除夜会・元旦会

1月1日(土)

新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

 

昨夜、というよりも今朝未明に行われた除夜会。

0時より本堂では重誓偈をおつとめし、外では除夜の鐘。

鐘を撞き、本堂でご焼香して仏さまに香を献げ、それぞれの願いを書いた紙をキャンドルに巻き、蓮の花に載せて境内の親鸞聖人像に。

香・華・灯

新しい年を迎えるに当たって、大切に仏さまへお供え。

 

このたびは花手水に丸いフローティングキャンドルを浮かべた。

昨年のは火が消えやすかったけど、今回のはバッチリと最後まで。

そのおかげもあってか、今年は手水鉢のまわりにお供えされる方が多く、

親鸞聖人の足下は以前よりも少なめ。

そして、みなさんのお供えをお下がりとして

素敵な彩りでしばしの間楽しませていただく。

このたび帰省できなかった方も、来年こそぜひこの素敵なお下がりのご縁に。

 

朝を迎え、9時から元旦会。

『教行信証』総序の御文と昨夜の除夜会の写真を入れたリーフレットを作成し、正信偈のおつとめの後、総序の御文を拝読。

最後にちょっと今年は寅年ということで、本堂にいる一匹のトラの話を紹介。

専徳寺の本堂には蛙股に二十四考の彫刻が。

その一番南側にあるのが楊香ようこうの物語で、そこに1匹のトラの姿。

楊香は少年だと思っていたけど、15歳の少女だそうで、あるとき父と娘2人で山を歩いていると、大きなトラが2人を襲ってきた。
楊香は、涙ながらに「私を食べて、父は食べないで!」と、トラに飛びかかっていった。
トラはその鬼気迫る楊香の姿に畏れを抱き、その場を去って行ったという物語より。

父が助けを求めたから楊香が助けようとしたのではなく、助けずにおれない父を楊香は助けようと。
阿弥陀さまも私が助けて!とお願いするから救ってくださるのではなく、救わずにおれない私を真っ先に願うてくださっている。

阿弥陀さまの願い

遥か遠く昔から

 

元旦会が終わると、総代さんが竹灯りを片付けてくださった。

蓮はあとでゆっくり片付けますからと、午後からキャンドルに巻かれた願いごとを剥がしながら。

自分の願いより、家族への願いや他者への願いが目につく。
もちろん「コロナ」に対する願いも。

みんな みんな 願われている