仏教婦人会 本堂清掃・報恩講

12月18日(火)

晴れあがった朝。

今日は朝9時より仏教婦人会のみなさんが集まって、本堂の清掃。

きれいにしていただいた本堂で、そのあと報恩講。

正信偈のおつとめをし、法話。

今日は、昨日読み聞かせで読んだ、かこさとしさんの遺作、『みずとはなんじゃ?』より話を。

今朝のNHKのニュースにもこの本のことを紹介されていて、とってもタイムリー。

ちきゅうの いきものの ひとりとして、
うみや かわを よごさないようにしましょう。
みずの もっている すぐれた せいしつを しった わたしたちは、
せっかくの みずの ちからを まもり、いきもの みんなが
いきてゆけるよう つとめましょう。

かこさんの最後のメッセージ。

ご門主さまが、秋の法要に「私たちのちかい」についてのご親教を。(⇒本願寺HP)

私たちのちかい

一、自分の殻(から)に閉じこもることなく
  穏(おだ)やかな顔と優しい言葉を大切にします
  微笑(ほほえ)み語りかける仏さまのように

一、むさぼり、いかり、おろかさに流されず
  しなやかな心と振る舞いを心がけます
  心安らかな仏さまのように

一、自分だけを大事にすることなく
  人と喜びや悲しみを分かち合います
  慈悲(じひ)に満ちみちた仏さまのように

一、生かされていることに気づき
  日々に精一杯(せいいっぱい)つとめます
  人びとの救いに尽くす仏さまのように

仏さまの願い、仏さまのこころを知った私たちは、せっかくの仏さまのこころをいただき、いきもの みんなが生きていけるよう、つとめましょう。

何だかそんなふうに味わって。

婦人会のみなさまには、今年もいろいろお世話になりました。
ようこそのお参りでした。

2018年12月18日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku