呉市中学校美術作品展

9月24日(日)

暑さ寒さも彼岸まで

まだまだ日中は暑いけれど、今日はずっとウィンドチャイムの音が鳴り響くほど風のある1日。

 

夕方、呉市役所へ。

第47回呉市中学校総合文化行事、美術作品展。

昨日はおそなえワークショップ、今日も何かとバタバタしていて、ふと美術作品展のことを思い出したら、明日まで開催と。

明日から通り報恩講が始まるのと、今日は20時まで開催とあったので、急遽夕方。

さすがにガランとした市役所の1階ロビーでゆっくりと。

次男の作品も展示されているので、今年で最後かと思いながら。

風景画は、広南中学校から2点が展示。

どれもこれも素敵な作品。

芸術の秋、文化の秋。

明日は15時まで。

 

2023年9月24日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

おそなえワークショップ

9月23日(土)

今日は彼岸の中日。

初めての試み、おそなえワークショップを開催。

親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年、そして専徳寺内陣修復に向けての記念行事として。

この専徳ねっとでも申し込みフォームを作ってみたものの、まだまだアナログ。。。
チラシでのご案内が一番らしい。

このたびは事前に〈あやめ〉〈光明の広海〉〈菜の花〉〈曼珠沙華〉〈のぎく〉〈やぐるま〉〈つゆくさ〉の7種類の中よりお好みのものをご注文いただき、福岡の楽心堂本舗より「お供え落雁キット」をお取り寄せ。

以前より楽心堂本舗がワークショップを九州を中心に行っていることは知っていて、いつか専徳寺でも出来たらいいのになぁと思っていた。
コロナの影響で一時期ワークショップなどが出来なくなったことから、この「お供え落雁キット」が誕生。

誕生したことにより、わざわざ九州から来ていただかなくても、ワークショップを開催できる!と。

 

このたび人気だったのが、〈のぎく〉と〈曼珠沙華〉。

〈持ち帰って、自宅で作ることも可能です〉と案内を入れておいたこともあってか、20数名の申し込みがあった中、6名の方がキットのみ購入してご自宅で。

 

昨日は夕方から呉東組役員会に出席のため、それまでに本堂で準備。

朝9時よりおつとめして、それからワークショップ開始。

各テーブルに4人ずつ、こちらからの説明に耳を傾けながら、おのおのおそなえ作り。
最初はみなさんシーンっと黙々と。

慣れるにしたがって、だんだんと会話をしながら。

キットがよく出来ているので、手際よく仕上がっていく。

一対のうち、一つが出来上がったところで、あとの一つは持ち帰ってしたいという方はそうしていただいても、すべてを仕上げて帰っていただいても結構ですとご案内。

帰ってから、もう一つは家族に作らせたいという方も。

また、予備として購入していたものを、家族にあげたいからとお買い上げいただいたり。

 

まだマスクは着けたままの方も多いけれど、久しぶりに会話しながら、他の方の進み具合も見ながら、笑顔で作っていただけた。

さすがに二つ目は早く仕上がり、10時過ぎにはすべて終了。

作ったおそなえは各自お持ち帰りいただいて、家のお仏壇におそなえ。

お彼岸に自分で作ったおそなえを仏さまにお供えする。
何ともありがたい。

 

来週より、いよいよ通り報恩講が始まる。

その初日に今日参加していただいた方のお宅も。

ようこそのお参りでした。

2023年9月23日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

センチコガネ

9月22日(金)

明日いよいよ初めての試み、「おそなえワークショップ」開催。

午後からそのための準備を本堂でしていると、畳の上を何やら黒い虫が歩いている。

コガネムシ?というのは何となく分かったのだけれど、見た目は綺麗な黒光り。

調べてみたら、

センチコガネ」と。

 

「センチコガネ」?
調べてびっくりしたのが、「糞虫の一種」と書いてある。
先日の「アレチヌスビトハギ」ではないけど、名前が。。。

そこで、「センチコガネ」の由来は?と思って調べると、

「雪隠黄金虫」

雪が隠れる、、、?っと思いながらすぐに気づく。

「せっちん」ってトイレのこと??と。

 

でも、糞虫は人間にとって害虫ではなく益虫。

エジプトでは同種のフンコロガシはスカラベといって太陽神扱いだった。

所変われば何とやら。

また、

コガネムシは金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた

コガネムシといえば、この歌をついつい。
野口雨情作詞、中山晋平作曲だと。 

何はともあれ、そっと廊下に出すと、あっという間に姿が見えなくなった。

金蔵、蔵建てるとかよりも、願うは御法義繁盛かな。

2023年9月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

総代会

9月20日(水)

彼岸の入り。

今年は御内陣修復中につき、秋季彼岸会に代わり、初めての試みとして、彼岸の中日に「おそなえワークショップ」を行うことに。

楽心堂本舗の『お供物らくがんキット』を取り寄せ、これを用いてワークショップ。

その準備として、昨日とりあえず住職、坊守が一つずつ作り、お彼岸に合わせて御本尊前にお供え。

今日は午後から総代会。

先日戻ってきた襖絵等を見ていただく。

そして、落雁のお供えも。

今日の議案は、内陣修復、墓地、石泉文庫虫干し等々。

 

暑い中をありがとうございました。 

 

 

 

2023年9月20日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

荒れ地盗人萩

9月19日(火)

境内に紫色の小さな花が次々と咲き始めた。

萩??

中庭に白い萩は前からあるのだけれど、紫色の萩は境内にはない。

調べてみたら、萩は萩でも〈アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩〉と言う萩だそう。

世の中に“雑草”という草はない。どんな草にだって、ちゃんと名前がついている。

と牧野富太郎氏は仰ったそうだが、〈アレチヌスビトハギ〉と言う名前は。。。

 

このアレチヌスビトハギは、外来種。

知らないうちに実が服とかにくっついている〈ひっつき虫〉とも呼ばれている植物で、恐らく何かにひっついてきたものがここに根を下ろしたのだろうか。

国立環境研究所侵入生物データベース(https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81520.html)によると、この植物にはアレロパシーという影響があるらしい。

アレロパシーとは、他の生物の成長を抑える物質を放出したり、動物や微生物を防いだり、引き寄せたりする効果の総称を言うそうで、周りの動植物に影響を及ぼす植物なので、駆除の対象となっているみたい。

と言うことで、実ができる前に何とか処分してしまわないと。

 

本日、SDGsの目標達成が危機的な状況とニュースで。
また、NHK朝ドラ『らんまん』で神社合祀令。
SDGsの15番目、陸の豊かさを守ろう。
いろいろと考えながら。

 

 

 

2023年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

平和の鐘

9月18日(月)

本日は敬老の日。

敬老会は本堂が内陣修復につき使用できないため、今年も中止。
来年はきれいになった本堂で行われますよう。

今朝の中国新聞朝刊〈洗心〉欄に

「新しい領解文」について。

 

午後1時30分、梵鐘を撞き鳴らす。

東京の国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑において、第43回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要が執り行われた。

その法要前、墓苑において鳴らされる「平和の鐘」に合わせ、浄土真宗本願寺派全寺院に平和の鐘を鳴らしましょうと。

 
 
 
 
 
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世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

2023年9月18日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

内陣修復 襖絵

9月15日(金)

今日の午後、新調する巻障子を現場で合わせてみたいと。
それと一緒に、修復を終えた襖や仏具類が戻ってきた。

2トントラックが境内に入らないので、山門下の駐車場をお借りして、そこから一つ一つ本堂へ。

梱包された襖が外陣に並べられ、

丁寧に外されて、

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はめられた。

 

絵自体は触らず、破れていた箇所を修復し、痛みのひどかった枠を修復して漆を。
そして引き手に金箔が貼られ金ピカに。

親鸞聖人700回忌記念に、松本俊一氏、村尾時之助氏より御寄贈いただいた襖。
ずっと気にかかっていたものの一つがこのたびきれいに。

 

巻障子は、並べてみて様子をうかがい、また持ち帰って次は完成の時に。

経切太鼓も綺麗に彩色がされ、戻ってきた。

その他、御絵伝と七高僧が綺麗に表装し直され。

暑い中をありがとうございました。

2023年9月15日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

電気工事(3)

9月13日(水)

今日も昨日に続いて1日電気工事。

職人さんが2人、本堂の屋根裏、床下、配線のため、残暑厳しい中を上がったり下がったり。

ご苦労さまです。

昭和の大修復まで本堂裏と隣接した保育所があったこともあり、昭和中頃から電気設備の増設 増設であちらこちらにあるため、この際一つに集約していただくことに。

本堂裏にあった古いブレーカー。

これを普段使用する本堂の照明スイッチのすぐ側に移動。

 

 

取り除かれた古いブレーカーのところに跡は残っているものの、すっきりと。

そこにチョークで「時計」と書かれた文字が。

これは、外陣にかかる大きな大きな壁時計用。

昭和49年に仏教婦人会より寄贈いただいた時計。

乾電池式ではなく、電気で動いているので、停電になると止まってしまう。

ただ、この時計の合わせ方がさっぱり分からない。
以前は小さな歯車を隙間から少しずらし、時計の針を手動で動かしたりしていたけれど、これもなかなか大変だった。
そこで、ブレーカーをある時間に落とし、次のその時間になってからブレーカーを上げることで調整。
これも今後何とかなれば良いのだけれど。。。

 

それから今回換えていただくのが、天井の照明機材と扇風機。

扇風機も昭和・平成・令和と動いている昔ながらのNational製。

Panasonicに社名が変わったのがいつ?。。。
創業90年の2008年(平成20年)10月1日に社名変更だそう。

この扇風機は昭和大修復に取り付けられたので、昭和59(1984)年以来39年!

本当に長い間、ご苦労さまでした。

 

木造のお寺にとって、漏電とか、火災が心配。
ただ、大がかりな改修はこうした機会でないのと出来ないので、このたびの皆さまのご協力により、よくなっていくことにただただ感謝。

とりあえず、配線等が整ったので、次は10月に入ってからいよいよ本堂の内陣及び外陣の照明、扇風機の交換作業に。
次回は1~2週間程度かかる予定。

その間、本堂が使用できないのでご不便をおかけします。

2023年9月13日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

電気工事(2)

9月12日(火)

前回、集会所・廊下・山門の照明をLEDに。

今日は屋根裏へ上がって内陣照明のための配線など。

余間の廊下の天井板を外して、天井裏への配線作業。

そして、御内陣にLEDの可動式スポットライトが欄間の上に3灯ずつ設置された。

これまでは欄間の下の角に1灯ずつ。
しかもこれがいつからあるのだろうと思うくらい、昔々のレフランプだからとにかく熱かった。。。

照明が変わるだけでずいぶん雰囲気も変わってくるだろうし、夏場の御内陣、少しくらいは。

 

今朝、境内の水撒きをしていて、菩提樹の葉っぱに何やら姿が。

 
 
 
 
 
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まずは写真を撮り、グーグルで画像検索。

すぐに〈カネタタキ(鉦叩)〉の♀と判明。AIってつくづく。

浄土真宗本願寺派では鉦は叩かないけれど、すぐに空也上人像を思い浮かべる。

口から六体の阿弥陀さまが出て、手には鉦を。

 

境内ではいろんな秋の虫が鳴いているけれど、〈カネタタキ〉という虫を初めて知った。

そして「チッチッチッ・・・」、昼間も聞こえてくるこの声の正体だったとは。

 

何はともあれ、暑い中をご苦労さまでした。

 

2023年9月12日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 9月例会

9月11日(月)

今日は午後から住蓮寺にて呉東組聞名講9月例会。

正信偈のおつとめのあと、御消息の拝読。

そのあと法話があり、御示談。

今日も役員の方が用意された質問の回答より。

この夏、浄徳寺に中学2年生4名が職業体験として訪れたそう。
その現場体験として、総代長さんのお宅にみんなで月忌参りとして一緒にお参りに行き、正座して大きな声で正信偈をおつとめ。
この子たちの家には仏壇もないのに、とても素直に受け入れてくれたと嬉しそうな総代長さん。

そんなことから、

私たちは、自分はお聴聞させてもらっていても、仏法を親しい人に伝道することに躊躇していないでしょうか?
あなたは、どのように伝道していますか?どのようにすればいいと思われますか?

との質問より。

 

今日はいつもよりもたくさんのご回答を。 

職業体験は、地域、また学校によっても対応がさまざま。

寺側も「宗教の話をしてはいけない」と変に壁を作ってしまっているところもあるのかも。

専徳寺では幸い学校と地域が密なので、小学校低学年の町探検、中学年の石泉文庫防火訓練、高学年の石泉文庫虫干しと、いろんなご縁を。

まずは近づき、親しんで。

ようこそのお参りでした。 

 

 

2023年9月11日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku