我聞会 7月例会

7月15日(日)

昨日とは打って変わって、青空のひろがる良いお天気に。

ツクツクボウシも鳴き出した。
やっぱり、昨日のセミは正しかった。

それにしても暑い一日。

 

今夜は呉東組若手僧侶の勉強会、『我聞会』の例会が当山専徳寺にて。

 

連休中ではあるが、世の中が休みの日には、寺は法事の予定が入っていたりするため、みんな自坊にいることが多い。
それで、こうした集まりは日曜日の夜が多い。

とは言え、暑いなか、5件の法事とお通夜を終えての例会は、少々厳しいものがある。

 

今日の『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は(127)(128)。

(127)では、仏法のためなら、苦労を苦労と思ってはならないという蓮如上人のことば。
それを聞くと、疲れたなどとは言ってられない。
厳しいながらも良いご縁をいただいたということ。かな?

 

そして、法話は私が担当。

これまでいろいろ集めてきた絵本を通して、「いのち」についてお話をさせていただいた。

種村エイ子さんの『死を学ぶ子どもたち』を通して知った、「性の授業 死の授業」をされている金森俊朗先生の『いのちの教科書』を読んでいるところ。

 この書には、人生わずか十年ほどの子どもたちがからだから発し、自分や友を輝かせる生きた言葉が書かれています。
 一つひとつの子どもたちの言葉、表現は、そのときそのとき、仲間や私、そして子どもたちにかかわった多くの人たちを、つなぎ、生かしてくれました。(あとがきより)

子どもの言葉にハッとさせられることも。

「生涯勉強」。

祖母が亡くなる前に遺してくれた最後の言葉を思い出す。

2012年7月15日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

セミの初鳴き

7月14日(土)

今日は朝から大雨・洪水警報が呉市でも発令。

そのため、長浜こども連合会主催のイベントも中止に。

 

このあたりでは雨はそれほど降っていないが、これまでの雨の影響が心配。
九州地方では、「これまでに経験したことのないような大雨」により、大変な状況になっていると聞く。

このたびの九州地方の被災されたみなさまには、こころよりお見舞い申し上げます。

こんな状況が続くと、いつになったらやむのだろう。本当にやむのだろうか。
と、いろいろと心配がひろがる。

 

そんななか、今朝境内で、今年初めてセミの声を聞く。

私たちはいろいろと心配しているが、セミの世界ではもう大丈夫と土の中から出てきている。

長い土のなかでの生活から出てきたセミは、限られた時間を精一杯生きる。

 

そのセミが正しいものと思いたい。
梅雨明けもそろそろかなと。 

 

2012年7月14日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 7月例会

7月10日(火)

青空のもと、午後から広の浄円寺にて、呉東組聞名講の7月例会。

たくさんの講員の方がお聴聞に来られた。

 

正信偈のお勤め。
浄円寺御住職による聞名講宛の御消息拝読。
西光寺御住職による法話。

そして、御示談。
今日出た質問は3つ。

まずは、「御示談(ごじだん)」とはどういう意味でしょう?という質問。

蓮如上人の頃、僧侶の説く教えを一方的に聞くだけでなく、それを聞いた後、お互いの領解を語り合い、誤りを正していく方法が取られるようになったことにはじまる。

今、「示談」といえば、裁判をしなくても良いように、双方が話し合って解決する方法という意味で使われているが、もともとはそんな意味。

 

次の質問は、「聴聞」。
どちらも「きく」という字が使われているが、「聞」でなく「問」でないのはどうしてでしょう?

この質問は、問いを持って聞くのでは?という思いから起こった質問。

問いを持って聞くには、そこに自らのはからいがはたらく。
親鸞聖人は『御本典(顕浄土真実教行証文類)』の「聴聞」という字に、「ゆるされてきく、信じてきく」という意味を添えられた。

この「聴聞」、法を聞くことからお寺に参ることもすべて「お聴聞」と呼ぶようになった。
そして、「お聴聞」を通していただいたこころを「お味わい」と表現するようになる。

自分がしているのに、させていただいている。
お味わいの世界である。

 

そして、最後は聖典に載っているお経。
いつ、何のお経を読むと決まっているのでしょうか?という質問。

別に決まりはないのだが、多くの方がいつも家で読んでいるのは、正信偈か、重誓偈・讃仏偈と答えられた。
重誓偈や讃仏偈を読む理由で多いのは、「短いので」という答え。

お経を読むのは、仏徳讃嘆。
ほとけさまの徳をほめたたえること。

「忙しいから短いのを」という気持ちは分かるのだが、その場合ほめたたえるよりも、時間がないのでごめんなさい!という気持ちになりがちではないだろうか。

たとえ短くても、こころをゆったりと。

 

今日はそんな御示談で閉じる。
ようこそのお参りでした。

2012年7月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

講師部屋の屋根、崩壊

7月9日(月)

昨夜、仏教壮年会の例会中、専徳寺の講師部屋の天上に穴が開いて、そこから雨水が漏れているのが見つかった。

例会が終わった後、例会に参加していた総代さん方にそれを見ていただく。

先月、庫裏の降り棟が崩れ、修復の目処は立ったが、今度は・・・。

 

今朝、広南小学校の読み聞かせが終わって寺に戻ると、仏教壮年会の副会長Sさんが屋根に上がって状況を見てくださった。

何と、木が倒れ、おとなが一人入れるほどの大きな穴が開いていると。

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それで、急遽総代さん方に連絡し、手伝っていただき、それを撤去することに。

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裏の木が倒れ、屋根に大きな穴。

応急処置として、倒れた木、壊れた瓦、屋根裏に散らばった瓦や木などを取り除いていく。

倒れた木は、2本。

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いつ、どういう形で倒れたのか分からないが、大きな木が瓦の上に落ちてきたものだ。

 

畳や絨毯、いろんなところに被害があったが、それでも、不幸中の幸いというか、誰も怪我がなくてよかったと一安心。

ひとまず、これで水曜日からの雨に備えることが出来る。
総代さんや、お手伝いいただいた方に感謝。

2012年7月9日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 読み聞かせ (7)

7月9日(月)

今日は広南小学校の読み聞かせ。

今日の担当は4年生。

今日読んだ本は、ドン・フリーマンの『野はらの音楽家 マヌエロ』。

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誰もこの本は読んだことがないそう。

 

音楽が大好きなひとりぼっちのカマキリ“マヌエロ”。

コオロギやキリギリスのように羽をこすっても音が出ない。
ガマでフルートを作っても音が出ない。
花でトランペットを作っても、イチジクの小枝と蜘蛛の糸を使ってハープを作っても。

「やっぱり、ぼくには、むりなんだ・・・・・・・」

と、あきらめかけたとき、

「どんな気もちか、よくわかるわ。わたしも、音楽をかなでることが、できないから」

と、頭の上にぶらさがっていた小さなクモ“デビー・ウェブスター”。

ふたりは力を合わせてチェロを作った。

クルミの殻と先がくるっと丸まっている棒、そしてアオツグミの羽で作った弓。

そしてデビー・ウェブスターの糸でできた弦。

 

マヌエロは、なんとも美しい音色を奏でた。

その音楽に合わせて、相手にしてくれなかった虫たちが集まってきて、素晴らしい大合奏が。

 

読み終わった後、カマキリの鳴き声、クモの鳴き声って聞いたことがある?と尋ねたら、みんな首を横に振った。

一人でできなかったことが、友だちと一緒になら出来ることもある。
そんな話を聞いてもらった。

大津市でいじめを苦にしての自殺の問題がいろいろと聞こえてくる。
「いのち」、「こころ」。
いろいろと考えて、4年生には「ともだち」をテーマに選んでみた。

 

1学期最後の読み聞かせ。
当初1学期のみ参加ということでお願いしていたが、2学期からも行ける時は参加してみようかなと。

2012年7月9日 | カテゴリー : 絵本, 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 7月例会

7月8日(日)

金曜日の激しい雷雨。
いろいろと心配されたが、昨日・今日と広の真光寺において、『第38回 ほとけのこども一泊研修会』が開かれた。

呉東組日校連盟の各団体より、小学校3年から6年生までの参加で、長男 碧流も初参加。

全員で35名が参加。そのうち長浜日曜学校から15名。

 

昼過ぎに、「楽しかった」と帰ってきた。

 

そして、今夜、専徳寺では仏教壮年会の7月例会。

7月は座談会としているが、早速息子から聞いた研修会の話をさせていただいた。

 

昨夜、研修会場の本堂に小さなムカデが出たのだそう。

みんな大騒ぎになっていると、住職さんが素手で捕まえて外に逃がしたと。

ムカデには何度か大変な目にあっているので、「何で逃がしたの?」と聞いてしまう。

「だって、ちょうど『蜘蛛の糸』のビデオを見たあとだったから」と。

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『蜘蛛の糸』

犍陀多(カンダタ)という極悪人が、たった一つだけ善いことをした。
それは、小さな蜘蛛を踏み殺そうとしたが、

いや、いや、これも小さいながら、命のあるものに違いない。その命を無暗にとるという事は、いくら何でも可哀そうだ。

と助けた。

地獄に堕ちた犍陀多に、そのことからお釈迦さまは蜘蛛を糸を垂らした。

芥川龍之介の有名な物語。

 

蜘蛛の糸でなく、ムカデに助けられる?

そんなことを考えると、・・・。

 

それでも、その物語から、みんな「いのち」を学んだようだ。

 

 

 

明日は1学期最後の読み聞かせ。

2012年7月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

親をよぶ声

7月5日(木)

一昨日まで、今日の予定が入ってなかったので、10時から次男 蓮の幼稚園へ参観日に行くことにしていた。

それが、一昨日の7月3日、呉東組浄徳寺の前々坊守さんがお亡くなりになられ、昨夜が通夜、そして今日の11時に葬式が。

10時30分に集合とのこと。それで、10時から20分ほど参観することに。

これまで2回の参観日では、ずっと大泣きだったのに、今日はみんなのなかに座り、七夕飾りを作っている。

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帰る前に「おとうさん、お参りに行ってくるからね」というと、素直に受け入れて。

我が子が成長してきていることを感じながら見ていると、後ろから

おとうさん、おとうさん、おとうさん・・・。

と、何度も連呼する声。

何かと思い、ふり返ると、後ろに座っていた女の子が、私に向かって「おとうさん」と呼んでいる。

??と思いながら返事をすると、ニコッとしてくれる。

我が子から「おとうさん」と呼ばれるのなら、すぐにでもふり返ったのだろうが、よそのお子さんから「おとうさん」と呼ばれると、まったくピンと来ず、気づかなかった。
「蓮くんのおとうさん」と呼ばれたらすぐにふり返ったかな?

 

私たちは、阿弥陀如来を「ほとけさま」と呼ぶ。

でも、『阿弥陀経』に「恒河沙数諸仏」とあるように、仏にはガンジス河の砂の数ほどたくさんの仏がおられると説く。

でも、たくさんのほとけさまがいようが、私たちのほとけさまは「阿弥陀如来」。

たくさんほとけさまがいるなか、どのほとけさまと言わずとも、「ほとけさま」とのよびごえに、阿弥陀如来は応えてくれる。

 

今日の浄徳寺での葬式で、御住職のあいさつのなかに、親の願い、子のよびごえを聞かせていただいた。

広南小学校 読み聞かせ (6)

7月2日(月)

雨も上がり、朝から広南小学校で読み聞かせ。

今日も先週に引き続き、3年生を担当。

今日、読んだ本は、『若冲のまいごの象』。

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江戸時代の画家、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の話。

小学校3年生、まだ若冲の存在は知らなかったようだが、いろんな人の話を聞くのは刺激になるかな。

私が若冲の絵に出会ったのは、大学に通っている頃。
京都国立博物館の特別展で、宮内庁所蔵の「動植綵絵」を見たのが最初。

自分の好きなことを極め、その才能を発揮した人の姿に、何か感じるだろうか。

若冲の生きものに そそぐ やさしい まなざしをかんじます。
つねに あたらしい かきかたを もとめて えがきつづけた若冲ですが、この絵をえがいてまもなく 85歳で この世を さりました。

 

1学期も早いもので、読み聞かせはあと1回。
最後は4年生。

2012年7月2日 | カテゴリー : 絵本, 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟総会・研修会

7月1日(日)

今夜は7時より、阿賀の西光寺にて呉東組仏教壮年会連盟総会と研修会。

95名の参加者で、法中(僧侶)を含めると100名を超える。

 

まずは総会。

昨年度の行事報告・会計報告、今年度の行事予定・予算が審議される。

 

そして、引き続き研修会。

仏教壮年会連盟では、年に2回研修会が開かれている。今日はその1回目。

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御講師は、呉の西教寺(安芸南組)前住職の岩崎正衛先生。

今日7月1日は、呉空襲の日。
それをご縁に、まずは当時の体験談。

そして、本題は『浄土真宗の味わい』。

仏教徒としての矜持(きょうじ)を聞かせていただいた。
「矜持」とは、プライド・誇り。

『無量寿経』のなかに、

世間の人民にして、父子・兄弟・夫婦・家室・中外の親属、
まさにあひ敬愛してあひ憎嫉することなかるべし。
有無あひ通じて、貪惜を得ることなく、
言色つねに和してあひ違戻することなかれ。

ということばがある。

それを、

たがいに敬い
助け合い
言葉やさしくなごやかに

と訳されて、仏教徒としての生きざまを説かれた。

 

9時過ぎまで、みなさん真剣にお聴聞。

日曜日の夜、ようこそのご参集でした。

2012年7月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会総会

6月29日(金)

一昨日は、安登の浄念寺で呉東組仏教婦人会連盟の総会。
その夜、呉東組の法中会が広の教法寺。

そして、今日は専徳寺仏教婦人会の総会。

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いろいろ続いた6月の諸行事もこれで一段落。

今日は法話のなかで、絵本を一冊紹介。

『だいじょうぶ だいじょうぶ』

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少し版が小さいため、絵は見せず、本文だけを読ませていただいた。

おじいちゃんは、ぼくの てを にぎり、
おまじないのように つぶやくのでした。
「だいじょうぶ だいじょうぶ」

 

ほとけさまの世界も「だいじょうぶ」の世界。

親鸞聖人の書かれた『教行信証(顕浄土真実教行証文類)』の真仏土巻に、『涅槃経』を引用されて、如来の異名(別名)を挙げるなか、

また大丈夫と名づく

と出てくる。

「だいじょうぶ」の世界は、理想的な世界ではあるが、私たちの住んでいる世界は「だいじょうぶ」でないことの方が多い。

原発の問題にしても、「だいじょうぶ」が大丈夫でなくなった。

それでも、お互いが「だいじょうぶ だいじょうぶ」と声をかけあえる世界にしたいものだ。

 

婦人会・女性会のみなさまには、いろいろとお世話になります。 

2012年6月29日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku