにならないからこそ、繰り返し参り、参れることを喜ぶことも大切だと思います。」
「どれほど聞かせていただいても、それで心が清らかになるほどのきれいな私ではありません。常に聞き、教え導かれながら、やっと生きてゆかれるような気がしてます。」
「一時的にはおだやかになりますので、続けて聴聞したいと思います。」
「煩悩を清らかにするためではなく、煩悩の絶えることのないわが身に気づかせていただく大切な時間と思います。」
「元気で参られたことを喜ぶのみです。」

と、よくよくお聴聞されている御同行の回答。

「清らかになる」、〈清らかにならなければ、往生することはできない〉という教えであれば、「清らかになる」ことが重要になってくるけれど、阿弥陀さまの願いに照らされて、自らの姿を知らされると、煩悩まみれの私がそこに。

でも、阿弥陀さまの願いをいただいた方々の回答を聞かせていただくと、みんな輝いてるなぁ。

「是人名分陀利華」

泥の中から咲く白蓮華。煩悩を肥やしに美しく。

終わった後、3月の委員会(総会)に向けての役員会。

帰る頃には雪がチラチラ。

寒い中をようこそのお参りでした。

2017年1月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練

1月19日(木)

1月26日は、文化財防火デー。

奈良の法隆寺 国宝金堂壁画が、昭和26年1月26日に焼損したことをきっかけに生まれた。

広島県の史跡に指定されている石泉文庫でも、呉市と呉市消防署の主催で、毎年この時期防火訓練を行っている。

長浜小学校と小坪小学校が合併して広南小学校となった年度から、毎年3年生が参加。

だんだんと参加者の高齢化が進んで、参加者が減ってきていたということもあったのだが、ちょうど社会科で消防署のことなどを学ぶ小学3年生が、この防火訓練を通して、地元の石泉文庫のこと、地域の方々がそれを守り続けていることを知り、そして、火災の怖さを含め、消防活動について実際に学ぶことが出来る。

そんな恵まれた機会は、なかなかよそでは経験できないことかなと、学校に話をしたら、こころよく受けてくださって、今回で5回目。

今年も3年生が参加。

午後1時30分、石泉文庫に集合し、文庫に設置された火災報知器等の点検。

午後2時、石泉文庫で「火災発生!」と、火災報知器が鳴り、消防署への通報。

消防隊が駆けつけるまで、初期消火を地元の方が行う。

地元の消防団、消防署員が消防車で駆けつけて、細い道をホースを延長して、消火!

消火活動が終わると、今度は専徳寺境内に場所を移して、天ぷら火災の実験と、消火器の使い方について。

天ぷら油を300度近くまで熱すると、油が燃えてしまう。

そして、そこに少量の水を垂らすと、こんなに大きな火柱が。 水消火器を使った訓練では、「火事だ―!火事だ―!○○さん、119番お願いします!」と、小学生も一人一人。

初めての体験に、まずは、「重たっ!」と、消火器の重さに驚き、そして、あっという間の消火活動。

消火器は、わずか15秒しか使えないのだそう。

まずは、「火事を起こさない」。

でも、「火事が起こったら」、その次の行動を。

ご参加、ご協力、ありがとうございました。        

御正忌報恩講 (3)

1月16日(月)

御正忌報恩講3日目。

今日1月16日は、御開山 親鸞聖人のご命日。 朝席で御満座。

ところどころ、雪が残っているけれど、このあたりはもう寒波の峠が越えたのかな。

このたびのご縁は、四十八願のお話を。

第三十八願、衣服随念の願。

国中の人・天が衣服を欲しいと思えば、すぐに現れ、仏の心にかなった尊い衣服を自ずから身に着けているでしょう。
裁縫や染め直し、洗濯などをしなければならないようなら、私はさとりを開きません。

このたびの御正忌、新しい布袍に袖を通してのお取り次ぎ。 坊守の実家より届いた新作布袍 。

何でも、このたび天然和紙と天然絹を融合させた、軽くて丈夫な「奏繭」という生地を新しく開発したそうで、その生地で布袍を。

話には伺っていたけど、見たことがないので、正直イメージが湧いてこなかった。

でも、これを着てみると、やわらかくて軽くて、そして真っ黒に輝いてる。

これまで着ていた布袍を並べると、今まで黒だと思っていた布袍が、何とも色あせて。。。

私たちの着けているものは、色あせていく。

また、ホンモノの黒を見ると、ニセモノではないんだけれど、そうでなかったんだということが分かる。

光を浴びて、ホンモノに出会う。

何だか、そんなことも思いながら、ちょこっと宣伝。

法座も終わり、後片付けをした後、総代さん方と一緒に昨夜のおぜんざいを。

心配された御正忌も、おかげさまで無事御満座。 ようこそのお参りでした。  

2017年1月16日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku