11月26日(月)
穏やかな朝。
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
担当は、5年生。
先日、学習発表会で「ウサギとカメ」の英語劇を演じた5年生に、
読んだ絵本は、
『三びきのコブタのほんとうの話』
(ジョン・シェスカ 文・レイン・スミス 絵・いくしまさちこ 訳)
中表紙には、「A.ウルフ談 ジョン・シェスカ 聞き手」と。
「A.ウルフ」とは、アレクサンダー・T・ウルフ。
『3匹のコブタ』に出てくるオオカミのこと。
そのオオカミが、『3匹のコブタ』として知られる話はでっち上げで、自らが本当のことを語るというストーリー。
オオカミが悪者になってしまうのは、ウサギとか、ヒツジとか、ブタとか、かわいらしい動物を食べてしまうから。
もしも、チーズバーガーがかわいかったら、それを食べる人間だって、きっと悪いやつだってことになると。
コブタの立場で見たお話と、オオカミの立場から見たお話。
視点を変えると、違ったストーリーに。
悪者は、やることなすこと、ぜんぶ悪く見えてしまう。
相手の立場でものを見る。
時にはそんなことも。