3月14日未明の地震

3月14日(金)

今日の未明、伊予灘を震源地とする地震が発生。

呉は震度5弱。

 

就寝中を襲った地震。

長い揺れが続いた。

揺れがおさまると、外から放送が聞こえてくる。

 

起きてテレビをつけてみると、早々に「津波の心配なし」との情報。

しばらく様子をうかがっていたが、サイレンの音も人の声もしてこないので、再び休むことに。

 

そして、午前中、専徳寺の長浜墓地・小須磨墓地、石泉文庫を見て回る。

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このたびは幸い被害はなかった模様。

 

前回、2001年3月の芸予地震では、寺の石垣がずれ、

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そして、墓地の墓石が倒壊した。

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その時のことを思うと、今回の揺れは小さかったのかな。

 

昨日、たまたまテレビで、ダイオウイカやサケガシラ、リュウグウノツカイなど、深海生物が最近定置網によくかかると聞いた。

すぐに、地震?と思ったものの、まさか自分の所では・・・と。

 

南海トラフ地震との関連性は低いらしいが、備えあれば憂いなし。

ご用心、ご用心との催促のご縁をいただいた。

2014年3月14日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

東日本大震災から3年

3月11日(火)

あの東日本大震災から3年。

午後2時46分、専徳寺の梵鐘を鳴らす。

隣の住蓮寺からも聞こえてきた。

 

真宗大谷派では、この鐘を『勿忘の鐘(わすれなのかね)』と名づけているようだ。

あんなにショッキングな出来事だったのに、時間が経つと記憶からだんだんと薄れてしまいそう。

まだまだ復興には時間が・・・、そして、福島の原発問題は・・・。

 

忘れることのないように、ちっぽけな音かも知れないけれど、この鐘の音が響き、届いて欲しいなと思いながら。

 

 

2014年3月11日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

海抜8.2メートル

1月28日(火)

本日、専徳寺境内に津波災害に備え、海抜の記された標示板が設置された。

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設置されたのは、目に付くところ。ということで、坂道を登った経堂の壁に。

壁の石が硬く、ドリルで穴を開ける作業が大変そうだったが、何とか。

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専徳寺境内の海抜は、8.2メートル。

もう少し高いかと思っていたが、意外と・・・。

 

ここなら大丈夫。

なんてことは思わず、何かの時にはみんなでとにかく高いところへ。

 

昨年11月、川尻の真光寺様へ訪れた際にはこんな標示板を。

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長浜には、住蓮寺様にも設置されるそう。

日頃からの心がけを大切に。

2014年1月28日 | カテゴリー : 災害, 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 津波避難訓練

1月21日(火)

今朝、広南小学校の津波を想定した避難訓練を実施。

南海トラフ地震による津波が発生した場合、海に面した広南小学校は波にのまれてしまう可能性が大きい。

昨日も広島県一斉防災訓練が行われたそうだが、今日は上級生が下級生の手をとり、先生の指導の下、自治会・警察・消防・赤十字奉仕団など、地域の方々と一緒に専徳寺境内まで避難。

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先日、東日本大震災の津波で、全校児童の7割が犠牲になった大川小学校の一件は、避難開始の意志決定の遅れが最大の要因との最終報告があったばかり。

 

緊張感のある、キビキビとした避難の様子を見ながら、日頃からの心がけ、そして、「みんなで」という思いがなければ!と、つくづく。

 

総評があった後、児童から日頃お世話になっている地域の皆さんへ「ありがとうソング」のプレゼントと、ひとりひとりに児童の書いた感謝の手紙が手渡された。

寒いなか、大きな大きな「ありがとう」が境内に。

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自分で守る みんなで守る 大切ないのち。

2014年1月21日 | カテゴリー : 災害, 長浜 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練

1月17日(金)

阪神・淡路大震災から19年目。

今日は、1月26日の文化財防火デーを前に、呉市の文化財で1番最初の防火訓練が石泉文庫にて。

今年も広南小学校3年生のみなさんが地域の方と一緒に参加。

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午後2時、石泉文庫から火災発生!!

消防署への通報と、地域の方の初期消火。

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しばらくして消防車が専徳寺・住蓮寺前に到着し、消火栓よりホースを伸ばして石泉文庫へ。

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消防隊員の消火活動により鎮火。

 

そのあと、場所を専徳寺境内に移して、消火器の扱い方の講習。

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消火器が使える時間はたったの15秒。

短い時間のなかで、まわりに「火事だ!火事だ!」と知らせ、「○○さん、119番に連絡お願いします!」の指示。そして、火の近くへ消火器を運んで、ピン・ポン・パン!

「ピン」で栓を外し、「ポン」でホースを外して狙いを定め、「パン」で発射。

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小学生は2人1組で水消火器に挑戦。

 

そして、天ぷら火災の実験を見学。

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燃える天ぷら油のなかに、お猪口一杯の水が入っただけで、

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ご覧のとおり。

 

間近で、地域の宝、文化財をみんなで守る姿。そして、火事の怖さを学ぶ良い体験となったかな。

火の用心、マッチ一本火事のもと。

日頃からの心がけを大切に。

石泉文庫防火訓練打ち合わせ

12月12日(水)

本日、来月の「文化財防火デー」に伴う石泉文庫の防火訓練の件で、呉市教育委員会、呉市東消防局の方との打ち合わせがあり、住職と総代1名が出席して行われた。

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今年は雨のために中止となったが、来年は1月17日(火)に開催。

ちょうどこの日は、阪神淡路大震災の起こった日。

例年どおりの訓練と消火器の使い方講習を行う予定だが、今年はさらに天ぷら火災の怖さを知っていただくため、火のついた天ぷら油に水を注ぐとどうなるか?、これを消防士の方に見せていただくことに。

寒い時期ではあるが、こうした訓練は大切なこと。
暖かくして、どうぞご参加を。

講師部屋の屋根、崩壊

7月9日(月)

昨夜、仏教壮年会の例会中、専徳寺の講師部屋の天上に穴が開いて、そこから雨水が漏れているのが見つかった。

例会が終わった後、例会に参加していた総代さん方にそれを見ていただく。

先月、庫裏の降り棟が崩れ、修復の目処は立ったが、今度は・・・。

 

今朝、広南小学校の読み聞かせが終わって寺に戻ると、仏教壮年会の副会長Sさんが屋根に上がって状況を見てくださった。

何と、木が倒れ、おとなが一人入れるほどの大きな穴が開いていると。

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それで、急遽総代さん方に連絡し、手伝っていただき、それを撤去することに。

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裏の木が倒れ、屋根に大きな穴。

応急処置として、倒れた木、壊れた瓦、屋根裏に散らばった瓦や木などを取り除いていく。

倒れた木は、2本。

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いつ、どういう形で倒れたのか分からないが、大きな木が瓦の上に落ちてきたものだ。

 

畳や絨毯、いろんなところに被害があったが、それでも、不幸中の幸いというか、誰も怪我がなくてよかったと一安心。

ひとまず、これで水曜日からの雨に備えることが出来る。
総代さんや、お手伝いいただいた方に感謝。

2012年7月9日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

庫裏の屋根 補修

6月17日(日)

雨もやみ、晴れ間も出てきた。

昨日崩れた庫裏の屋根。

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改めて確認すると、降り棟だけがきれいに滑り落ちている。

ただ、滑り落ちた瓦の落ちたところが損傷。

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朝、総代さん方が集まって、至急瓦業者へ依頼。

見てもらうと、降り棟の下の瓦は割れていないので雨漏りの心配はないとのこと。

ただ、割れている瓦がある部分は、入れ替えていただく。

 

不幸中の幸いか、まだ落ちたのが庭側であったから良かったが、反対側だと道路に落ちて大変なことに。

事故なくすんでホッと一息。

 

ただ、屋根に関しては本堂の雨樋も以前より問題に。

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銅製の雨樋にどんどん穴が開いてきて、雨が降る度に大きな音を立てる。

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酸性雨などの問題で、銅が溶けてしまう。
一部は銅製の樋にコーティングがなされたものに替えられたが、他の部分もいよいよ替え時か。

2012年6月17日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

庫裏の屋根が崩落

6月16日(土)

いよいよ梅雨本番。

今日も一日雨が降り、夜7時少し前、大きな音が響く。

雨の影響からか、庫裏の屋根が崩れ落ちた。

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薄暗くなってきた頃の出来事のため、どこが崩れたのか分からず、いろんな角度から見てみることに。

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最初は、仏間の上の屋根かと思ったが、外から屋根を見てみると、

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何と、2階の降り棟(くだりむね)と呼ばれる屋根が完全に崩落。

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すぐに総代長さんに連絡をするが、土曜日の夜では何とも手が付けられない。

明後日開かれる門信徒世話係総会の準備のため、明朝総代さん方が集まるので、そこで相談することに。

台風も近づき、雨も降り続く予報のため、何とか応急処置をしたいところだが、この屋根は瓦職人の方も怖がるほどの急勾配。

今のところ、雨漏りの気配はなさそうだが、ただただ、これから強い雨が降らないことを願うばかり。

 

2012年6月16日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku